テーマ:リーダーシップ
理論(コンセプト)名称:適応型リーダーシップ
提唱者:ロナルド・A・ハイフェッツ ハーバード・ケネディスクール教授
時期:2009年 著書 「Practice of Adaptive Leadership: Tools and Tactics for Changing Your Organization and the World」刊行
理論の紹介:
技術的課題よりも適応課題への対応を重要としたアダプティブ・リーダーシップ(適応型リーダーシップ)と呼ばれるリーダーシップ理論。
ハーバード大学の卒業生が最も影響を受けたリーダーシップ白熱教室で有名になった理論でもある。『最難関のリーダーシップ』としてまとめられた書籍は、ロナルド・A・ハイフェッツが企業・政府機関・国際機関・NPOのアドバイザーも努めている経験をもとに、ビジネスのみにとどまらない広い知見を含んでいる。
解決が困難である問題の大半が「適応課題」であるにもかかわらず、多くの人々は技術や過去の経験で解決できる「技術的問題」と思い込む事で、問題に適さない解決方法の選択により、問題が残り続けるため、アダプティブ・リーダーシップを発揮し、喪失や恐怖を受け入れて変化に適応していくことを提唱している。
アダプティブ・リーダーシップでは、「観察-解釈-介入」再度「観察…」と繰り返すことを基本プロセスとして、ステージごとのコツを身につけることを推奨している。
[adrotate group=”15″]
関連書籍リンク:
最難関のリーダーシップ――変革をやり遂げる意志とスキル(ロナルド・A・ハイフェッツ著)
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2223
https://www.amazon.co.jp/dp/4862762239/
関連外部記事リンク:
GROBIS知見録:『最難関のリーダーシップ』――ハーバード卒業生が最も影響を受けた授業の本質とは?
https://globis.jp/article/5689