人生の目標がない人へ!目標の見つけ方や目標の具体例を解説

投稿日:2020/12/03

皆さんは「人生の目標」はありますか?具体的な目標が頭に思い浮かぶ人もいれば、これといった目標がない人や、「そもそもどうやって目標を立てればいいのかわからない」という人も多いと思います。

人生において「目標」はとても重要な役割を果たします。人生の目標がない人は、無気力になってしまったり、生きる意味を考えすぎてしまって空回りしてしまいます。今回の記事では「目標が見つからない理由」や「どうすれば目標を見つけられるか」ということについて解説します。

 

人生には目標が必要なのか?

 

まずは「人生には目標が必要なのか」ということについて見ていきます。具体的には「そもそも人生の目標とは何なのか」について確認した後、目標がある人とない人の違いについて見ていきます。

 

そもそも人生の”目標”とは

さて、そもそも「人生の目標」とは何なのでしょうか。人生の目標には、スケールが大きいものから小さいものまで様々なものが考えられます。たとえばスケールの大きい話で言えば、「幸福な家庭を築きたい」というものがあります。たとえ今結婚していない状態でも、「幸せな家庭を作る」ことを目標に、日々を生きている人は多いでしょう。

「仕事で出世をする」と言うのも立派な目標でしょう。仕事は人生の多くを占めるものですし、その中で具体的な目標を見つけ出すことができれば、それに向かって精進することができます。今の会社の中で地位を上げていくのもそうですし、「起業して成功させる」「社会に貢献する」という目標もあるでしょう。

もちろん人生の目標と言うものは、スケールの大きい話だけではなく、趣味やレジャーの中に見出すこともできます。「どうしても仕事の中で目標を見つけられない」という人は多いでしょう。

例えばサッカーが好きな人は、大会を主催して色々な人と交流してみたり、サッカーをテーマにしたYouTubeチャンネルを作ってみても良いでしょう。特にYouTubeは具体的な数字で勝負をする世界なので、色々な目標を立てやすい趣味でもあります。走ることが好きであれば、マラソンに挑戦してみるのも良いですね。

このように人生の目標は、人生全体に関わる目標でも良いですし、日常のささいなことに関する目標でも構いません。

 

目標がないと無気力になる?

少し話は逸れてしまいますが、「人生の目標」がないと人間はどうなってしまうのでしょうか?基本的に人間は、「人生の目標」がないと無気力になってしまいがちです。

たとえばRPGゲームを想定してみてください。RPGは勇者のレベルを上げて魔王(ボス)を倒すゲームですが、「目標がない」というのは「魔王(ボス)の存在がない」のと同じです。魔王がいなければ、我々は何のために勇者のレベルを上げるかもわかりませんし、そもそも冒険をする動機が削がれてしまうことになります。

冒険をしないとどうなるかというと、勇者は最初の村にとどまってしまうことになり、それはつまるところ「無気力症候群に陥ってしまう」ことになります。人生をRPGにたとえることはよくありますが、要するに目標がないと、我々は人生の指針を失ってしまうのです。

 

目標がある人とない人の違い

それではこれまでの話を踏まえて、目標がある人とない人の違いについて見ていきましょう。最初にざっくりした話をすると、両者は「時間の使い方」や「目的意識」が異なっています。

目標がある人は、当然ゴールがはっきりしているので、そこから逆算して目標を達成するための戦略を立てていきます。当然そうなれば、目標がない人と比べて、しっかりとした時間の使い方ができます。

それから目標がはっきりしていると、どのような失敗でも、「自分の目標を達成するための経験」と割り切ることができます。またそのための戦略を立てることによって、中長期的な視点を養うことができ、はっきりとした目的意識を持って物事に取り組むことができます。

 

目標が必要な理由とメリット

 

それでは次に「なぜ目標が必要なのか」ということと、「目標を持つメリット」について見ていきます。それに加えて「目標を持つことは大事ですが、目標に執着しすぎるのはよくない」という点についても触れていきます。

 

目標を持つ必要性

それではまず目標を持つ必要性について見ていきます。まずは何よりも「生き生きとした人生を送れる」という点です。先程のRPGの例でも見てきましたが、我々は魔王(目標)という存在があるからこそ、生き生きとしたゲームライフを送ることができるのです。

それから目標を持つことによって、いろいろな体験をすることができ、人間としての魅力が磨かれていきます。目標を達成するためには、多少のリスクを背負ってでも行動しなければなりません。そこで人間はいろいろな体験をし、自分の糧にしていくことによって、前へ前へと進んでいくのです。

さらには目標をしっかりと持っておくことによって、小さなことに悩まなくなります。先ほど「目標を持つことによって中長期的な視点が養われる」と書きましたが、そうして人生設計をしっかりしていることによって、「自分は何をすべきなのか」について悩まなくなるのです。

 

目標を持つメリット

次に目標を持つメリットについて見ていきます。前の章と若干重複するところもありますが、今までの内容を総まとめする形で、「人生の目標を持つとどんなメリットがあるのか」について具体的に見ていきます。

まずは「時間を有意義に使える」という点です。目標を持つことによって、そこから逆算して人生設計をすることができるので、「自分が今何をすべきか」ということがはっきりしており、時間を有意義に使うことができます。

そして行動力が高まるというメリットもあるでしょう。「行動力」は人生において最も重要な力の1つです。目標を持つことによって、その目標を達成するための行動を自分に課すので、自然と行動力あふれる人間に成長していくことができます。

「達成感が継続的に味わえる」というのも大きなメリットです。目標は一気に達成するものではなく、毎日コツコツと少しずつ進めていくものです。こうした小さな達成感を積み重ねることによって、モチベーションを失わずに日々を生きていくことができます。

目標を立てることによって様々なメリットを享受することができ、「結果的にポジティブになれる」というのも目標設定の魅力です。何事をするにおいても、当事者の精神状態はかなり重要な要素になります。自分に自信が持てるようになれば、自然と前向きな気持ちになり、自分の行動にも良い影響を及ぼします。

 

目標に執着しすぎるのはデメリット

さて、ここまで目標を設定することの重要さを解説していきましたが、しかしながらそれに執着しすぎるのも良くありません。

「人生の目標」と言うのは確かに大きな存在です。しかし人生というのは、日々のささいなことの積み重ねによって作られています。そうした細かいことをないがしろにして、大きなものばかり見ていると、いずれ予想外のことに足をすくわれることになります。

それから人生の目標というものに価値を置き過ぎると、もしそれが達成できなかった(または達成できなさそうな状況に陥った)場合、「自分は価値のない人間だ」と自分を責めてしまうことにつながります。確かに目標設定は大事なのですが、あくまでも目標は目標として、それに執着しすぎないようにしましょう。

 

自分に目標がない理由

 

ここまで「人生の目標の重要さ」について確認していきましたが、「そもそも人生に目標を持ってない」という方も多いでしょう。そこでこの章では「どうして人生に目標がないのか」にスポットを当てて、その理由を解説していきます。

 

人生に目標がなくてもいいと考えている

「そもそも人生に目標がなくてもいい」と考えている人が一定数存在します。そうした人は2つのパターンに大別することができ、「目標がなくてもしっかりと信念を持って行動できる人」と、「人生の目標の重要さがわかっておらず無気力になっている人」です。

前者は特に問題はないのですが、後者は意識を改める必要があるでしょう。「無気力に陥っている」という状態は決して好ましいものではなく、その人の人生にさまざまな悪影響を及ぼしかねません。

 

忙しすぎて人生の目標について考える時間がない

忙しすぎて人生の目標について考える時間がないという人もいるでしょう。忙しい人にとっては、日々のタスクをこなすことで精一杯であり、「人生の目標」というスケールの大きなことを考えているような暇はありません。

当然人生の目標が立てられないと、日々のタスクに忙殺されることになり、中長期的な視点で物事を考えられなくなります。

 

目標の立て方がわからない

目標の立て方がわからないという人もいるでしょう。つまり「目標を立てたい」という意思はあるものの、「そのためにどうすればいいのか」がわかっていない状態です。こうした人は、目標の立て方さえわかればいいので、「無気力症候群に陥っている人」や「忙しくて目標設定できない人」に比べれば、まだ良好な状態と言えるでしょう。

もし「目標の立て方がわからない」という場合は、後の章をしっかりと読むことによって、目標を立てる力を養うことができます。

 

常に受け身である

常に受け身であるという人も、人生の目標を持っていない場合が多いです。受け身の人は、「自分は今何をすべきか」を、外部の動機付けに依存している状態です。つまり外部から「あれをやれ」「これをやれ」と指示されないと、自主的に行動することができないのです。

「目標を設定しそれに向かって努力する」というのは主体的な行動ですから、常に受け身のまま人生を送ってきた人にとっては、若干ハードルが高いものになるでしょう。

 

自分の本来の気持ちに気づいていない

目標を持っていない人の中には、「自分の本来の気持ちに気づいていない」人もたくさんいるでしょう。自分の本来の気持ちが分かっていれば、それに見合った目標を立てて努力していくことができるのですか、何らかの事情で「自覚的になれない」状態になっています。

たとえば常に受け身である人間は「自覚的になる」ハードルが人よりも高いですし、他人に影響されやすい、他人に流されやすい人も同様です。そうした人は細かな意識改善をしていくことによって、自分の本来の気持ちに気づくことができます。

 

常識や固定観念によって視野が狭い

常識や固定観念に支配され、視野が狭くなっている人も、人生の目標を見つけづらいです。常識や固定観念に支配されていると、「〇〇はこうあるべきだ」「〇〇はこうでなければならない」という意識が強くなり、多角的な視点が抜け落ちてしまいます。

人生の目標設定は、人生を様々な角度から眺めた上で「自分はこうなりたい」と考えるのがスタートラインです。考えが凝り固まってしまっている人は、そもそも「人生の目標を立てる」というスタートに立つことができないのです。

 

過去の挫折が原因となっている

目標を持っていないのは、過去の挫折が原因となっているケースもあります。つまり過去の挫折がトラウマになってしまい、新しい挑戦をすることができず、無気力のサイクルに陥ってしまっているのです。

これは精神的なものが関わっているので、なかなか対処は難しい問題ではあります。しっかりと傷が癒えるのを待ち、新しい挑戦ができる環境を整えていく必要があります。

 

現実離れした目標ばかりを立ててしまう

現実離れの目標ばかりを立ててしまう人も、自分本来の目標を持っていない場合が多いです。「目標はあくまでも高く」という言葉がありますが、それは実現可能な範囲の話であって、現実離れした目標を立ててしまっては意味がありません。

こうした人は「根拠のない自信」や「自己を過大評価する」傾向があります。まずは自己分析をしっかりと行い、現実的な目標を設定する視野を養う必要があるでしょう。

 

結果をすぐに求めてしまう

結果をすぐに求めてしまう人も、人生の目標を持っていない場合が多いでしょう。つまり目標を立てることはできるのですが、結果がすぐに出ないので、嫌になってしまい目標を諦めてしまうというケースです。

こうした人はまず小さな達成感を積み上げる事から始めていき、中長期的な視点を養っていく必要があります。目標設定をすることはできるので、後は「自分のモチベーションをどう保っていくか」という問題になります。

 

自分なりの目標を見つける方法

 

ここまで「目標がない理由」について見ていきましたが、それではどうやって目標を見つけていけば良いのでしょうか。ここでは「自分なりの目標を見つける方法」について解説します。

 

小さい頃の夢や夢中になっていたことを思い出す

まずは自分が小さかった頃の夢や、夢中になっていたことを思い出してみましょう。幼い頃に夢中になっていたことは、「自分が本当にやりたいこと」の場合が多いです。

人間は社会的な生き物であり、生活の中でどうしても他人の影響を受けてしまいます。その中で「本当に自分がやりたいことは何なのか」をしっかりと見極めていくことが重要です。

 

自分にとっての理想の状態を考える

自分にとっての理想の状態を考えると言うのも重要なステップでしょう。理想と言うものをしっかり考えることによって、「自分はどうありたいのか」「自分は何がしたいのか」が明確になってきます。

それらの形がはっきりしてくると、そこから逆算して、自分は今何をすべきなのかということが見えてきます。そうなれば今まで無駄にしていた時間を有効活用することができ、自分の理想とする状態に一歩近づくことができます。

 

思いついたことをひたすら紙に書き出す

思いついたことをひたすら紙に書き出すことによって、自分の現在地がはっきりとしてきます。「どうして自分の目標が見つけられないのか?」「以前はどのような目標立てていたか?」「それはなぜ挫折してしまったのか?」など自問自答するように紙に書き出してみましょう。

これはすべて自己分析するために行います。書き出したすべてを客観的に見つめることによって、「自分は今どのような人物なのか」「現在どのような課題があるか」「これからどのように進んでいけばいいのか」と言うことが見えてきます。

 

目標を持って進んでいる人の話を聞く

人間はどうしても他人の影響受けやすい生き物です。「目標持って進んでいる人の話を聞く」というのは、人間の「他人の影響を受けやすい」性質をポジティブに利用します。

例えばあなたは、世の中の成功者の著作などを読んで束の間のやる気に満ち溢れたことはありませんか?あのような自己啓発本を読むのと同じように、目標を持って進んでいる人の話をしっかりと聞き、自分の中にモチベーションを踏み出してみましょう。

 

人よりも得意なことを自覚する

自分の好きなことを自覚すると同じくらい、自分の得意なことを自覚することは重要です。「自分の好きなことではなく自分の得意なことを仕事にした方が良い」という言葉はよく聞きますね。

自分の得意分野を自覚することによって、目標を立てやすくなるということがよくあります。例えば「よく気が利き家事が得意だ」という自覚があれば、その方向性で「幸福な家庭を築く」という目標に突き進むこともできます。

 

自分の良い部分を周りに聞いてみる

これも自己分析の一種ですが、自分の良い部分をしっかりと自覚することも、目標を立てる上でかなり重要な作業になります。ぜひ友人や家族などに、あらたまって、「自分の良い部分はどこなのか」ということを尋ねてみましょう。

「これは自分の得意分野を自覚する」のと同じような話で、自分の良い部分がしっかりとわかっていれば、それに沿った目標を立てることが可能になります。

 

自分が嫌だと思うことを明確にする

幸福論などでよく言われるのが、「自分の好きなことをする」よりも「自分の嫌いなことをしない」方が幸福になれるというトピックです。そもそもいきなり「自分の好きなことを見つける」ということ自体、人によってはかなりハードルの高いものになります。

なので、ややネガティブな話ではありますが、まずは自分が嫌いなものを考えてみましょう。「自分が嫌だと思うこと」をしっかりと考えることによって、自分の価値観が明確になり、その後の目標を立てやすくなります。

 

最新の情報を収集しておく

目標を持てない原因の1つとして、「未来に対してあまり期待ができていない」というものが挙げられます。そのような場合は、ポジティブな目標を立てることが難しい状態ですから、最新の情報や技術に積極的に触れてみるようにしましょう。

世の中には魅力的な先進技術で溢れています。例えばVRなどはゲームにもなっていますし、身近に触れる機会がたくさんあります。こうしてたくさんの情報や技術に触れることによって、未来に対する思考が研ぎ澄まされていき、より解像度の高い目標を立てることができます。

 

映画鑑賞や読書でなりたい人物像を考える

数々の偉人や有名人も、「1つの小説(本)や映画で人生が変わった」という人は多いです。こうした著作物は様々なインスピレーションをあなたに与えてくれます。時間が余っていて何かを考えたいと思っているときは、ぜひ優れた本や映画に触れてみましょう。

こうした著作物には見るものの感情を動かす大きな力があります。よくも悪くも感情が動かされれば、人間の思考は活発化し、自分の人生に新しい方向を見出すことができるかもしれません。

 

目標設定の定義「SMARTの法則」

 

それでは次にSMARTの法則について見ていきましょう。SMARTの法則は、目標達成の実現可能性を高めるための「目標設定メソッド」です。

 

SMARTの法則とは

SMARTの法則を提唱したのはジョージ・T・ドラン氏で、「Management Review」に掲載された論文で使用されたものです。目標達成の実現可能性を上げるために「5つの成功因子」を分析し、それらの頭文字を合わせて「SMART」としました。

 

Specific:明確に、具体的に

Specificは「明確な」「具体的な」という意味があります。私たちは常に様々な目標設定をしていますが、ただ漠然とした目標を立ててしまっては、いざと言う時にどのように行動すればいいかが分かりません。

目標はただ立てればいいというものではありません。明確な目標をしっかりと立て、関係者たちがその認識を共有しあい、ひとつの目標に向かって突き進んでいく必要があるのです。

 

Measurable:測定しやすい、記録しやすい

Measurableには「測定可能」という意味があります。つまり数値化ができていると言う状態です。私たちは目標を立てた時、その目標がより具体的であればあるほど、それを達成するための戦略が立てやすくなります。

例えば売上高や市場占有率、契約本数など、こうした定量目標を意識的に設けることによって、チームの中で意識の共有がしやすくなります。それから適正なチームワークを維持することによって、モチベーションの管理がしっかりとできるようになります。

 

Achievable:達成可能である

目標を立てるときにありがちなのが、達成できそうもないことをゴールに設定してしまうことです。大きな目標を掲げること自体は悪いことではないのですが、あまりにも現実的でない目標を設定してしまうと、様々な悪影響を及ぼすことになります。

例えば非現実的な目標を設定してしまうと、もちろんそれを達成できないので、日々のモチベーションの低下につながってしまいます。モチベーションが維持できなければ、仕事のパフォーマンスも悪化していき、負の連鎖にはまってしまうことになるのです。

 

Realistic:現実的である

目標設定は現実的である必要があります。Achievableの話と繋がる部分もありますが、どれだけ素晴らしい目標を立てたとしても、それがまったく現実的でなければ、たちまち無意味になってしまいます。

ここで重要なのは高い目標を掲げることを頭ごなしに否定しているわけではないということです。そしてそれと同時に、「達成できそうなゆるい目標設定をすること」を肯定しているわけでもありません。自分のパフォーマンスでギリギリ達成できるラインを、「現実的な目標設定」とSMARTの法則では定義しています。

 

Time-bound:達成期限がある

そして最後に「達成期限があるかどうか」という話です。いくら目標がはっきりしており、実現可能なものであったとしても、そこに期限がなければモチベーションを高く維持することができません。目標設定するときには、必ず期限を設定するようにしましょう。

 

目標を立てるときの注意点

 

それでは次に目標を立てるときの注意点について見ていきましょう。具体的には「最初は小さい目標を立てる」「自分の経験や能力が伸ばしやすい目標をつくる」「目的と手段が混同しないようにする」「周りの人たちと自分を比べたり、羨んだりしない」「自分の目標をむやみに人に話さない」

 

最初は小さい目標を立てる

まずは小さい目標を立てて、一つ一つ小さな達成感を味わっていくことが大事です。いきなり大きな目標に挑戦しても、モチベーションの維持が難しく、序盤で挫折してしまうことになるでしょう。まずは小さな目標を立てて達成するという成功体験を重ねていき、それを経た上でさらに大きな目標に挑戦していくと良いでしょう。

これはタスクマネジメントでよく言われる話ですが、タスクの先延ばし癖がある人は、「大きなタスクに取り掛かるよりも、まずは簡単な小さなタスクからこなしていくのが良い」とされています。これは「目標を立てられない人」にも当てはまる話で、まずは小さな目標からスタートしていくことが重要です。

 

自分の経験や能力が伸ばしやすい目標をつくる

次に見ていくのは「自分の経験や能力を伸ばしやすい目標を作る」と言うトピックです。目標を設定する以上、それを達成した時に、いくらかの成長がなければ意味がありません。

「自分がどうなりたいのか」を事前にしっかりと分析しておき、自分の経験や能力がしっかりと伸びるような目標を設定しましょう。

 

目的と手段が混同しないようにする

目的と手段の混同はよくありがちな話です。例えば年収を上げることを目標にしたとします。年収が上がれば、当然自分が使えるお金の量が増えるわけですから、人生の可能性が広がっていくわけです。

しかし目的と手段を混同してしまうと、「年収を上げる」ということだけにこだわるようになってしまい、「年収を上げた結果何をしたいのか」ということを忘れてしまいます。

お金はあくまで手段でしかありません。要するにお金を使って様々なことをするのであって、お金を稼ぐ事にばかりこだわってしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうことになります。

 

周りの人たちと自分を比べたり、羨んだりしない

人間は社会的な生き物ですから、どうしても人と比べてしまうことがあります。しかし周りの人たちと自分を比較したり周囲の人を羨んだりすることは、まったく意味がないとは言いませんが、良い影響を及ぼすことは少ないでしょう。

目標はあくまで自分にとっての目標であり、人生はあくまで自分にとっても人生です。人それぞれに幸福の形があり、そこに優劣はありません。目標を設定する時は、変に他人の影響を受けるようなことはやめましょう。

例えば「あの人は美しいから、あの人みたいに美しくなりたい」と願うことや、「あの人には恋人がいるから自分も恋人が欲しい」というような目標です。これは結局のところ他人に依存した目標であり、仮に達成したとしても当人の幸福につながらないことがあります。「自分がどうありたいか」を考えた上で目標を設定しましょう。

 

自分の目標をむやみに人に話さない

自分の目標をむやみに人に話さないことも大事です。目標と言うのはあくまでも自分だけの目標ですから、それを他人と共有する意味はありません。また他人と目標を共有することによって、「必ずそれを達成しなければ顔が立たない」という変なプレッシャーを自分に課してしまいます。

 

人生の目標の具体例を紹介

 

これまで「人生の目標を立てる意味」や「どういう風に目標を立てるべきか」を解説してきましたが、それでも「話の全貌が見えてこない」という方もいらっしゃると思います。この章では人生の目標の具体例を紹介しつつ、その目標達成するためにどのようなアクションを起こすべきか、ということについて書いていきます。

 

結婚をする、家庭を作る

具体例として筆頭に挙げられるのが、「結婚をする」「家庭を作る」というものです。

当然「結婚をする」「家庭を作る」ためには相手を見つけなければなりません。そこで最もスタンダードなアプローチとして「婚活」というものがあります。婚活のアプリを使って相手を探しても良いですし、もっと本格的にしたい場合は結婚相談所に行くのも良いでしょう。

また同じような趣味を持った人たちで構成されるコミュニティに参加し、そこで結婚相手を探すのも悪くはないでしょう。もちろんコミュニティの人たちは「単純に同じ趣味を持つ者同士で集まりたい」というのが第一だと思うので、婚活目的で来ていることを明言するのは避けましょう。

 

収入アップを目指す

また人生の目標の代表的なものとして収入をアップさせたいと言うことがあります。収入アップを目指す場合は、SMARTの法則でも確認したように、「具体的にどれくらいの収入を得たいのか」をしっかりと数値化しておきましょう。

しかしながら現在勤めている会社で簡単に収入アップをする事は難しいでしょう。日本の会社は一応終身雇用を前提としており、徐々に年収は上がってきますが、いきなり大きく収入がアップすることはあまりありません。

その場合は副業をして稼ぐのがおすすめです。

 

ダイエットをする

ダイエットをするというのは小さな目標ですが、これも人生の目標と言って差し支えないでしょう。これは収入をアップさせるときの話と同じで、ダイエットを目標にする場合は、いつまでに何キロ痩せるのかを明確にしておきましょう。

目標が明確に定まっていないと、そこから逆算して計画を立てることができません。事前に何キロ痩せるかを決めておき、「それを達成するためには1ヵ月あたり何キロ減らせばいいのか」などをしっかりと把握しておきましょう。

 

起業をする

起業する若者も最近増えてきました。現代社会は、1つの会社にとどまらず、様々なチャレンジが推奨されています。この「起業をする」というのも、立派な人生の目標と言えるでしょう。

もちろん起業と言うのは簡単なものではありません、会社を立ち上げるのに必要な書類を準備したり、そもそも十分な資金がなければサービスを始めることができません。

起業を人生の目標とする場合は、学生時代からしっかりと準備をしておく必要があります。経営学部に入って経営をしっかりと学んだり、会社経営の知識を得るためにコンサルティング会社に入社するなど、できることからしっかりと始めておきましょう。

 

スポーツや趣味で結果を出す

スポーツや趣味で結果を出すと言うのも人生の目標と言って良いでしょう。どうしても「人生の目標」と言うと、結婚や仕事などスケールの大きなものを想像してしまいますが、どうしても仕事などに目標見出せない人もいます。そうした人は、スポーツや趣味など、日常的なところに目標を見出してみるのも良いでしょう。

例えばマラソン大会などに出場してみるだけでも、大きな達成感を味わうことができます、

 

目標を達成させるために必要なこと

 

それでは最後に「目標を達成させるために必要なこと」を見ていきましょう。具体的には「目標達成に必要なことを明確にする」「期日を設定する」「無駄な時間をなくす」「同じ目標を持つ人を見つけて共に成長する」の4点です。

 

目標達成に必要なことを明確にする

まずは目標達成に必要なことを明確にしましょう。もちろんそれ以前に目標をはっきりさせておく必要があるのですが、それで終わりにしてはいけません。目標を立てたら、すぐにその目標達成するために何が必要なのかを考えましょう。そしてそれはより具体的な戦略にしましょう。

 

期日を設定する

SMARTの法則のところでも解説しましたが、どんなに素晴らしい目標を立てたとしても、それに期日が設けられていなければ意味がありません。目標を立て、それに必要なことをしっかりと分析したら、期日をしっかりと設定しましょう。

期日を設定することによって、「いつまでにこの目標を達成しなければならないのか」がわかり、戦略を立てやすくなります。これからのプランをより綿密に設定するためにも、期日の明確化は怠らないようにしましょう。

 

無駄な時間をなくす

人間どうしてもだらけてしまうものですが、無駄な時間が積み重なることによって、目標を達成できない場合があります。必ず時間の使い方をしっかりと意識して、なるべく無駄な時間を排除するように努力していきましょう。

そのためには目標達成までの経過をしっかりとメモしておいたり、細かな中間目標などを設定し、目標達成に向けて遅れをとっていないかなどを確認しましょう。万が一遅れをとってしまう場合は、なぜそうなってしまったのかをしっかりと分析し、早期に改善していくようにしましょう。

 

同じ目標を持つ人を見つけて共に成長する

目標に向かって努力すると言うのは、聞こえはいいですが、とても孤独な作業になります。周囲に同じ目標を持つ人がいれば、その人と交友関係を築いていき、共に成長していきましょう。

同じ目標を持つ人と付き合っていると何が良いかと言うと、目標達成に関して様々な相談をすることができたり、有益な情報を共有し合うことができます。例えば副業で収入を上げようとしている場合、同じく副業で稼ごうとしている人との関わりがあったほうが、情報の質も高まり、モチベーションも維持しやすくなります。

 

自分なりの目標を焦らず見つけよう

 

人生の目標があり、目標に向かって努力していくのはとても素晴らしいことです。しかしもちろんすべての人が、すぐに人生の目標を見つけられるわけではありません。みんな右往左往しながら、自分なりの目標を見つけていくものでしょう。

もしも人生の目標を立てることが難しい場合は、無理やりに目標を立てる必要はありません。「自分にとってなぜ目標が必要なのか」ということや、それを立てるときの注意点を理解し、自分なりの目標を焦らず見つけていきましょう。

参照
みんなのキャリア相談室「目標がない人はダメなの?無気力社会人が知りたい”目標の必要性”と”目標の見つけ方”」
https://agent-network.com/column/workstyle161/
テックキャンプ「「人生の目標がない…」目標を見つける12の方法や具体例を解説」
https://tech-camp.in/note/pickup/54462/

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