テーマ:組織マネジメント
理論(コンセプト)名称: 熱狂する社員
提唱者: デビッド・シロタ(シロタ・コンサルティング創業者、名誉会長。)、ルイス・A・ミスキンド(組織効率の調査、マネジメント・プラクティスの応用)、マイケル・メルツァー(シロタ・コンサルティング専務取締役兼顧問)
時期:2005年原著「The Enthusiastic Employee」刊行
理論の紹介:
「熱狂する社員」とは、モチベーションが高く、仕事に「熱狂する」社員を指す。熱狂する社員は、会社に没頭し、会社と自分を同一視し、いつでも要求されている以上の仕事をして、仕事を適切な品質で達成する。
著書「熱狂する社員(デビッド・シロタ、ルイス、ルイス・A・ミスキンド、マイケル・メルツァー著)」では、モチベーションには、公平感・達成感・連帯感の3要素があり、仕事に「熱狂する」社員を生み出すためには、施策や組織的枠組みが必要であるとしている。
モチベーションの秘密を解き明かすため、デビッド・シロタ氏らは世界各国、総計250万人もにおよぶビジネスパーソンへの取材を行い、「社員にとって働きがいのある企業こそ、長期的な好業績を実現できる」という信念の裏付けを得た。
人材の流動化がすすみ、仕事に働きがいを求める従業員が増えている。企業の側も、社員に働きがいを与えられなければ、優秀な人材を失うというリスクがある。企業の業績が、社員のモチベーションに、これまで以上に左右される時代になっている。
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関連書籍リンク:
熱狂する社員 企業競争力を決定するモチベーションの3要素