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【会社が変わる】マネジメントレビューとは?導入方法を徹底解説!

【会社が変わる】マネジメントレビューとは?導入方法を徹底解説!

マネジメントレビューとは、企業のマネジメント体制を振り返り、成果や問題点などを分析して見直す経営管理活動のことです。

売上や評判などに影響を与える、製品・サービスの品質。品質の見直しや改善は、企業にとって重要な課題の1つではないでしょうか。しかし、重要性はわかっていながらどう取り組めばよいかわからない企業も多いもの。そんな悩みに有効なのがマネジメントレビューです。

この記事では、マネジメントレビューの基礎知識、メリット、実施時のポイントなどについて解説します。

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マネジメントレビューとは

マネジメントレビューとは、企業のマネジメント体制を振り返り、成果や問題点などを分析して見直す経営管理活動のことです。製品・サービスの品質管理、情報セキュリティ、環境管理など、幅広い分野が対象となっています。実施頻度は企業により異なりますが、1年に1回以上行うことが一般的です。

主導するのは経営層となっており、実績の振り返りは内部監査、外部監査の結果や顧客からのフィードバックなどをもとに行ないます。もし問題点や懸念点などがあった場合には、改善策の提案、決定を行ない、実際にそれを実行します。なお、その際の基準となるのは、ISO、ISMSといった国際規格です。

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マネジメントレビューのメリット

マネジメントレビューには「品質改善」「経営改善」「コンプライアンス強化」といったメリットがあります。ここではその具体的なメリットについて紹介していきます。

製品・サービスの品質改善

メリットの1つとして製品やサービスの品質改善が挙げられます。顧客の満足度や指摘、現在の品質管理状況などを把握することで、プロセスの見直しや適切な対策を講じることが可能になるからです。また、定期的な見直しを行うことで、一定の品質を保証することもできます。結果として企業の対外的な信頼にも繋がります。

経営状況の改善

経営状況を改善できることもマネジメントレビューのメリットです。経営管理活動であるマネジメントレビューでは、内部監査や外部監査の結果や顧客からのフィードバックを振り返り、分析、見直しを行ないます。この一連の流れが適切なPDCAサイクルに繋がることで、経営上における課題が解決しやすくなります。一定期間ごとに実施すれば、定期的かつ継続的な経営状況の改善が可能です。

コンプライアンスの強化

経営活動の見直しを行うことで、社内ルールや規定、職場環境について改めて意識することが可能となります。そのため、従業員にとって働きやすい環境、不正処理などに対する意識向上など、コンプライアンスの強化にも繋がります。

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マネジメントレビューに関する国際規格

マネジメント体制の適切な見直しができるように、マネジメントレビューには基準となる国際規格があります。ここでは規格として採用されることが多い「ISO9001」「ISO14001」「ISO/IEC27001」について解説していきます。

規格の取得は、直接的に成果や利益を生むものではありませんが、いずれも信頼性の強化に繋がります。今後目指す企業運営にあったものから、取得の検討をしてみましょう。

ISO9001

「ISO9001」は品質マネジメントシステムの国際規格です。一環した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるためのもので、世界170ヵ国以上、100万以上の企業で利用されています。

最も普及しているマネジメントシステム規格として世界中で受け入れられており、その分、国内、国外問わず信頼されています。そのため、海外に向けた商品やサービス展開を行なう企業にとっては、円滑な国際取引をする上で重要といえる規格です。

規格を取得することで、品質に対する管理システムが明確化されるだけでなく、社員の品質に対する意識向上、業務改善による利益向上にも繋がります。

なお、この「ISO9001」は業種や業態に関わらず、取得が可能です。企業の準備体制により異なりますが、取得までの期間はおおむね1年とされています。

ISO14001

「ISO14001」は環境マネジメントシステムの国際規格です。経済的な需要とバランスを取りながら、自然環境を保護したり、環境変化に対応したりするためのものとなっています。また、規格の狙いには下記が挙げられます。

・環境パフォーマンスの向上
・順守義務を満たすこと
・環境目標の達成
(引用:JQA「ISO/IEC 14001(環境)」)

この規格の取得は、地球環境へ配慮した企業活動を行っていることの証明や、社員の環境意識向上などに繋がります。昨今環境への配慮を求める企業も多く、取引によっては取得が必要となるケースもゼロではないため、販路拡大時にも活かせる可能性があります。

なお、「ISO14001」も業種や業態に関わらず、取得が可能です。取得に要する期間は準備体制により異なりますが、約1年とされています。

ISO/IEC27001

「ISO/IEC 27001」は情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格です。情報の機密性・完全性・可用性をマネジメントすることで、情報の有効活用を目指すものです。

この規格の狙いには下記のようなものが挙げられます。

・ISMSの確立・実施・維持・継続的な改善
・情報セキュリティのリスクアセスメントおよびリスク対応
(引用:JQA「ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)」)

昨今サイバー攻撃や不正アクセスなど、ネットワークを介した問題は数多く見受けられます。個人情報や機密情報の漏洩などは企業評価の低下に繋がりかねません。企業にとって情報を守ることは責務であるため、需要が高まっている規格です。

取得することにより、情報リスクを下げるだけでなく、従業員の情報セキュリティに対する意識向上も期待できます。なお、「ISO/IEC 27001」も業種や業態に関わらず取得することができ、その期間は1年ほどです。

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マネジメントレビューのインプットとアウトプット

取得する規格によって流れは異なりますが、基本的にはマネジメントレビューは下記の流れで行います。

1.インプット
2.アウトプット
3.アウトプットに対する計画
4.実際に行動した結果を次回のインプットとして整理

ここでは、この流れにあるインプットとアウトプットについて解説していきます。

マネジメントレビューのインプットとは

マネジメントレビューで改善すべき問題点や懸念点などを知るために行うのがインプットです。規格ごとに定められている項目があるので、その項目に関する情報を集めます。

例えば「ISO9001」では下記のような情報がインプットに必要となります。

・内部、外部の監査結果
・顧客からのフィードバック
・組織活動の実施状況とサービス・製品の整合性
・予防や是正処置の状況
・前回のマネジメントレビュー結果に対するフォロー
・組織変更や関連法令の変更で影響がでる事項

インプットが適切でなければ、その後に続くアウトプットにもズレが生じてしまいます。そのため、定められた項目を必ず把握した上で行ないましょう。

マネジメントレビューのアウトプットとは

アウトプットとはインプットで得た情報にもとづく結論のことで、下記に関する処置を含む必要があります。

・改善の機会
・マネジメントシステムのあらゆる変更の必要性
・資源の必要性

何を改善するのか、どう改善するのかを経営層が指示し、その内容をもとに行動計画を立てる流れとなります。なお、マネジメントレビューの効果を得るためには、アウトプットが企業方針に沿っているか意識することも重要です。

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マネジメントレビュー導入の注意点とポイント

マネジメントレビューを実施するにあたり、ポイントとなるのが「目的の明確化」「チェックリストの活用」です。この2つを意識し、より中身の濃いマネジメントレビューにしましょう。

目的を明確化しよう

あらかじめ目的を明確にしておくことが大切です。効果的なマネジメントレビューには正確なインプット、適切なアウトプットが重要となるためです。

目的に沿わない情報収集や分析、指示では、本来得られるはずだった効果を得ることができません。それだけでなく、定期的に実施を行う中で、ただ形式をなぞるだけの活動となってしまったり、マンネリ化してしまったりする可能性もあります。

マネジメントレビューは時間や労力がかかるものです。目的を共通認識として明確化しておき、「なぜ実施するのか、そのためにはどのようなインプットが必要なのか、それをどうアウトプットするのが適切か」を意識して臨むことがポイントです。

チェックシートを活用しよう

規格ごとの要求事項をもとに、チェックリストを作りましょう。そうすることにより、必要な情報を漏らすことなく正確にインプットしやすくなります。チェックリストの項目例としては、下記のようなものが挙げられます。

・顧客の満足度
・顧客からのクレーム件数
・製品出荷後の不具合発生
・予防処置の件数
・改善活動の状況
・品質の目標達成状況
・競合企業のパフォーマンス
・供給者のパフォーマンス

チェックリストを用いることで、インプットだけでなく、アウトプットもしやすくなります。あらかじめ用意し、どのような情報を集める必要があるのかを共有、把握しておきましょう。

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まとめ マネジメントレビューで品質の向上を図ろう

製品・サービスの品質保証は、競争力の強化に繋がります。そのためには経営者が主導となってインプットやアウトプットを行うことが重要です。

マネジメントレビュー導入の際は注意点を確認し、ポイントを押さえて取り組みましょう。まずは国際規格の取得を目標にして取り組むのも一つの方法です。

適切かつ定期的なマネジメントレビューの実施により、品質向上や品質維持を図りましょう。

参照
BIZHINT「マネジメントレビュー」
https://bizhint.jp/keyword/86209
ISOプロ「知っておきたいマネジメントレビューの重要性と役割」
https://activation-service.jp/iso/column/2018
ASR「ISO9001品質マネジメントシステム」
https://www.armsr.co.jp/iso/iso9001/iso9001-merit.html
ASR 「ISO14001環境マネジメントシステム」
https://www.armsr.co.jp/iso/iso14001/iso14001-flow.html
ASR「ISO/IEC27001情報セキュリティマネジメントシステム」
https://www.armsr.co.jp/iso/iso27001/iso27001-flow.html
JQA「ISO 9001(品質)」
https://www.jqa.jp/service_list/management/service/iso9001/
JQA「ISO 14001(環境)」
https://www.jqa.jp/service_list/management/service/iso14001/
JQA「ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)」
https://www.jqa.jp/service_list/management/service/iso27001/

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