仕事をしない人の心理と共通する特徴とは?イライラしないための対処法も解説します

あなたの職場で仕事をしない人はいませんか。仕事をしない人は、どの職場にも必ずいるものです。

なぜその人は仕事をしないのでしょうか?そしてそうした人に巻き込まれた時はどうすれば良いのでしょうか?

今回の記事では「仕事をしない人」にスポットを当てて、「仕事をしない人が及ぼす悪影響」「仕事をしない人の特徴」「仕事をしない人への対処法」などを幅広く解説していきます。

Advertisements

 

<<あわせて読みたい>>

できない理由ばかり言う人の5つの特徴とマネジメント法

 

逃げ癖のある人に共通する特徴とは?逃げ癖がある人の心理や6つの克服方法

Advertisements

 

仕事をしない人とは

 

まずは仕事をしない人について簡単に見ていきます。「職場には必ず仕事をしない人がいる」というトピックから確認し、「仕事をしない人」と「仕事ができない人」の違いを眺めていきましょう。

 

職場には必ず仕事をしない人がいる

あなたの職場を想像してみると、おそらく1人は仕事をしない人がいるのではないかと思います。実は組織というものは、一部の人が頑張れば何とか回るような構造になっています。「パレートの法則」や「働きアリの法則」をご存知でしょうか?

パレートの法則はイタリアの経済学者のパレードが発見した法則であり、「全体の数値の大部分は、それを構成する一部の要素が生み出している」というものです。例えば「売上高の80%は、顧客全体のうちの20%が生み出している」というように使います。

Advertisements

働きアリの法則も、パレートの法則と似たようなもので、262の法則とも呼ばれます。要するに2割が真面目に働き、6割が通常のパフォーマンスを発揮し、最後の2割がまったく仕事をしないと言うものです。実は「食料の8割を持ってくるのが、2割の真面目な働きアリ」なのです。

ここで面白いのが、この2割の真面目な働きアリだけを集めてみても、「2割だけが真面目に働き、6割が通常のパフォーマンスを発揮し、最後の2割が全く仕事をしない」という図式は変わらないままなのです。パレートの法則や、働きアリの法則は、組織というものを考える上で役に立つものでしょう。

 

仕事をしない人と仕事ができない人は違う

「仕事をしない人」と「仕事ができない人」は、なんとなく混同されがちですが、実はまったく違うものです。仕事ができない人は、モチベーション以前の問題に、そもそも技術的なものが不足している場合が多いです。それは「まだ技術を習得していないから」という可能性もありますし、そもそもその業務をこなすための資質が不足している場合もあります。もちろん精神的・性格的な問題で仕事ができないという人もおり、その事情は多種多様と言えるでしょう。

Advertisements

対して仕事をしない人は、人間的な問題を抱えている場合が多く、「業務を遂行する能力があるのにもかかわらずそれをしないというケースがよく見られます。詳しくは「仕事をしない人の特徴」でも触れていきますが、協調性がなく自分勝手であったり、マナーをしっかりと守ることができなかったりなど、技術的というよりは「精神的未熟さ」から来るパターンが多いでしょう。

 

<<あわせて読みたい>>

「人を貶めることで、自分の立場をあげる人」の心理と行動を解説【一緒に働くのは、リスクのみ】

 

仕事をしない人が及ぼす悪影響とは

 

それでは次に仕事をしない人が及ぼす悪影響について簡単に見ていきましょう。具体的には

Advertisements
  1. 「周りのモチベーションが低下する」
  2. 「社内の雰囲気が悪くなる」
  3. 「仕事をしない人の分、誰かに仕事のしわ寄せが来る」

の3点です。

 

周りのモチベーションが低下する

まず重大な悪影響として考えられるのが周りのモチベーションが低下するということです。仕事をしない人を見ていて良い気持ちになる人はいません。特に「自分はこんなに仕事をしていてあいつはまったくやっていないのに、あいつと給料同じだなんて…」と考えてしまうと、その社員のモチベーションは地に落ちてしまいます。

このようにモチベーションの低下の連鎖が起きていき、社内全体のパフォーマンスが悪化します。

Advertisements

 

社内の雰囲気が悪くなる

仕事をしない人がいることによって、周りのモチベーションが低下していき、みんながイライラするようになります。仕事をしない人に怒る人もいるでしょう。そのようにして「社内の雰囲気がだんだんと悪くなっていく」というのも、大きな悪影響の1つとして数えられるでしょう。

 

仕事をしない人の分、誰かに仕事のしわ寄せが来る

仕事をしない人がいるとなると、その分の仕事を誰かがこなさなければいけません。そのようにして優秀な社員にしわ寄せが行くことも問題でしょう。実はこれこそが皮肉にも「働きアリの法則」や「パレートの法則」を成り立たせている理由で、優秀な社員が仕事をしない人の分の仕事もこなすことによって、組織がしっかりと回っていくのです。

 

<<あわせて読みたい>>

Advertisements

理不尽な上司や職場のクレームから身を守る5つの対処法!理不尽な人の5つの特徴とは?

 

仕事をしない人の心理

 

それでは仕事をしない人の心理について見ていきましょう。具体的には

  1. 「最低限の仕事量で給料が欲しいと考えている」
  2. 「仕事や会社が好きではないため、会社への貢献の気持ちがない」
  3. 「他の人がやった方が効率が良いと考えている」
  4. 「諦め癖がついている」
  5. 「頑張っても損だと考えている」

 

の5点です。

 

最低限の仕事量で給料が欲しいと考えている

仕事をしない人の心理としてまず多いのか、「最低限の仕事量で給料が欲しい」と考えているということです。こういった人は仕事というものを、あるいは会社というものを「自己表現の場所」や「自己成長の場所」とは捉えておらず、「ただ単に給料もらうための場所」と考えています。

Advertisements

そうなれば、働く目的は「ただ給料をもらうだけ」ということになるので、「最低限の仕事だけをして給料だけをしっかりともらおう」という思考になります。このような思考回路の末、仕事をしなくなり、面倒事には一切関わろうとしなくなります。

 

仕事や会社が好きではないため、会社への貢献の気持ちが一切ない

次によく考えられるのが、「仕事や会社が好きではなく、会社への貢献の気持ちが一切ない」ということです。これは要するにエンゲージメントが低い(会社への愛着、帰属精神)という状態でしょう。

仕事や会社は好きではないため、企業のビジョンに共感することもなく、それを理解しようという意欲もありません。そうなれば当然「自分は何のために働くのか」「どのようにして会社やチームに貢献できるか」ということを考えず、主体性を持って仕事をしなくなるのです。

Advertisements

 

他の人がやった方が効率が良いと考えている

仕事をしない人の心理としてよく言われるのが、他の人がやった方が効率が良いと考えているというものです。これはある意味で他人任せの発想であり、「自分が下手なことをして組織に迷惑をかけるよりも、優秀な人にやってもらった方が組織にとってプラスである」という思考です。

もちろんこれによって優秀な社員にしわ寄せが行き、そうした人材は早々に退職していくので、組織にとってプラスになることはほとんどありません。

 

諦め癖がついている

仕事をしない人は、諦め癖がついてしまっている場合も多いです。仕事をしない人には2種類あり、最初からまったく仕事をしない人と、最初は真面目にやっていたがやがて仕事をしなくなった人がいます。

Advertisements

諦め癖がついているのは後者であり、過去に様々な挫折を経験したあげく、「頑張ってもしょうがない」というマインドが染み付いています。長い時間をかけて形成された性格である分、それを修正するのはとても難しい作業になるでしょう。

 

頑張っても損だと考えている

上の4つと重複するところもありますが、仕事をしない人は、基本的に「頑張っても損だ」と考えている場合が多いです。頑張るメリットとデメリットを計算した上で、「あえて仕事をしない」という選択をとっています。

 

<<あわせて読みたい>>

Advertisements

グーグルの「マネジメント8習慣」とは?日本の中小企業でも真似できる方法を徹底解説!

 

仕事をしない人の特徴

 

それでは本筋のある仕事をしない人の特徴について見ていきましょう。具体的には

  1. 「協調性がなく自分勝手」
  2. 「ネガティブ思考でやる気がなく、向上心がない」
  3. 「周りへの気配りや思いやりがない」
  4. 「自分のミスを認めない」
  5. 「仕事の期日を守らない、返信が遅い」
  6. 「自分で決断ができない、他人任せ」
  7. 「礼儀やマナーを守らない」

 

の7点です。

 

協調性がなく自分勝手

仕事をしない人の特徴としてよく挙げられるのが、協調性がなく自分勝手ということです。自分が仕事をしなければ、もちろん他人にしわ寄せが行くのですが、協調性がない人は他人のことを考えないので、そのまま「仕事をしないという態度」を続行します。

Advertisements

とにかく自分が得をすればそれで良いという性格なので、他人が「自分のしなかった仕事」によって苦しんでいても、それを手伝おうとすることはありません。

 

ネガティブ思考でやる気がなく、向上心がない

仕事をしない人は「ネガティブ思考でやる気がなく、向上心がない」場合が多いです。何をするにしても「失敗したらどうしよう」と考えてしまったり、「自分がするよりもあの人がやった方が効率が良いのではないか」と考えて、仕事をしなくなってしまいます。

また自分の失敗ばかりを気にかけて、「仕事によって自己を成長させる」という視点も欠けています。ネガティブ思考でやる気がなく、向上心がない人には注意しておきましょう。

Advertisements

 

周りへの気配りや思いやりがない

これは「協調性がなく自分勝手」という話にも通じるところではありますが、「周りへの気配りや思いやりがない」のも仕事をしない人の特徴です。周囲への配慮に欠けているので、「自分が仕事をしないことによって何が困るのか」を想像できません。

要するに「自分の振る舞いによって、他人がどのように困るのか」を考えられないわけです。

 

自分のミスを認めない

仕事をしない人によくありがちなのが、自分のミスを認めないところです。大抵そういう人は無駄にプライドが高く、明らかに自分が失敗をした場合でも、それをそうそう認めようとはしません。

Advertisements

「自分のミスを認めない」という性格がさらに煮詰まっていくと、「そもそもミスが発生しそうなものに関わらない」と考えるようになり、やがて重要な仕事を一切やらなくなります。「自分のミスを認めない」人は、明らかに問題があるので、自発的に修正したり外部から指摘をする必要があります。

 

仕事の期日を守らない、返信が遅い

仕事の期日を守らなかったり、メール等の返信が遅い人も、仕事をしない場合が多いです。そもそも仕事の期日を守らないのは言語道断であり、ビジネスマンとして決して許されることではありません。そうした期日を平気で破る人は、そもそも仕事に対する意識が薄く、「やってもやらなくてもどっちでもいいようなこと」だと考えています。

また連絡の返信が遅い人も要注意です。こうした人は大抵「先延ばし癖」を持っており、タスクの着手が遅い人です。

Advertisements

 

自分で決断ができない、他人任せ

仕事をしない人にありがちなのが「自分で決断ができない、他人任せである」という点です。こうした人は、仕事を「与えられるもの」だと考えており、主体的に何かをしようと言う意識に欠けています。そして結局「自分自身で判断する」という作業をサボり、すべて他人に任せるようになるのです。

 

礼儀やマナーを守らない

最後に見ていくのが礼儀やマナーについてです。仕事をしない人はこうした礼節に欠けている部分があり、気づかず人を不快にさせていることが多々あります。これは上記の特徴と緩やかに関連しており、例えば「協調性がない人」は礼儀に欠けていますし、マナー意識が薄い場合が多いです。

 

<<あわせて読みたい>>

Advertisements

「働きたくない人」との付き合い方とは?人の能力は千差万別

 

仕事をしない人への対処法と気持ちの切り替え方

 

それでは最後に仕事をしない人への対処法と気持ちの切り替え方について見ていきましょう。

 

お願いされた仕事を断る

まず有効な対処法としてよく挙げられるのが、仕事をしない人から頼まれた仕事を断ると言うことです。仕事をしない人は自分がやらなくても誰かがやってくれるだろうと言う甘えがあります。

そして自分が誰かに仕事をお願いし、それが断られなければ、「面倒くさくなったらあの人に任せてしまえば良い」と判断します。そうした甘えを断ち切るためにも、まずはお願いされた仕事をしっかりと断り、自分でやらせるようにしましょう。

Advertisements

 

今までとは違う仕事を相手に与える

次に見ていくのは仕事の振り方に関するトピックです。簡単に言うと、今までとは違う仕事を相手に与えてみるということです。仕事をしない人はモチベーションの管理ができず、それを外部に頼っている状態といえます。

もちろんこうしたことはすべて自分ですべきなのですが、まずはためしに与える仕事を変えてみて、相手の反応を見ていきましょう。案外仕事が変わると、やる気を出してタスクに取り掛かってくれる場合もあります。

 

上司に相談して注意してもらう

仕事をしない人は、同僚の前でそう振る舞うだけで、上司にはペコペコしている場合もあります。そこでしっかりと上司に相談して、上司の方から注意をしてもらうというのも有効な対処法になるでしょう。

Advertisements

もちろん上司が仕事をしない人だった場合は、この方法はまったくの無意味になるのですが、もし同僚で仕事をしない人がいれば、上司を介して対処をすることを考えてみましょう。

 

仕事をしない人とは関わらないように距離を取る

さて、次に見ていくのはこれまでとは少し違ったアプローチになります。要するに「仕事をしない人とまったく関わらないようにし、距離を取る」ということです。もちろんこれは仕事をしない人への指導がないので、組織の観点で見れば根本的解決にはならないのですが、個人的な解決にはなります。

仕事をしない人と距離を取ることによって、仕事をお願いされることもなくなり、自分のするべきことに一点集中することができます。

Advertisements

 

無視して自分の仕事に集中する

これは前の「仕事をしない人とは関わらないように距離を取る」と若干重複する内容ではありますが、「仕事をしない人の存在を完全に無視して自分の仕事だけに集中する」のも有効です。

 

仕事をしない人のおかげで自分の評価が上がっていると考えるようにする

次に見ていくのは「仕事をしない人に対する実質的な対処」というよりは、「メンタルの保ち方」になります。どういうことかというと「仕事をしない人のおかげで自分の評価が上がっている」と考えるということです。

まともな人事評価システムがある会社では、仕事をしない人を評価するような事はありません。そうなれば相対的に自分の評価が上がっていることになります。「ここで自分の評価が上がっているのは仕事をしない人のおかげ」と考えることによって、「仕事をしない迷惑な存在」を「むしろ感謝すべき存在」として捉えることができるようになります。

Advertisements

 

相手のことが気にならなくなる位、楽しいことを見つける

次に見ていくのもメンタルの保ち方になりますが、相手のことが全く気にならなくなる位に楽しいことを見つけると言う手法もあります。結局仕事をしない人が気になってしまうのは、自分の生活にも余裕がないからです。

仕事をしない人がいたとしても、まったく気にならなくなるくらい生活に楽しいことがあれば、そういう人を見かけたとしても苦にならなくなります。もちろん生活の軸は仕事ではありますが、趣味を充実させるなど、プライベートで楽しいことをたくさん見つけていきましょう。

 

<<あわせて読みたい>>

Advertisements

仕事における「代案なき反対者」の取り扱い方について。

 

仕事をしない人への対処法を知っておこう

 

人を変えることはとても難しいです。仕事をしない人に対してどんなに誠実に働きかけても、相手の性格はそう簡単には変わりません。仕事をしない人に対して行動することも大事ですが、自分自身のメンタルの保ち方を工夫してみるのもまた重要です。

あなたはしっかりと仕事をしているのですから、仕事をしない人を気にかける必要はありません。自分の仕事が楽しみなことに集中して、仕事をしない人を「むしろ自分の評価を上げてくれるありがたい存在」と捉えられるようになると良いでしょう。

[adrotate group=”15″]

Advertisements

参照
Smartlog「仕事しない人の心理&特徴とは|一緒にいてイライラする時の対処法を解説」
https://smartlog.jp/147093
マイナビウーマン「仕事しない人の心理と特徴は? イライラしないたったひとつの解決策」
https://woman.mynavi.jp/article/200210-15/

[adrotate banner=”36″]

【識学からのお知らせ】

組織のリーダー限定「識学マスタートレーニング」無料体験

2000社以上が受講!即実践できるマネジメント研修