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【企業事例7選】社員(従業員)エンゲージメントとは?高めるメリットはあるの?

社員エンゲージメント

現在、トップ企業の多くが「社員エンゲージメント」を高めるための施策を取り入れています。

しかし、社員エンゲージメントとは一体何なのか?社員エンゲージメントを高めることでどのようなメリットがあるのか?

これらを正しく把握している人は多くありません。

本記事では社員エンゲージメントの概要から、それを高めることによるメリットや注意点、実際の企業事例を紹介していきます。

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社員エンゲージメントとは?

社員エンゲージメントとは、「自発的に会社に貢献したい」という社員の意欲のことです。

社員エンゲージメントの高い従業員は、モチベーションや自社への帰属意識が高い傾向があるため、社員エンゲージメントを高めようとする会社が増えています。

社員エンゲージメントと従業員エンゲージメントは同じ

社員エンゲージメントと従業員エンゲージメントは同じ意味です。

ここからは言葉を「従業員エンゲージメント」に統一して解説していきます。

従業員エンゲージメントと従業員満足度の違い

従業員エンゲージメントに似た言葉として、従業員満足度があります。

従業員満足度とは、従業員の居心地の良さのことです。

例えば従業員にとって働きがいがあったり、福利厚生が充実していたり、ワークライフバランスが優れていたりすると、従業員満足度が高いといえるでしょう。

ただし、従業員満足度は業績に直結しません。

従業員満足度はもちろん重要ですが、業績向上を目指すのであれば、従業員エンゲージメントを高めるべきです。

従業員エンゲージメントとモチベーションの違い

従業員エンゲージメントとモチベーションも、なんとなく意味が同じような気がするでしょう。

しかし両者には決定的な違いがあります。

従業員モチベーションは従業員と会社の間にある関係性を指しますが、モチベーションはあくまでも従業員個人のものです。

もちろん、従業員のモチベーションは高い方が望ましいでしょう。

ただし、その方向性が企業と合致しているかは分かりません。

例えば、優良企業に転職するためにモチベーションが高くなっている可能性もあります。

モチベーション管理はもちろん大切ですが、業績向上のためには従業員エンゲージメントを優先するべきでしょう。

関連記事:エンゲージメントとは?意味や上げ方、サーベイの方法など事例も含め解説!

日本企業の従業員エンゲージメントが低い理由

米国の世論調査大手企業のギャラップ社が世界139カ国を対象に行ったアンケート結果によると、日本企業の従業員エンゲージメントは第132位だそうです。

これは紛れもなく世界最低水準だといえるでしょう。

もちろん、各国の文化・習慣の違いが影響している可能性はあります。

ただ少なくとも、改善すべきポイントがあると言えるでしょう。

この結果も、昨今のを従業員エンゲージメント向上に取り組む日本企業の増加に繋がっています。

従業員エンゲージメントの構成3要素

従業員エンゲージメントは以下の3つの要素で構成されています。

  • 理解度
  • 共感度
  • 行動意欲

それぞれ詳しくみていきましょう。

理解度

従業員エンゲージメントにおける理解度は、従業員が会社の方向性をどれだけ理解しているか表したものを指します。

つまり理解度の高い従業員は、会社の方向性をしっかり理解しており、会社を支持している状態だと言えるでしょう。

理解度を高めるためには、明確かつ具体的な経営ビジョンを設定し、それを従業員に対して説明する必要があります。

これにより、従業員と会社の方向性が一致するようになるでしょう。

共感度

従業員エンゲージメントにおける共感度は、従業員が会社に対してどれだけの帰属意識や愛着を抱いているかを表したものを指します。

共感度の高い従業員は、組織にコミットする意欲を常に持っており、組織を最優先に行動する状態です。

また、仲間との結びつきも強まり、コミュニケーションを活性化させるようになります。

行動意欲

従業員エンゲージメントにおける行動意欲は、組織の成功のために、求められる以上のことにどれだけ取り組めるかを表したものを指します。

行動意欲の高い社員は、言われるまでもなく、企業にコミットするようになるでしょう。

行動意欲を持続させるには、適切なフィードバックや、やりがいが重要です。

組織に必要とされているという実感が、行動意欲の持続に繋がります。

関連記事:ワークエンゲージメントとは?従業員満足で業績アップにつなげるには

従業員エンゲージメント低下の原因

ギャラップ社の調査を参照する限り、日本企業の多くは従業員エンゲージメントが低下しているといえます。

従業員エンゲージメントが低下する原因は以下の3つです。

  • 正当な人事評価がなされていない
  • 社員間のコミュニケーションの希薄化
  • 従業員のモチベーションが低い

それぞれ詳しくみていきましょう。

正当な人事評価がなされていない

正当な人事評価がなされていない場合、従業員エンゲージメントが低下する可能性が高まります。

例えば、結果をしっかり出したにもかかわらず人事評価が低かった場合は、間違いなく従業員エンゲージメントが下がるでしょう。

このケースは伝統的な終身雇用制度を適用している企業に多くみられます。

成果主義を適度に取り入れて、業績と人事評価をしっかりと結びつけるべきです。

社員間コミュニケーションの希薄化

社員間コミュニケーションが希薄化すると、組織としての結びつきが弱まり、結果的に従業員エンゲージメントが低下します。

特に経営者や上司が高圧的な態度を取ってしまうと、部下が本音を言えない雰囲気が生まれてしまうでしょう。

風通しの良い雰囲気を作るためにも、経営者や上司の方から雰囲気作りをするなど、工夫するべきです。

従業員のモチベーションが低い

従業員エンゲージメントが低下する要因として、そもそも、従業員一人一人のモチベーションが低いことが挙げられます。

例えば報酬が業務内容と見合っていなかったり、社内環境が劣悪であったりすると、従業員のモチベーションは低下し続けるでしょう。

従業員のモチベーションを高めるためには、業績に応じた報酬の上乗せや、福利厚生の充実など、従業員満足度を高める取り組みが有効です。

関連記事:社員のモチベーションを高めるには? 理論をもとにした具体的な方法を解説

従業員エンゲージメントを高めるメリット

そもそも、従業員エンゲージメントを高めることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、従業員エンゲージメント向上による恩恵を紹介していきます。

離職率の低下

ギャラップ社が行った82,000企業の従業員180万人を対象にした調査によると、エンゲージメントスコアが高い企業では離職率が低い傾向が確認されたようです。

このことから、従業員エンゲージメントの向上は離職率を抑えることに効果的だと言えるでしょう。

離職率が低下することで、長期的な人材育成に取り組めたり、採用に使っていたお金を事業に回したりなど、好循環を生み出せます。

風通しの良い社風形成

従業員エンゲージメントを高めることで、従業員同士の結びつきが強まり、職場の雰囲気が明るくなります。

また、業績の向上という目的を共有しあっている状態になるので、積極的なコミュニケーションも増加するでしょう。風通しの良い社風を形成できます。

関連記事:『風通しの良い職場』とは?よくある勘違いやメリットデメリットを紹介!

顧客満足度の向上

従業員エンゲージメントが高まり、従業員が経営理念を理解できるようになれば、顧客満足度も向上するでしょう。

従業員は業績アップのために、商品やサービスの品質アップに取り組むようになるからです。

また、ネガティブな雰囲気が払拭されることで、顧客対応の質向上にも繋がります。

業績・生産性の回復

米国のコンサル事業会社であるタワーズワトソンの調査によると、従業員エンゲージメントが高い企業と低い企業では、営業利益率に1.5倍の差が生じる可能性があるそうです。

つまり、従業員エンゲージメントが高ければ業績向上に繋がります。

業績が落ち込んでいるようであれば、従業員エンゲージメントの低下を疑ってみるといいでしょう。

優秀な人材の確保

従業員エンゲージメントが高い企業は離職率が低くなります。

これにより、優秀な人材を確保することに繋がるでしょう。

また、優秀な人材は風通しの良い環境を求めます。これらのことから、優秀な人材の離職を抑え、さらに新たな優秀な人材を獲得することに繋がると言えます。

従業員エンゲージメントの高め方

では、どのようにすれば従業員エンゲージメントが向上するのでしょうか。

ここでは従業員エンゲージメントの高め方を紹介していきます。

経営理念やビジョンの浸透化

まず、経営理念やビジョンを従業員に示す必要があります。

そもそも従業員エンゲージメントは、従業員が企業をどれだけ理解し、信頼しているかが重要です。

そのためには企業が従業員に対して、明確なビジョンを示す必要があるでしょう。

ワークライフバランスを推進

ワークライフバランスを推進することで、従業員エンゲージメントを高めることができます。

自分らしい働き方ができる従業員は、企業に対して貢献するようになるからです。

ただ、従業員満足度が高まるだけになる可能性もあるので、結果と報酬を相関づけるなど、適度なストレスも必要でしょう。

関連記事:ワークライフバランスとは?従業員や企業のメリットや注意点、導入事例を徹底解説!

正当な人事評価制度を構築する

正当な人事評価制度を構築することで、従業員エンゲージメントを高めることができます。

ここで取り上げる正当な人事評価制度とは、ただ業績が良いだけの従業員に対して報酬を与えるということではありません。

企業をよく理解し、それを行動に落とし込んでいる従業員も高く評価するべきでしょう。

社員間コミュニケーションの促進

社員間コミュニケーションの促進は従業員エンゲージメント向上に繋がるといえるでしょう。

積極的なコミュニケーションが増えれば、従業員と組織の繋がりが強くなるからです。

社員間コミュニケーションを促進させるためには、上司や経営者からの呼びかけが重要になるでしょう。

積極的に会話を促してみてください。

従業員エンゲージメント測定方法

従業員エンゲージメントを測定する際は、自社で実施する場合とアウトソーシングする場合が考えられます。

自社で実施する場合は必然的に業務が増えるので、余裕がない場合はアウトソーシングしてみると良いでしょう。

パルスサーベイ

従業員エンゲージメントを測定する場合は、パルスサーベイ方式を採用するべきです。

パルスサーベイ方式は簡易的な調査を定期的に実施する方法を指します。

各従業員のエンゲージメントは日々変動するため、定期的にデータを収集する必要があるのです。

従業員エンゲージメントの高い企業事例

ここからは従業員エンゲージメントの高い企業の事例を紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

ユーザベース

経済ニュースを取り扱う「NewsPicks」を手掛けているユーザーベースは、従業員エンゲージメントの高い企業として知られています。

同社は創業してから4年経過した時点で、従業員からマネジメントを批判されるようになっていました。

そこで同社は、価値観を明確にすべきという結論を出し、「7つのルール」と「4つのやらないこと」を明確化したのです。

また、理念や価値観を浸透化させるための「カルチャーチーム」を形成し、その結果、売上高は増収を続けています。

Google

Googleは従業員エンゲージメントを高めるためのオフィス設計が有名です。

例えば、オフィス内には簡易キッチンが複数箇所に設置されており、それぞれで異なる飲食物が用意されています。

そのため、従業員は自分が欲しい飲食物を手に入れるためにオフィス内を移動することになり、結果的に部署間でのコミュニケーションが促されるのです。

また、「グーグリー」と呼ばれる独自のカルチャーが存在しており、それが従業員の軸となっています。

A.T.カーニー

世界的な経営コンサル企業であるA.T.カーニーは、コンサル業界に根付いていた長時間労働から脱却し、柔軟性のある働き方を構築しました。

残業時間を月45時間までに設定したり、システムによる労働時間の把握を導入したりしたのです。

また、ユニットリーダーとの1on1ミーティング、コーホート別のミーティング、先輩社員との相談会など、従業員同士での会話を促す施策を積極的に取り入れています。

リンクアンドモチベーション

経営コンサル企業であるリンクアンドモチベーションは、「エンゲージメント経営」を実践しています。

「従業員エンゲージメント=会社の成長エンジン」という思想の元、様々な施策が取り入れられているのです。

また、その施策を自社サービスである「モチベーションクラウド」に組み込むことで、コンサル事業として活用しています。

従業員エンゲージメント向上のための取り組みを、サービスに転化させているのです。

まとめ:従業員エンゲージメントを高めるために

従業員エンゲージメントは業績とも連動する大切な指標です。

ただし、社員のモチベーションなど、個人に帰属する感情的な問題に組織が取り組んでしまうと、従業員は会社が与えてくれるものと勘違いしてしまう恐れがあります。

従業員は給与を受け取るために働いています。

従業員は会社に利益をもたらすために働き、その対価が給与として与えられています。

これで本来は十分なのです。

しかし、行き過ぎたモチベーション管理が組織が提供しなければならないものを増やしてしまっているのです。

弊社識学では「モチベーションマネジメント」を否定しています。

「なぜ、モチベーションが高いあの会社は離職が多いのか。」

「優しい上司がいるのに、なぜ優秀な社員が抜けたのか」

上記のようなことを一度でも感じたことがある方は、以下の資料をご覧ください。

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