どのような職種・業界であっても、複数人で仕事を進める場合、マネジメントは必要不可欠なものです。
それは、IT・広告などのクリエイティブ業も例外ではありません。
一方で、やはりクリエイターにはクリエイティブ業務に集中してもらいたいものです。
マネジメント業務は、できる限り省力化する必要があります。
そこで、クリエイティブ業に特化したReforma PSAです。
本記事ではReforma PSAの機能や料金プランを解説していきます。
目次
Reforma PSAとは?
Reforma PSA(レフォルマPSA)は、クリエイティブ業に特化した案件管理システムで、株式会社オロが開発しました。
オロのクラウドERP・ZACで得た知見を元に、よりコンパクトに設計されたのがReforma PSAです。
Reforma PSAの主な7つの機能
Reforma PSAの機能は以下の7つが挙げられます。
- 販売管理
- 購買管理
- 勤怠管理
- 経費管理
- 経営分析・アウトプット
- 共通管理機能
- プロジェクト管理
それぞれ詳しく見ていきましょう。
機能①:販売管理
Reforma PSAでは販売管理機能が搭載されています。
具体的には、以下の業務を実施できます。
- 見積書発行
- 引合案件の確度管理
- 受注管理
- 請求書発行/合計請求書発行
- 売上管理
- 入金管理
- 定額請求案件管理
以上のように、売上関係の書類やデータを管理できます。
特にデータに関しては、後で紹介する経営分析でも役立ちます。
機能②:購買管理
Reforma PSAでは購買管理機能も搭載されています。
具体的な業務は以下の通りです。
- 発注管理
- 発注書・発注請書発行
- 仕入管理
- 支払管理
- 未払・特払管理
- 源泉税管理
- FBデータ出力
クリエイティブワークの中では、自社では担えない業務を外注することが珍しくありません。
購買管理機能は必須だと言えます。
機能③:勤怠管理
Reforma PSAでは勤怠も管理できます。
具体的な業務内容は以下の通りです。
- 工数管理
- 日報登録
- 日報作業内容メール送信
- 出退勤時刻管理
- 休暇申請
- 予定表
以上のように、マネージャー向けの機能が充実しています。
また、日報管理も可能なので、人材評価にも応用可能です。
メンバーが一体どのように仕事を進めているかを確認できます。
関連記事:テレワークの勤怠管理とは?在宅勤務の社員をマネジメントする際の注意点を徹底解説!
機能④:経費管理
Reforma PSAでは経費も管理できます。以下の通りです。
- プロジェクト別経費登録
- 立替経費申請
- 仮払処理
- FBデータ出力
先ほど紹介した販売管理や購買管理と合わせて、Reforma PSAでは経理におけるほとんどの業務をデジタル化できます。
クリエイティブ業務の場合、開発ツールやハードで経費が発生することが多く、その大半はキャッシュレスで決済可能です。
経費管理を完全にデジタル化することができるでしょう。
機能⑤:経営分析・アウトプット
Reforma PSAでは、先ほどの機能で収集したデータを活用した経営分析が可能です。
- グラフツールによる売上・利益分析
- 売上・利益データ集計表
- フォーキャスト分析
- 生産性分析
- 請求/入金データ集計・出力
- 発注/仕入データ集計・出力
- 案件データ一括出力
また、自動でグラフ化してくれるため、資料作成の手間を大幅に省くことができるのも魅力。
入力時でのミスがない限り、データの信頼性が確保されるので、確認の手間も省けます。
関連記事:失敗しない経営戦略の立て方とは
機能⑥:共通管理機能
Reforma PSAには共通管理機能が搭載されています。
- 業務管理アラート機能
- 労務費・共通費配賦計算
- ワークフロー申請・承認
- アクセス権限設定
- 対外向け帳票への社判印影・ロゴ挿入
以上のように、チームでプロジェクトを進めるための機能が揃っています。
また、社外に書類を送付する用の社判・ロゴの挿入機能も搭載されています。
機能⑦:プロジェクト管理
先ほどまで紹介したReforma PSAの機能を組み合わせることで、マネージャーのためのプロジェクト管理ができるようになります。
具体的には以下の通りです。
- プロジェクト別収支管理
- 実行予算入力/申請
- メンバーアサイン・作業時間入力
- プロジェクト別工数予実対比
- プロジェクト別発注・仕入登録
プロジェクトにおけるバックオフィス業務をReforma PSAに集約することができれば、プロジェクト管理もReforma PSAだけで対応可能です。
Reforma PSAを導入するのであれば、データを集約しておくのがいいでしょう。
Reforma PSAの料金とプラン
Reforma PSAは初期費用が0円の月額料金制です。
プランは以下の通りとなっています。
プラン | 販売 | 購買 | 勤怠 | 経費 | セキュリティOP |
料金(月) | 6,000円 | 2,000円 | 300円 | 300円 | 300円 |
ターゲット | 経営者・マネージャー・営業・経理担当者 | 購買担当・経理担当者 | 全社員 | 全社員・経理担当者 | 社外からReforma PSAにアクセスする人 |
機能 | 請求書発行・プロジェクト管理・売上登録など | 購買申請・発注書発行・源泉税管理など | 出退勤記録・工数登録など | 立替経費精算・仮払処理支払など | 社外からの接続・社外接続時の権限設定 |
Reforma PSAは、メンバー全員が同じプランにする必要はありません。
「一般従業員は勤怠で、マネージャーだけ販売」という登録の仕方もできます。
必要に応じたプランで契約することで、可能な限りコストを抑えることができるのです。
Reforma PSAが選ばれる理由3選
Reforma PSAが選ばれる理由は以下の3つです。
- クリエイティブ業に特化しているから
- コスパがいいから
- サポートが充実しているから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由①:クリエイティブ業に特化しているから
Reforma PSAは、IT・Web・広告などのクリエイティブ業に特化したツールです。
そのため、販売管理と工数を連携させることが可能で、プロジェクト収支管理の自動化が実現できます。
これまで、プロジェクトマネージャーはマネジメント業務に集中した方がいいとされてきました。
そこで、Reforma PSAの出番です。
Reforma PSAを活用することで、マネージャーでも最前線で、クリエイティブ業務に取り掛かれるようになります。
結果的にパフォーマンスが向上するでしょう。
理由②:コスパがいいから
Reforma PSAは、クリエイティブ業務にフォーカスした設計にすることで、コスパ向上を実現させています。
また、先ほども紹介した通り、Reforma PSAは状況に合わせてプランを柔軟に設定できるので、中小企業でも高コスパが見込めます。
企業の成長に合わせて後からプランを追加すればいいので、本当に必要最低限の利用が可能なのです。
理由③:サポートが充実しているから
Reforma PSAは、ITツールに慣れてない人のために、サポートも充実させています。
サポート内容は以下の通りです。
- Reformaラーニング
- 導入支援サービス
- 動画マニュアル
驚くべきことに、これらのサポートはいずれも無償です。
また、オンラインだけでなく、対面のサポートも無償(都内のみ)なので、上手く活用すると良いでしょう。
Reforma PSAが解決できる4つの課題
Reforma PSAが解決できる課題は以下の4つです。
- 業務管理における課題
- 案件管理における課題
- 管理会計における課題
- 工数管理における課題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
関連記事:マネジメントの課題とは?見つけ方から解決策まで具体的に解説
業務管理における課題
Reforma PSAは業務管理における課題を解決できます。
具体的には以下のような課題を解決できるでしょう。
- 紙の請求書をデジタル化したい
- データベースを一元化したい
- 請求書を発行し忘れてしまう
先ほど紹介した通り、Reforma PSAでは販売管理・購買管理機能が搭載されているので、お金周りの書類は、全てデジタルで管理できます。
また、アラート機能も搭載されているので、書類の発行忘れを未然に防げるのも魅力です。
案件管理における課題
Reforma PSAは、案件管理における課題を解決できます。
具体的には、以下のようなケースを改善させることができます。
- 案件が終わってから赤字が判明する
- 案件を把握しきれない
- 収支が変動する原因がわからない
Reforma PSAでは、原価や工数を、案件ごとにリアルタイムで把握できるので、最終的な利益を予想しやすくなっています。
また、受注前の段階で予定作業時間を簡単に算出できるので、リソース管理しやすいのも特徴です。
管理会計における課題
Reforma PSAは管理会計における以下のような課題を解決できます。
- 毎月の数字を把握するのにタイムラグが発生する
- 長期的な視点で会計を管理できない
- 案件別の損益分析ができない
このような課題が発生する要因として考えられるのは、レポート作成に手間をかけすぎていることです。
情報はスピードが命なので、可能な限り、リアルタイムで把握できるようにする必要があるでしょう。
そこでReforma PSAの出番です。
Reforma PSAは集計・計算が全て自動化されているため、経営数値をリアルタイムで把握できます。
そのうえ、様々なタイプのレポートをワンクリックで出力できる機能も便利。レポート作成の手間を可能な限りゼロにできます。
工数管理における課題
クリエイティブのマネジメントで最も苦戦するのは工数管理かもしれません。
工数が管理できないと「納期に間に合わない」という状況になってしまいます。
工数管理における課題は以下が挙げられるでしょう。
- 誰がどれほど稼動しているかわからない
- どれだけの時間を投下したのかわからない
- 客観的な人事評価を実施できてない
これらの課題を解決するのがReforma PSAです。
Reforma PSAはクリエイティブ業に最適化されたシステムで工数を管理できます。
Reforma PSAの導入事例
ここでは、以下の企業の導入事例を紹介していきます。
- 株式会社Alice
- クレアテック株式会社
- 株式会社シンカ
それぞれ詳しく解説していきます。
事例①:株式会社Alice
株式会社Aliceは、MV制作やイベント企画を手がけるクリエイティブ企業で、30名以上の従業員を抱えています。
当社は従業員が約10名のところからReforma PSAを導入し、それから2年後に従業員が約3倍に。
企業の成長に合わせることができるReforma PSAならではの使い方です。
なお、主に月次での貸借対照表・損益計算書の作成で、Reforma PSAを活用しているようです。
Reforma PSAではレポートをワンクリックで作成できるので、スピーディーな経営分析が可能になります。
事例②:クレアテック株式会社
クレアテック株式会社は、パンフレットやCMを手がける広告制作会社で、30名以上の従業員を抱えています。
当社では、元々自社開発していたシステムがあったそうですが、使いこなすことができず、データ入力を怠っていたそうです。
そんな中、Reforma PSAを試してみることに。
デザインとコスパの良さに惹かれて、導入を決定したようです。
事例③:株式会社シンカ
株式会社シンカは、組織人事のコンサル会社です。
中小企業を中心に、組織人事全般のコンサルを実施しています。
以前は勤務状況が芳しくなく、終電は当たり前で、プレゼン前日はタクシー帰りが当たり前だったとのこと。
そこでReforma PSAを導入したところ、労働時間は30%削減され、会社の利益も10倍になったそうです。
Reforma PSAは集計データの管理がスピーディーなので、レポートを簡単に作成でき、無駄な業務も削減できます。
まとめ
それでは本記事をまとめていきます。
- Reforma PSAはクリエイティブ業務に特化したITツール
- Reforma PSAは中小企業が扱いやすい料金体系になっている
- データをスムーズに管理できるので余計な業務を削減できる
Reforma PSAは、クリエイティブ業務に特化したツールなので、IT・Web・広告領域の方におすすめです。
初期費用0円の月額料金制なので、気軽に試せます。ぜひ検討してみてください。