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NARUTO「はたけカカシ」から学ぶ「チームワークを重んじる上司」の姿とは?

NARUTOはたけカカシから学ぶチームワーク

忍者というモチーフに王道のバトル展開を組み合わせた大人気漫画「NARUTO(ナルト)」。

2014年に連載が終了したものの、スピンオフ作品などを中心に今なお新作が公開されています。

NARUTOの作中では主に仲間との友情が描かれていましたが、その中でも度々「チームワーク」が重視される場面が多かったことをご存じでしょうか。

特に、今回紹介する「はたけカカシ」というキャラクターは、チームワークを重視することを主人公のナルトたちに教えていました。

今回は、NARUTOに登場するはたけカカシが重要視するチームワークについて解説します。

はたけカカシの考えを、実際のビジネスシーンでチームワークを発揮する場面に当てはめて参考にしてみてはいかがでしょうか。

関連記事:チェンソーマンから学ぶチームワーク形成と新しい挑戦の具体例

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NARUTOの「はたけカカシ」とは?

NARUTOの「はたけカカシ」とは、主人公ナルトをはじめとした見習い忍者たちの先生として登場するキャラクターです。

遅刻癖があり、物腰の柔らかい雰囲気から威厳のない先生と認識されています。

しかし、一度戦線に立てば「コピー忍者のカカシ」という異名のとおり、歴戦の忍者たちが使用した技・術を巧みに使い分ける描写が見られました。

物語の中盤では教え子でもあり部下であるナルトを裏から支えるだけでなく、自身を超える存在になって欲しいという思いをぶつけ、対等な存在として接するようになりました。

はたけカカシはNARUTOの作中において、チームワークについて触れる様子が度々描かれました。

ここからは、はたけカカシがチームワークを重視する理由や成果について紹介します。

なぜはたけカカシはチームワークを重視するのか

はたけカカシがチームワークを重視するようになった背景には、かつての友人である「うちはオビト」の死があります。

もともとカカシとオビトは犬猿の仲で、チームワークなど皆無でした。

二人は、忍者としての考え方も大きく異なります。

任務遂行のためなら犠牲は厭わないというカカシに対し、何よりも仲間を大切にするというのがオビトの考え方です。

あるとき、カカシ・オビトと同じチームである「リン」が敵組織の忍に攫われ、任務遂行かリンの救出いずれかの選択をしなければならない場面に遭遇します。

リンを犠牲に任務を遂行しようとするカカシをオビトは殴りつけ、その後カカシ本人のポリシーともなる言葉を投げかけました。

「忍者の世界でルールや掟を破るやつはクズ扱いされる。けどな、仲間を大切にしないやつはそれ以上のクズだ。」

どうせ同じクズなら掟を破るクズになり、それが誤りとされるなら忍の世界そのものを潰そうとするオビトに感銘を受け、カカシもオビトと共に志を共にするようになります。

その後カカシとオビトはチームワークを重視した戦略を立て、格上の忍を破りリンを救出しました。

しかし、その途中で事故によりオビトが瓦礫に埋もれてしまい、カカシとオビトは望まない別れを選択することに。

時が経ち、英雄として祀られるようになったオビトの意思を注ぐ形で、カカシはチームワークを何より大切にするようになりました。

作中においても、幼いナルトたちが自分勝手な行動をとる姿を見て「忍者をやめろ」と突き放すほど、カカシのチームワークを大切にする思いが強いことがわかります。

はたけカカシの教え子たちが実践したチームワークの成果

はたけカカシはナルトたちのような若い忍者を育成する先生として、チームワークの大切さを教えていました。

以下では、はたけカカシの教えを受けた生徒たちが、チームワークのもとに挙げた成果を紹介しています。

VS:桃地再不斬
  • 格上の忍者相手に対し、それぞれの適性を活かした役割をこなすことで窮地を脱する
  • 危険な場面での戦いをカカシが引き受けている中で、最も重要な任務として与えられた「要人の護衛」の遂行に意識を向ける
VS:角都
  • 戦況・敵の特性に応じた人員配置を行い被害を最小限に抑えながら勝利する
VS:大筒木カグヤ
  • カカシに教わったチームワークとそれぞれが修行で身につけた長所を最大限活かした作戦をその場で立てる

はたけカカシ本人がチームワークを体現した場面

作中において部下たちにチームワークの大切さを伝えてきたはたけカカシは、物語の終盤で自らがチームワークを体現したこともあります。

かつての親友であるうちはオビトが復活し、紆余曲折を経て再びカカシとチームを組んで戦う場面がありました。

カカシ・オビトはかつての戦いと同様にそれぞれの役割を果たしながら、長い年月を経て得たそれぞれの力を発揮できる場面を即座に見分けながら敵と戦います。

自分に「チームワークの大切さ」を教えてくれたオビトと共に、自らの培ってきた行動・考えを実戦で発揮する、カカシ本人の集大成といえる戦いでした。

ビジネスにおけるチームワークとは

はたけカカシが重視するチームワークは、ビジネスにおいても非常に重要な役割を果たします。

ここでは、ビジネスにおけるチームワークの重要性やチームワークを高めることのメリットを紹介します。

関連記事:チームワークを強化するマネジメントは可能?リーダーがやるべきことを解説

チームワークがビジネスで重要な理由

昨今のグローバル化や技術革新によるビジネスモデルの複雑化が、チームワークがビジネスにおいて重視される理由です。

価値観の多様化によりさまざまな人と働く場面が増加し、かつ日々発生する課題も複雑化しています。

このような変化による新しい課題に対応するため、チームを横断するプロジェクト・タスクフォースが発足され始めました。

個人の能力に限界があることを念頭に、さまざまな部門からメンバーを集め、協働で仕事を進めることが重要視されるようになっています。

チームワークを高めることによるメリット

チームワークを高めることで期待できるメリットには、以下が挙げられます。

  • 長所・短所をチームメンバー間で相互補完できる
  • 価値観・発想の違いをメンバー同士でぶつけ合える
  • チーム単位で活動することで柔軟性が生まれ変化に対応しやすくなる
  • 個人では達成できない大きな目標を達成できる
  • 活発な情報共有が行われる

反対にチームワークを軽視することは、目標達成までの期間の長期化や、意思疎通不足によるモチベーション低下が懸念されます。

上記のメリットを参考にしつつ、デメリット回避のためにもチームワークを重視しましょう。

ビジネスにおけるチームワークを築く方法・ポイント

チームワークを築く方法には、以下が挙げられます。

新たなプロジェクトや事業を推進・成功させるうえで覚えておくべき考えでもあるため、ぜひ参考にしてください。

目標・情報の共有
  • チームメンバー全員の能力を集約できる目標設定が必要
  • メンバーそれぞれが所有する情報を積極的に共有することで目標達成のヒントになる
  • 目標と情報共有を意識することにより認識のずれがなくなる
自発性・協調性の尊重
  • チームメンバーそれぞれの個性と長所を活かせるよう自発的に行動・発言できる環境を構築する
メンバーごとに異なる役割分担
  • メンバーそれぞれが実施する内容が重ならないようにする
  • チーム運営における相互補完を実現するうえで重要
  • チーム内での競争を防ぐうえでも効果的
パフォーマンスの平均化
  • チームメンバーの能力を同レベルに揃えておく
  • 突出した能力のメンバーに業務が集中する事態を避ける
  • チーム間でのモチベーションの違いを防止するうえでも効果的
コミュニケーションの活発化
  • 報告・連絡・相談の徹底
  • 他のメンバーの状況を把握し、適宜サポートやフォローができる状態を目指す
  • 誰もがフラットに意見できる心理的安全性の高いチームづくりが大切
リーダーシップ・フォロワーシップを重視
  • メンバーの自主性・個性を活かしたチームにするため強いリーダーシップを持った人材を配置
  • リーダーには状況把握能力も必要
  • メンバーそれぞれが意見を出しつつ、最終的な決定に対して責務を果たすフォロワーシップも重要

関連記事:成果を上げるチームとは?チームワークを向上させる上で必要なリーダーシップについて解説

まとめ

NARUTOに登場するはたけカカシは、部下に対してチームワークの大切さを実感させることはもちろん、自身もチームワークの重要性を体現してきました。

結果、部下たちはさまざまな結果を出し、自身も重大な戦いの勝利に貢献することになります。

はたけカカシが大切にするチームワークは、ビジネスにおける成果を挙げるうえでも重要なものです。

本記事で紹介したチームワークを重視すべき理由やメリット、より高いレベルのチームワークを実現する方法を、自社における優れたチームづくりの参考にしてください。

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