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チェンソーマンから学ぶチームワーク形成と新しい挑戦の具体例

チェンソーマンから学ぶチームワーク形成

アニメ化されたことでも話題になった「チェンソーマン」。

チェンソーマンは、藤本タツキ氏による日本の漫画作品で2019年から現在に至るまで連載され、男女問わず非常に人気です。

幅広い層に人気のチェンソーマンのヒットには、新たなマーケティング戦略考案につながるヒントが隠されていることをご存じでしょうか。

従来のジャンプ作品になかった視点の独自性や作品内におけるチーム戦略は、マーケティングにおける戦略の考案や既存事業の改革にもつながる視点です。

本記事では、チェンソーマンの世界からマーケティング戦略や理想のチーム形成、リスクマネジメントの方法を解説します。

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チェンソーマンとは

チェンソーマンとは、週刊少年ジャンプの作品で累計発行部数が1,600万部を超える大人気漫画です。

本作品は、デンジと呼ばれる主人公が生計を立てるために悪魔と戦うデビルハンターとなり、成長していく姿が描かれています。

デンジがデビルハンターとしての経験を重ねていくなかで、さまざまな出会いや苦難を乗り越えて人として成長していく姿は、社会人生活においても共感できる部分があるのではないでしょうか。

また、チェンソーマンは、グロテスクな描写も多く、従来の少年ジャンプの常識を覆すようなキャラクター設定も、チェンソーマンが大人気になった理由といえます。

また、グロテスクな世界観のなかにも恋愛や家族愛、キャラクター間の思惑など細かい心理描写を多分に取り込むことで、女性から支持を得るきっかけになりました。

今までの常識にとらわれず、自身の長所を活用するチェンソーマンの作風は、ビジネスにおいても、自社や個人の見せ方を見直すヒントになるでしょう。

チェンソーマンのヒットから探るマーケティング戦略

チェンソーマンが大人気漫画になる過程で重要となったマーケティング戦略は「ほかの漫画にはない独自性がある」ことです。

これまで、少年ジャンプの漫画といえば「努力」「友情」「勝利」をモットーにしている作品が大半を占めていました。

しかし、チェンソーマンはこれらの要素以外にも、人間本来の欲望を忠実に描きつつ、主人公をダークヒーローにしたことで、従来の少年ジャンプヒーローのイメージを壊すことに成功しています。

新しいヒーロー像ともなったチェンソーマンは、特に若者たちの間で爆発的に大人気になり、グロテスクな描写を最大限に描いた作風は、唯一無二の漫画です。

従来の枠組みにとらわれない尖った独自性は、競合との差別化に成功したマーケティング戦略の一つといえるでしょう。

関連記事:なぜホットケーキミックスはコロナ禍で品薄になったのか?商機を捉えた「攻め」のマーケティングを徹底解説!

チェンソーマンから学べる理想のチームを作る方法

チェンソーマンの主人公であるデンジは、デビルハンターになった後に公安対魔特異4課(公安)と呼ばれるチームに配属されるところから物語は展開していきます。

ここでは、チェンソーマンの公安を例に、理想のチームを作るために重要なポイントを3つ解説します。

  • 一人ひとりの役割を明確にする
  • チーム全体で目標を共有する
  • 個人を尊重し多様性を重んじる

一人ひとりの役割を明確にする

チェンソーマンの世界では、チームを組んで悪魔と戦います。

チームを指揮するリーダーや率先して戦う戦闘員、戦闘員を補佐するメンバーなど役割は多岐にわたります。

チェンソーマン同様に、一般社会においてもメンバー間での役割を認識させるのは非常に重要です。

役割を認識させるとメンバー個人が自身の業務に対して「最低限この業務はやらないといけない」「この業務は自分にしかできない」など当事者意識を持ちやすくなります。

なお、役割分担を行なう前にメンバーの特性や得意不得意を明確に把握しておくようにしましょう。

日々の業務のなかで進捗状況を確認しメンバー間で助け合うのも重要です。

たとえば、定期的な全体ミーティングや1on1ミーティングなどを実施すると、メンバーが行なっている業務の進捗状況や悩み、得意不得意が明確になります。

メンバー一人ひとりのキャラクターが把握できれば、役割分担がスムーズかつ的確にできるようになるでしょう。

チーム全体で目標を共有する

チェンソーマンの主人公デンジが所属している公安は、悪魔を討伐し平和な世の中を築くのを目標に困難な出来事にも立ち向かっています。

一つの目標を個性的なキャラクターが共通認識として持つことで協力し合い、ときには自身を犠牲にしてでも仲間を助けるという強い結束が生まれています。

企業においてもチーム全体で目標を共有し、目標達成までの課題や方針を明確にするのは、理想のチームを作るために必要です。

「何のためにこの業務をやっているのか」「このチームは最終的に何を目指しているのか」など、業務の本質が不明確なままだとモチベーションや業務効率の低下を招く恐れがあります。

メンバーの目標を一つにまとめ、同じ方向性で業務を進めると一体感が増し、チームワークが高まるでしょう。

また、目標を決める際は、最終的な目標だけでなく中間目標も立てるのが重要です。

中間目標を立てると、業務効率向上のためのフィードバックや進捗確認、目標達成に向けた計画設計が可能です。

関連記事:チームがおかしくなる原因は、大体において「リーダーの当たり前」と「部下の当たり前」が違うから

個人を尊重し多様性を重んじる

チェンソーマンの世界では、さまざま人物が登場し共に協力しながら悪魔を討伐します。

ときには、悪魔とも仲間になり「悪魔だから敵」という固定概念に囚われない柔軟な思考は企業にとっても重要です。

近年では、テレワークが普及し働き方も個人によって大きく変わりました。

また、働き方改革の推進を受けて、仕事自体が各企業でも見直されています。

勤務時間や雇用形態に捉われず、メンバーが働きやすい環境を用意する姿勢が組織に求められているのが現状でしょう。

全ての働き方や雇用形態に対して受け入れる姿勢を見せると、安心感が生まれ、結果としてチーム内での結束が強まり、良好な仕事環境の構築につながります。

関連記事:成果を上げるチームとは?チームワークを向上させる上で必要なリーダーシップについて解説

チェンソーマンから学ぶビジネス上のリスクマネジメント

チェンソーマンの主人公であるデンジは常に命がけで悪魔と戦っています。

リスクを取るうえで、命ほど重いものはそうありませんが、デンジもリスクとリターンを見極め、デビルハンターになるのを決めました。

ビジネスにおいてもリスクマネジメントは非常に重要で、明確に理解していないと予期せぬトラブルを引き起こす可能性もあります。

リスクマネジメントを行なううえで意識すべきポイントは以下の通り3つです。

  • スモールステップでチャレンジする
  • 個人の能力とスキルを正しく把握する
  • 仮設を立てた上で実践する

スモールステップでチャレンジする

主人公であるデンジも最初から強い悪魔と戦ったわけではありません

弱い自分でも倒せる悪魔を倒し、少しずつ成長します。

ビジネスにおいても同様で、計画を立てないまま、いきなりハイリスクハイリターンを狙うのはおすすめしません。

少しずつ小さなステップを踏みながらチャレンジすることで、経験やスキルが身につき、成功への自信が持てます。

たとえば、転職ではなく今の職場で役職を上げたり、違う部署に挑戦したりするなどが挙げられます。

小さな目標を立てて、達成するために何が必要なのか、日常の中でどのような工夫ができるかを考え実践に移す計画性が大切です。

参考記事:変化の激しい現代社会で必須の「リスクマネジメント」実施方法まで解説

個人の能力とスキルを正しく把握する

チェンソーマンでは、さまざまな能力を持ったキャラクターが数多く登場するのも特徴です。

登場するキャラクターは、自身の能力を理解し最大限に発揮しながら悪魔と戦います。

組織においても個人のスキルやレベルを正しく把握するのは、ビジネスを進めるうえで非常に重要です。

成功できるスキルや経験、人脈などがないまま挑戦しても時間とお金を無駄にするだけです。

仮説を立てた上で実践する

デンジたちは事前に計画を立て、シミュレーションを行ない悪魔と戦います。

無策のまま戦ってしまうと全滅の恐れがあり、勝ったとしても得るものが少ないためです。

ビジネスにおいても仮説を立てるのは重要で、新しい仕事や違う分野へのチャレンジ失敗率を大幅に下げられます。

また、仮説を立て自身の予想と異なる結果になった場合は、どこに問題があったか明確にしましょう。

新規事業を立ち上げたいと考えている方や新しい分野での仕事を考えている方は、PDCAサイクルを何度も回しつつ、課題を発見することでチャレンジ成功へとつながります。

関連記事:備えあれば憂いなし! ゼロから学ぶリスクマネジメント

まとめ

チェンソーマンは、個人の役割や能力をしっかりと理解しながら悪魔と戦います。

ビジネスにおいても、チェンソーマンから仕事の取り組み方やリスクマネジメントなどさまざまなものが学べます。

自社の長所を高めつつ、他社にはない独自性を極めることで事業拡大につながります。

また、メンバー間で目標を共有しつつ働きやすい環境を整備することで個々のモチベーションが上がり、全体の売上向上につながるでしょう。

チェンソーマンが実践したマーケティング戦略やチームの作り方などを参考にし、自社に活用してみてはいかがでしょうか。

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