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安全衛生優良企業とは?ホワイトマークのメリットや取得の目的を解説

安全衛生優良企業とは、安全衛生基準を高い水準で維持・改善していることが厚生労働省から認められた企業を指しています。

本記事では、

  • 安全衛生優良企業の詳細
  • 企業が認定を目指す理由
  • 認定を受けるメリット

などを解説していきます。

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安全衛生優良企業とは

安全衛生優良企業とは、労働者の健康や安全を守るための施策を実行し、安全衛生基準を高いレベルで維持・改善している、と厚生労働省の認定を受けている企業のことです。

認定を受けるには

  • 過去3年間に労働安全衛生に関する法律違反がない
  • 労働者のメンタルヘルス、健康保持増進、過重労働防止などの対策を行っている

といったおよそ80以上の認定基準を満たさなければなりません。

認定を受けた企業は「ホワイトマーク」という認定マークを使用できるため、ホワイト企業として企業イメージの向上につながります。

企業が安全衛生優良企業の認定を受ける理由

企業が安全衛生優良企業の認定を目指す理由を解説していきます。

時代の変化

近年は「ブラック企業」という言葉が世間一般に定着しているように、求職者は「就職先がブラック企業か、そうでないか」を入念にチェックしています。

さらに、働き方改革が推進されて長時間労働の是正が強化されるなかで、企業側も変化に対応せざるを得なくなってきています。

関連記事:働き方改革とは?その目的やメリット、関連法案などをわかりやすく解説

ホワイト企業の根拠として

現代は情報の真偽は別として、インターネットで調べるとすぐにその企業がブラック企業かどうかを知る手がかりを見つけることができます。

このような時代においては、求人広告でいくら「ホワイト企業アピール」をしても、信用する根拠に欠けてしまいます。

だからこそ、企業は国のお墨付きともいえる安全衛生優良企業の認定を受けることで、ホワイト企業であることの根拠を求めているのです。

優れた人材や若手人材の確保

日本は世界で最も少子高齢化が進んでいる国のひとつであるため、今後、企業が人材を確保することが難しくなることは目に見えています。

つまり、企業は求職者を選ぶ立場から、求職者に選ばれる立場に変わっていくのです。

こういった状況下で、企業はイメージアップにつながる安全衛生優良企業の認定を受けることで、優秀な人材や若手人材を確保したいという思惑があります。

安全衛生優良企業の認定を受けるメリットとは

安全衛生優良企業の認定を受けるメリットを解説します。

ホワイト企業として認知される

安全衛生優良企業の認定を受けると、

  • 安全衛生優良企業の証拠であるホワイトマークを使用できる
  • 厚生労働省の公式サイトに3年間、認定企業として会社が紹介される
  • ホワイトマーク取得企業としてメディア露出が増える

ため、ホワイト企業として広く認知される可能性が高くなります。

採用力の強化

安全衛生優良企業の認定を受ける最も大きなメリットは、上記の「ホワイト企業として認知される」ことともつながっていますが、採用力の強化が期待できることです。

2016年に経済産業省が行った調査によると、就活生とその親が就職先に求める条件として「従業員の健康や働き方に考慮している」と回答した学生が4割以上となりました。

これは、それまで一般的に企業の魅力とされてきた「知名度の高さ」や「給与水準の高さ」を大きく上回る結果となっています。

つまり、知名度や給与水準が高くてもブラック企業であれば敬遠される一方で、知名度や給与水準が低くてもホワイト企業であれば、求職者からは魅力的な企業として評価される可能性があるということです。

(参考:健康経営の労働市場におけるインパクト調査①丨経済産業省

助成金を利用できる

安全衛生優良企業の認定を受けるに際して、下記のような助成金を利用できます。

  • 職場意識改善助成金
  • キャリアアップ助成金
  • 受動喫煙防止対策助成金
  • 人材開発支援助成金

つまり、助成金を活用して職場環境を整えられるので、これは大きなメリットといえます。

安全衛生優良企業の認定を受けるデメリットとは

一方で、安全衛生優良企業の認定を受けるデメリットも存在します。

それは、認定基準が非常に厳しく、時間と手間がかかってしまう点です。

認定を受けることでさまざまなメリットを期待できますが、それだけ審査がシビアに行われているということでもあります。

安全衛生優良企業の認定を受けるために必要な審査項目とは

認定を受けるためにはまず、下記の2つの審査項目を満たさなければなりません。

項目① 過去3年の企業の状況

  • 労働安全衛生法等の違反が無い
  • 労働災害発生状況等が同業種よりも低い
  • その他優良企業としてふさわしくない事項

項目② 現在の企業の取り組み

  • 安全衛生に取り組む組織体制の整備
  • 企業のトップも含む全社的な取り組み

さらに、下記の項目③を採点し、それぞれ6割以上、全体で8割以上満たすことで安全衛生優良企業として認定されます。

項目③ 企業の積極的な取り組みの評価

  • 安全衛生活動の推進のための取り組み
  • 健康保持増進対策
  • メンタルヘルス対策
  • 過重労働防止対策
  • 受動喫煙防止対策
  • 安全対策

(参考:安全衛生優良企業公表制度について丨厚生労働省労働基準局

安全衛生優良企業になるために必要なこと

安全衛生優良企業になるためには、組織制度の見直しから必要になる会社もあるかもしれません。

組織制度、組織のありかたから自社を見つめ直すことで、パワハラがない組織を作り上げることが可能です。

また、守らなければならないことには、明確なるルールを定めることで、安全衛生優良企業に近づくこともできるでしょう。

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それは感情的なマネジメントをしないから、というのがひとつの理由です。

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