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【MA-EYESとは】使い方や導入の効果、導入事例を紹介!MA-EYESの良い評判・微妙な評判も調査

MA-EYESとは?

プロジェクト型企業が検討したいERP(統合基幹業務システム)のひとつに「MA-EYES」があります。

MA-EYESは、株式会社ビーブレイクシステムズが製造・開発・販売を行うクラウドERPです。

本記事ではMA-EYESを検討している方やくわしく知りたい方に向けて、以下について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

  • MA-EYESとは何か
  • MA-EYESの導入で期待できる効果
  • 導入形式
  • 使い方
  • 良い評判・微妙な評判
  • 導入事例
  • MA-EYESについてよくある質問
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MA-EYESはクラウドERPシステムのひとつ

MA-EYESはクラウドERPシステムであり、プロジェクト管理を中心に企業の業務全般を統合的にサポートするシステムのことです。

MA-EYESは、プロジェクト管理を中心とした業務に必要な機能を数多く実装しており、システムの自由度が極めて高い開発・運用環境を特徴としています。

MA-EYESには、以下のように2つの製品があります。

■プロジェクト型企業向けMA-EYES

  • 受注から入金・支払まで企業に必要な機能を網羅
  • 従来個別に管理されていた業務内容をシームレスに連携し、経営状況の見える化が可能

■広告業界向けMA-EYES

  • 複雑な広告関連業界の業務フローに沿って必要な機能を網羅
  • 広告業界の売上・コストの可視化し、経営基盤を強化が可能に

MA-EYESの導入で期待できる効果

「社内プロジェクトの情報はバラバラに管理されていて情報集めに時間がかかる」「部門ごとに使用しているシステムが違うせいで一事案で重複入力が発生する」社内でこのような問題や課題はありませんか。

MA-EYESは自社に合った自由度の高いシステムで、自社の問題や課題解決をサポートしてくれます。

MA-EYESを導入すると期待できる効果は以下の通りです。

  • プロジェクトの収支・予実の正確な把握 
  • 経営判断に必要な情報のスピーディーな把握
  • 月次決算の早期化
  • 詳細なプロジェクト原価管理
  • 内部統制への対応を強化
  • 業務の効率化
  • 業務システムにかかるコストの低減
  • 将来的な売上、利益の見通しの把握

関連記事:業務の効率化を実現するための方法は?効率化の手法や事例を解説

MA-EYESの導入形式

MA-EYESは以下の3つの形式で導入が可能なクラウドERPです。

  1. SaaS
  2. SaaS+
  3. 一括

本章では、それぞれの形式の特徴や機能を解説します。

1.SaaS

SaaSは、利用人数が少ない企業におすすめの導入形式です。

月額利用型でサーバー整備などは必要ありませんが、基本的にカスタマイズができません。

しかし、初期費用0円、月額4万円からと導入費用を抑えられること、最短利用期間が設けられていないことから気軽に始められる形式となっています。

システム開発業向けSaaS Vverの場合の機能は以下の通りです。

  • プロジェクト管理
  • グループウェア
  • SFA
  • 入金
  • 支払
  • 経理
  • マスタ管理
  • 締め処理
  • システム管理
  • 帳票・分析
  • 作業実績・勤怠
  • 購買・経費
  • 申請・承認一覧

関連記事:【わかりやすく】SaaSとは?PaaSやIaaSとの違いやサービスの実例を紹介

2.SaaS+

SaaS+は一括(オンプレミス)とSaaS(月額利用型)を掛け合わせた形式です。

初期費用と月額費用(保守費用を含む)がかかりますが、一括と比較すると初期費用を抑えられます。

SaaSの形式で自社に合わせて自由にカスタマイズしたいのであればSaaS+がおすすめです。

前述のSaaSの機能に加えて、以下の機能を利用できます。

  • 人材派遣管理
  • 在庫管理

SaaS+はコーポレートライセンスとなっていて、利用人数によらず金額が一定なので月額費用を固定化できます。

3.一括

一括(オンプレミス)は、自社でサーバーを用意してMA-EYESを構築する形式です。

一括での買取となるため、初期費用や毎年の保守費用がかかります。

MA-EYESの一括はサーバーライセンスであり、SaaS+と同様に利用人数によらずに金額は一定です。

一括で利用できる機能はSaaS+と同じで、全機能が利用可能です。

柔軟なカスタマイズが可能なので業務フローなどの変更をする必要がなく、従業員が多い企業におすすめと言えます。

MA-EYESの使い方

前章では、MA-EYESの導入形式を解説しました。

それぞれの形式で利用できる機能はどのような使い方ができるのか、気になった方もいるのではないでしょうか。

本章では主な機能として、以下の4つの機能をくわしく解説します。

  1. プロジェクト管理
  2. 作業実績・勤怠
  3. 購買・経費
  4. 帳票・分析

1.プロジェクト管理

プロジェクト管理はプロジェクト型企業向けの機能です。

プロジェクトの見積から受注、納品、検収、請求までの一連の流れを管理できます。

プロジェクト管理は、以下の機能から構成されています。

  • 見積
  • 見積一覧
  • プロジェクト取込
  • プロジェクト検収
  • プロジェクト完了
  • 請求ステータス一覧 など

プロジェクトの基本情報や契約情報、売上予定や原価予定、アサインメンバーや経費などの情報を一元的に管理し、プロジェクトの進捗や収益を把握できます。

また、プロジェクトに関する各種文書や帳票の出力も可能です。

関連記事:【プロジェクト管理】EVMの計算式を徹底解説!

2.作業実績・勤怠

MA-EYESの作業実績・勤怠機能は、ユーザ単位の作業実績を業務内容別(プロジェクト/タスク)に管理する機能です。

作業実績・勤怠は、以下の機能から構成されています。

  • 作業実績・勤怠入力
  • 日時勤怠承認
  • 就業月報
  • 勤怠状況一覧
  • 勤務予定割当取込 など

作業実績と勤怠情報を同時に入力し、始業時間や終業時間から自動的に当日の総作業時間を算出します。

上記の他にも、勤怠一括取込や36協定状況一覧などの機能もあります。

関連記事:テレワークの勤怠管理とは?在宅勤務の社員をマネジメントする際の注意点を徹底解説!

3.購買・経費

MA-EYESの購買・経費機能は、物品や外注などの購買申請や経費申請、精算、費用計上を行う機能です。

SaaS形式でも利用できます。

購買・経費の主な機能は以下の通りです。

  • 購買申請
  • 購買一覧
  • 経費申請一覧
  • 伝票一覧

購買・経費は、プロジェクトに原価として反映されるため、プロジェクト単位の原価実績の把握が可能となります。

4.帳票・分析

帳票・分析は、部門やプロジェクトごとの売上・利益や損益など、さまざまな分析・経営レポートを出力できる機能です。

レポート結果は、画面や表計算ソフト、テキストファイルなどで選択できます。

主に以下の機能で構成されています。

  • アサイン状況一覧
  • 売上一覧
  • 案件・プロジェクト状況一覧
  • 予算実績対比表 など

帳票・分析は予実管理にも利用できる機能であり、その他にもプロジェクト原価集計表の出力、プロジェクト収益性機能もあります。

MA-EYESの良い評判

MA-EYESの良い評判を以下のサイトを参考に紹介します。

「カスタマイズにより、使いやすさは極めて高い」

「難しい入力もなく万人受けなシステムとして、幅広く使用可能。」

引用:https://it-trend.jp/erp/9959/review/149709

「ワークフローのコメント機能を活用することで、契約書の社内稟議で、指摘とその修正の抜け漏れが減らすことができています。」

引用:https://it-trend.jp/erp/9959/review/7511

「不要工数削減という課題がクリアできた。」

引用:https://boxil.jp/service/4095/reviews/

MA-EYESの微妙な評判

MA-EYESの微妙な評判を、良い評判で参考にしたサイトより2つ紹介します。

「システムへの接続が一定期間ないと途切れてしまい、やりかけの処理を再度やり直さなければならないことがある。」

引用:https://it-trend.jp/erp/9959/review/167195

「GUIのレイアウトがイマイチ」

「スクロールバーを二つ操作しないと勤怠入力ができない」

引用:https://it-trend.jp/erp/9959/review/151386

MA-EYESの導入事例

本章では、MA-EYESを導入した企業の事例として、以下の2社を紹介します。

  1. 株式会社アウトソーシングテクノロジー
  2. 株式会社ドワンゴ

MA-EYESの開発事業を行う株式会社ビーブレイクシステムズのホームページでは、2社以外の企業の導入事例を確認できます。

ぜひ参考にしてみてください。

参考:ERP導入事例|クラウドERPシステム MA-EYES

1.株式会社アウトソーシングテクノロジー

株式会社アウトソーシングテクノロジーは、エンジニア(技術者)派遣・請負によるテクノロジー(技術)支援を行っている人材サービス企業です。

同社にはMA-EYESの導入前に以下のような課題がありました。

  • Excelでのプロジェクト原価管理に限界があり、IT監査に対応するための業務の煩雑さが生産性を低下させている
  • 請負事業やサービスにおける原価の公正価値評価を徹底したい

MA-EYESの導入によって、課題を解決するとともに「請負や派遣事業の業務情報が一元化」したり「データのCIAを確保」できたりとさまざまな効果を得ました。

2.株式会社ドワンゴ

株式会社ドワンゴは、インターネットメディアやエンターテイメント事業を行う企業です。

MA-EYESを選んだ理由としては「開発の自由度」と「スケジュール」を挙げ、MA-EYESでさまざまな配賦パターンに対応するプロジェクト原価管理システムを構築しました。

同社は、MA-EYESの導入で以下のような効果を得ています。

  • プロジェクト原価管理(労務費計算、間接費配賦など)の処理が効率化し、正しい計算が早く行えるようになった
  • (プロジェクト単位での人件費、労務費が見えるようになったことで)残業時間の調整や個人の品質、生産性の向上に関する分析データを抽出できるようになった

MA-EYESのよくある質問

本章では、MA-EYESに関してよくある質問として、以下の2つを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

  1. MA-EYESの価格は?
  2. MA-EYESはスマホも対応ですか

1.MA-EYESの価格は?

価格は、導入形式やライセンス数などによって異なりますが、MA-EYESの価格形態は以下のようになっています。

一括:サーバーライセンスを購入する導入方法

  • 初期導入費用
  • 保守サポート費用(年払)

SaaS:ユーザーライセンスを購入する導入方法

  • 初期導入費用
  • 月額利用料金(保守サポート費用込)

導入を検討している場合は問い合わせや見積りをしてみるとよいでしょう。

100人未満で使用するならSaaS版を、100人以上で使用するなら一括で導入するとよさそうです。

参考:よくある質問(総合)|よくある質問(一括とSaaS)

2.MA-EYESはスマホも対応ですか

MA-EYESは、スマートフォン(iPhone/Android)からの利用が可能です。

外出先から経費を申請したり作業実績・勤怠を入力することで、業務の効率化が図れます。

スマートフォンで利用できる機能は一部となりますが、部下から承認依頼が上がってきた申請内容をいつでも確認することもできるので承認漏れを防げます。

まとめ

本記事では、MA-EYESの使い方や導入の効果、導入事例などを解説しました。

MA-EYESは、自社に合わせてシステムを構築できる自由度の高いクラウドERPです。

さらに、MA-EYESは2023年10月からのインボイス制度にも対応し、DX化や内部統制の強化、働き方改革の推進も可能です。

クラウドERPを検討している方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

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