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成果を上げるチームとは?チームワークを向上させる上で必要なリーダーシップについて解説

企業を取り巻く環境が目まぐるしく変わる現代において、より効率的に成果を上げられるチームのあり方が注目されています。

成果を挙げるチームとは、チーム目標の達成に向けてメンバー全員が協力して業務にあたることができる集団です。そのためにはリーダーが適切なリーダーシップを発揮し、チームワークの向上に努めなければなりません。

本記事では成果を上げるチームに見られる特徴や、チームワークを向上させるために必要なリーダーシップについて解説します。

 

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チームにリーダーがいないとどうなる?

リーダーとは、リーダーシップを発揮してチームをけん引する役割を担う人員です。近年ではあえてリーダーを配置しないチーム運営の手法も注目されていますが、その実現は簡単ではありません。

ここではチームにリーダーを配置しないことによる弊害を改めて考えてみましょう。

チームの方向性や目標が定まらない

チームを導くリーダーがいなければ、そのチームは方向性を見失ってしまう可能性が高まります。チームとは価値観の違う人間の集まりであり、仕事に対する考え方も人それぞれです。

それぞれのメンバーが主体的に行動するのは良いことですが、そこに一貫した方向性がなければチーム目標は達成できません。

メンバー同士の連携が図れない

チームのメンバーそれぞれが主体的に行動してしまうと、メンバー同士の業務連携が図れなくなることが考えられます。いくら個人のスキルが高くても、チーム全体を俯瞰してマネジメントするリーダーがいなければ作業効率は向上しにくいです。

またリーダーがいなければ、メンバー間の仲たがいが生じたときにそれを修復することも困難です。

同じチームの仲間であっても、複数の人間が集えば人間関係のトラブルも生じます。主体的にトラブル解決を担う人間がいなければ、チームは自然と崩壊してしまうでしょう。

組織や業務が停滞する

リーダーの不在は、組織やメンバーの成長に支障をきたす恐れがあります。コーチングを担うリーダーがいないのであれば、メンバー個々のスキルアップはそれぞれに任せる他ありません。

それぞれが高い意識を持ってスキルアップに取り組まなければ強いチームを作り上げることは困難です。

また意思決定権の責任者であるリーダーがいなければ、チームが困難に直面した際に業務の停滞を招くリスクがあります。リーダー不在のチームが意思決定を行うためには、メンバー全員の同意が必要です。

もしもメンバー間で意見の相違が生じた場合は、チームの意思決定が遅れ、業務もストップしてしまいます。

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成果を上げるチームの特長

チームの生産性を高めるためには、メンバー全員が同じ目標を共有し、目標達成のために協力し合うことがポイントです。ここでは成果を挙げるチームに共通して見られる特徴を解説します。

チームと個人の目標が明確であり方向性が同じ

チームの目標と個人の目標が同じ方向を向いていることは、チームにとって大きな強みです。メンバーそれぞれがチーム目標の達成が自身の成長につながるというビジョンを持つことができれば、高いモチベーションを保って自身の業務を遂行できます。

チームメンバーと目標を共有するためには、チームが目指すビジョンを具体的に明示することが大切です。チームのビジョンを明示する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • チームとして何を成し遂げるのか
  • 目標達成のためにどのような存在になるのか
  • 具体的に何をするのか

チームとして明確な指針を打ち出すことで、メンバーも主体的に自身のやるべきことが考えられるようになり、仕事の「やらされ感」もなくなります。リーダー自身も常に指針を意識し、自身の判断がぶれないようにしましょう。

お互いのことを理解し補い合える

強いチームであるためには、メンバーそれぞれがお互いのことを理解し、補い合える体質であることが重要です。

そもそも、チームとは個人では困難な業務を複数人で協力して遂行するために結成されます。リーダーを含め、個々のメンバーがお互いに協力し合う関係がチームの理想的な姿です。

近年は個々の主体性を重視する傾向もありますが、メンバーの足並みを揃えなければチームとしての成果は上りません。

リーダーはリーダーシップを発揮して、メンバー間の協力を促しましょう。価値観や感性が異なるメンバーが協力することで、想定以上の成果が生まれる可能性もあります。

意見を言いやすい

役職や立場に関係なく意見を言える風通しの良さは、チーム力を強化する上で欠かせない要素です。自分の意見を自由に発信できないチームでは仕事に対するモチベーションも上がりません。

それぞれが気兼ねなく意見を言える環境であれば、仕事のモチベーションも上がる他、チームとしての新たな発見や改善すべき課題も見えてきます。

風通しの良いチームを作るための効果的な手段は「リーダーがメンバーへ相談すること」です。リーダーが意思決定をする際は積極的にメンバーに相談を持ち掛け、その意見を尊重しましょう。

リーダーから相談を受けたメンバーは「自分が必要とされている」と感じられるようになり、次第に信頼関係が構築されていきます。また、メンバーの意見を尊重することで「自分が意見を言ってもよい」という空気が醸成され、風通しの良いチームを作れます。

適度なコミュニケーションが取れている

ここまで挙げてきた成果を挙げるチームの特徴は、全て普段からチーム内で適度なコミュニケーションが取れていることが前提です。

基本的なコミュニケーションが取れていなければ、リーダーがメンバーへ相談することはもちろん、チームのビジョンを説明したり、お互いが協力するよう指示を出したりすることも困難です。

コミュニケーションと言っても難しく考える必要はありません。「出社したら挨拶をする」「作業進捗を伝え合う」「手伝えることがないか声を掛ける」といった何気ない日々の声掛けが重要です。

リーダーが率先して声掛けを行い、チーム内のコミュニケーション円滑化に努めましょう。

チームワークを向上させるリーダーシップとは?

チームワークとは、チームのメンバーが協力して大きな仕事を成し遂げる力のことです。そして強力なチームワークには、優れたリーダーシップが欠かせません。ここではチームワーク向上のためにリーダーが発揮すべきリーダーシップについて解説します。

メンバーが働きやすい環境を整える

チームワークを向上させるためには、メンバーが働きやすい環境を整えることが大切です。オフィスが常に整理整頓されている、必要なものがすぐに用意できるなど、快適に作業しやすい環境を整えるだけでも仕事に対するモチベーションは高まります。

また、働きやすさは物理的な要因のみで決まるものではありません。チームの雰囲気や人間関係でストレスを感じさせてしまうと、仕事のモチベーションを低下させるばかりか早期離職を招く恐れもあります。

チームの雰囲気づくりや人間関係の構築に率先して取り組むこともリーダーシップのあり方の一つです。

ときには自分が主役となってチームを引っ張り、あるいは人間関係の潤滑油としてコミュニケーションをサポートし、メンバーにストレスを感じさせない環境づくりに徹しましょう。

支配するのではなく尊重する

強固なチームワークを構築するためには、メンバーの意見や行動を尊重するようなリーダーシップが必要です。メンバーの主体性を重視することで、メンバーは指示を待つのではなく能動的に業務にあたるようになり、チームの生産性も向上します。

もちろん、チームをマネジメントするためにはリーダーからメンバーへ指示を出すことも必要です。しかし1から10まで全てを指示してしまうと、メンバーの主体性や個性を潰してしまいます。

リーダーからメンバーに指示を出す際は、仕事の進め方まで支配してしまわないよう、ある程度のゆとりを持たせることを意識しましょう。

コミュニケーションを積極的に行う

チームワークの構築において何よりも重要なことは、チーム内でのコミュニケーションです。メンバー間の意思疎通が不十分であれば、当然ながら作業効率も低下してしまいます。

繰り返しになりますがリーダーが率先して声掛けを行い、他のメンバーも気兼ねなく声を掛け合える環境を構築しましょう。

リーダーがメンバーとコミュニケーションを取る方法はさまざま考えられますが、一つの方法として「期待を寄せる声掛け」があります。声を掛けられたメンバーは程よい緊張感とともに、期待に応えようと仕事に対するモチベーションを高めてくれるでしょう。

なお、単に「期待しているよ」と声を掛けても抽象的であまり効果はありません。「君が担当した〇〇の仕事はすごく良かったよ。次の〇〇の仕事もうまくいきそうだね。」のように、なるべく具体的に伝えることがポイントです。

具体的に言葉にすれば、相手の仕事に関心を持っていることを示せます。

また、期待通りに成果を挙げたメンバーはしっかり褒めるようにしましょう。仕事を褒めることで自信につながり、次の仕事に対するモチベーションが高くなる効果が期待できます。他のチームメンバーの前で褒めればより効果的です。

コーチングでメンバーのスキルの底上げをする

チームワーク向上のためにはチームメンバーそれぞれのスキルアップが欠かせません。メンバーに対するコーチングもリーダーが担う役割です。リーダーが率先してメンバーのスキルアップを促していけば、自ずとチームの作業効率も高まっていきます。

多くの場合、チームメンバーのスキルや経験値は一定ではありません。さまざまな業務をこなせるベテランもいれば、特定の業務しかできない新人もいます。

コーチングによりメンバーのスキルの差を改善できれば、個々の作業効率が上がるだけでなく、チーム内での業務の割り振りに幅を持たせることも可能です。

ベテランメンバーにより高度な業務を担当してもらうなど、チームとして新たな試みにチャレンジできるようにもなるでしょう。

コーチングはリーダーシップの発揮に欠かせない要素の一つです。リーダー自ら手本を見せる他、面談や研修を通じてメンバー個々のスキルアップを図りましょう。

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リーダーシップを発揮してチームワーク向上に努めよう

成果を挙げるチームとは、メンバー全員がチームの目標を理解し、目標達成のためにお互いが協力して業務を進められる集団です。そのためにはチームをけん引するリーダーが適切なリーダーシップを発揮しなければなりません。

働きやすい職場環境の構築、メンバーへの動機づけ、メンバーへのコーチングなどを率先して行い、チームワーク向上に努めましょう。

また株式会社識学ではリーダーシップやチームワークなどチームのマネジメントに関する知識や考え方などの情報を多数発信しています。ぜひ、貴社の経営にお役立てください。

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