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プロジェクトマネジメントとは何?基本的なフレームワークやポイント、資格を解説

プロジェクトマネジメントとは?成功の秘訣を紹介!

プロジェクトマネジメントは、プロジェクトを成功させる際に重要な取り組みです。

この記事ではプロジェクトマネジメントを成功させるためのプロセス、プロジェクトマネジメントに必要なスキルなどを紹介します。

最後までお読みいただき、プロジェクトを成功に導きましょう。

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プロジェクトマネジメントとは

プロジェクトマネジメントとは、文字通りプロジェクトを管理することです。

プロジェクトには、「成果物の完成」という明確なゴールがあります。

そこから逆算するようにして計画を立て、効率的に業務を進め、プロジェクトを成功に導くのがプロジェクトマネジメントです。

プロジェクトをまとめるという立場のため、リーダーシップが必要であったり、成果物についての知識やクライアントとの調整力も求められる、非常に高度な業務となります。

プロジェクトマネジメントとプロダクト、タスクの違い

プロジェクトマネジメントと似た言葉にプロダクトやタスクがあります。

プロダクトとは市場で提供される商品やサービスです。

プロダクトそれぞれが機能や特性を持ち、消費者ニーズを加味して開発されます。

タスクとは、プロジェクトやプロダクト開発のなかで実行される個別の業務です。

具体的で明確なゴールを持ち、通常は短期間で完了します。

プロジェクトマネジメントのなかに、複数のタスクが含まれていると覚えておくとよいでしょう。

プロジェクトマネジメントが必要な理由

なぜプロジェクトマネジメントが必要なのか?という疑問の答えは、なぜ集団にはリーダーが必要なのか?のいう疑問の答えに似ています。

プロジェクトは単体でやるものではなく、必ず複数の人々が協力して行います。

そこで必要になってくるのは、「プロジェクトをまとめ、的確に指示が出せるリーダー」なのです。

 

プロジェクトマネジメントを実施するメリットとは

プロジェクトは長期にわたるときもあり、個々のタスクを進めているうちに目的を見失う可能性があります。

一方で、プロジェクトマネジメントを実施していると、第一にプロジェクトの目的やゴールが共有・明確化されます。

そのため、ゴールを見失わずに遂行でき、目標達成までにふさわしい手段を選択できる点がメリットです。

プロジェクトマネジメントの実施者と仕事内容

プロジェクトマネジメントにはPMOやPMと呼ばれる実施主体があり、目標達成において重要な役割を果たします。

ここからは、それぞれの概要と役割について解説します。

1.PMO

PMO(Project Management Office)とは、企業や組織内にある個々のプロジェクトを横断的に支援する部門や構造システムです。

主な役割は以下のとおりです。

  • プロジェクト間のリソース管理
  • プロジェクトマネジメントにともなう人材育成
  • プロジェクトマネジメントの支援や進め方の標準化

PMOとして企業内で部門が設立される場合もあれば、外部の専門機関がその役割を担う場合もあります。

2.PM

PM (Project Manager)とは、プロジェクトマネージャーを指し、個別のプロジェクトを統括する責任者です。

主な業務内容は以下のとおりです。

  • 予算・リスク管理
  • チームメンバーの指揮・統制
  • プロジェクト計画の策定・スケジュール管理
  • 顧客やステークホルダーとのコミュニケーション

PMはリーダーシップを発揮し、設定した期限とリソースのなかでプロジェクトの目標達成に向けてチームを導きます。

プロジェクトマネジメントを実施する際の注意点

プロジェクトマネジメントを実施する際には、進行途中で発生するであろうリスクやエラーをあらかじめ想定しておくことが大切です。

なぜなら、ひとつのエラーに対して発見が遅れてしまうとそれが膨らみ、時間をロスしてしまったり損失が膨らんでしまったりする可能性があるからです。

例えば、タスクのボリュームが膨らむ工程ではリソース不足により、計画よりも作業が遅延してしまうかもしれません。

そのような際には、一時的に外注するといった対策を検討しておくことが重要です。

できるだけ早期の段階でリスクやエラーを知るために、日頃からメンバーと定期的にコミュニケーションを図ったり、報告の仕組みを作成したりして対処しましょう。

プロジェクトマネジメントが失敗してしまう原因とは

プロジェクトマネジメントが失敗してしまう原因は多岐にわたります。

多いのは、プロジェクトの目標がわかりづらかったり、メンバーの間で情報が適切に伝達されていなかったりするケースです。

これにより、方向性を見失い、効率的な進行ができなくなってしまいます。

その他にも、リスク対策の失敗があります。

例えばプロジェクトが進むと、進捗にともなって当初は想定できていなかった新しいリスクが生じる可能性があるでしょう。

その際にコミュニケーション不足や危機管理能力の低さにより発見が遅れてしまうと、期限内の目標達成が危ぶまれます。

それだけでなく、従業員の仕事量が増えてしまい、精神的な負担がかかってしまうでしょう。

また、現在は市場の変化が著しい時代に突入しているため、顧客の要求が変更されるケースは珍しくありません。

変化に柔軟に対応できるようなスピード感のある組織では問題になりませんが、組織内でコミュニケーション不足がある場合、変更が瞬時に伝達されず、混乱をきたしてしまうときもあるでしょう。

プロジェクトマネジメントを成功に導く5つのプロセス

この章ではPMBOKについて説明していきます。

PMBOKとは(Project Management Body of Knowledge)の略で、プロジェクトマネジメントに関するノウハウをまとめたもので、アメリカの非営利団体であるPMIが策定したものとして知られています。

プロジェクトマネジメントのスタンダードともいうべきもので、このPMBOKを前提に、さまざまな書籍や概念が作られています。

PMBOKは、成果物の納品やQCD管理(品質、原価、納期)を最終目標として、そのプロセスの重要性を強調しています。

この章ではPMBOKにおける、QCD管理のためのプロセスについて見ていきます。

立ち上げプロセス

まず初めのプロセスは「立ち上げ」です。

プロジェクトを開始するためには、まずその認可を得なければなりません。

当然の話ではありますが、好きなように好きなプロジェクトを始めることはできないのです。

まずはプロジェクトに必要な情報を洗い出します。

具体的には、

①プロジェクトの目的を設定

②目標、予算、成果を定義

③プロジェクト憲章の作成

④ステークホルダー(利害関係者)の特定

になります。

ここでどれだけしっかりした準備をできるかで、プロジェクトと難度や負担がまったく変わってきます。

「立ち上げ」から既にプロジェクトが始まっている、ということをプロジェクトマネージャーは忘れてはなりません。

計画プロセス

プロジェクトの立ち上げが終わったら、次は「計画」のプロセスに移行します。

主にやることは「作業計画の立案」になります。

次には「実行プロセス」へ進んでいくことになるので、この時点で、プロジェクトにまつわる基本事項は網羅して把握しておく必要があります。

ちなみに計画プロセスの中にも20もの細かいプロセスが規定されていますが、今回の記事ではその一つ一つに触れることはしません。

実行プロセス

計画プロセスの後はついに「実行」プロセスに移行します。

ここでは計画にもとづいたリソースを用いて、実際にプロジェクトを進めていくことになります。

しかし実行の結果によっては、プロジェクトのベースラインを再設定する必要が出てきます。

監視・コントロールプロセス

実行中のプロジェクトがしっかり遂行できているかどうかを「監視・コントロール」するプロセスになります。

プロジェクトは計画にもとづいて行われるものですから、それとどのような差が生じているかを確認し、状況を見つつ是正をします。

あくまで「計画通り」に実行することが、プロジェクトの基本です。

実行しっぱなしにするのは言語道断、必ずそのコントロールを徹底します。

終結プロセス

「立ち上げ」「計画」「実行」「監視・コントロール」と続いて、ようやくプロジェクトが終わる段階が来ます。

この時にやってくるのが「集結プロセス」です。

これら所定のプロセスがしっかりと終了したことを確認し、プロジェクトを正式に終了させる段階です。

ここで重要になってくるのは、プロジェクト上で生じた情報や是正策などをしっかりと保管することです。

プロジェクトは決して一期一会のものではなく、プロジェクトの経験が他に活きてくるという場面はあります。

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プロジェクトマネジメントに必要なスキル

この章ではプロジェクトマネジメントに必要なスキルを見ていきます。

本記事では、技術的なものよりも人格的な部分にフォーカスしてみましょう。

個人ではなく全体を見渡すスキル

まずプロジェクトマネジメントにおいて必要なのは、この「個」ではなく「全体」を見渡す広い視点です。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体をまとめて、それを遂行するという任務があります。

そうしたプロジェクトのリーダー的存在が細かい事象に気を取られていては、プロジェクトが効率的に進んでいきません。

常に多角的かつ大局的にものを見ることができるスキルこそが、プロジェクトマネジメントに求められるものの筆頭です。

一つのことにこだわりを見せる職人気質より、全員に気を配りグループを引っ張っていくリーダー気質の人に向いていると言えます。

先を予測するスキル

「先を予測するスキル」もプロジェクトマネジメントに必須のスキルです。

プロジェクトマネージャーはメンバーをまとめる必要がありますが、そのメンバーも人間なので、どこかでつまづく可能性があります。

そうしたポイントを事前に予測して先回りしておくことによって、プロジェクトの詰まりを防ぐことができます。

そうした立ち回りは、プロジェクトに関する知識をしっかりと持っており、メンバーを深く理解してこそできるものです。

「未来にどのような課題が想定されるか」を見抜く力は、プロジェクトマネジメントにおいて欠かすことはできないでしょう。

コミュニケーションスキル

もはやコミュニケーションスキルが必要ない仕事の方が珍しいかもしれませんが、多くのステークホルダー(利害関係者)との折衝力もまた必須です。

プロジェクトマネージャーが接する人は実に幅広く、それぞれと良い関係を築いていかなければなりません。

「コミュニケーション能力がなければプロジェクトをまとめられない」と言っても過言ではなく、こうした調整スキルはすべてのプロジェクトに求められます。

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QCDを管理するスキル

QCDとは、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字をとった言葉です。

プロジェクトの目的は、設定された納期までに、適切なコストで求められる品質の成果物を作成することであり、QCDをバランスよく管理するスキルが欠かせません。

利益を上げることを前提とし、適切にマネジメントして3つの要素を守ることで、企業の成長が見込まれるでしょう。

 

プロジェクトマネジメントの代表的な10の手法

次に見ていくのは、プロジェクトマネジメントの手法についてです。

ITに限らずさまざまな分野で使われている有用なものをセレクトしました。

専門的な用語もあるので、一つを深く掘り下げるのではなく、広く浅く多くのワードを扱っていきます。

カレンダー

カレンダーは皆さんも使っているので分かりやすいでしょう。

もっとも導入しやすいスケジュール管理手法です。

特にひねった使い方はせず、プロジェクトのスケジュールをカレンダーに表記し、それに則って作業を進めていきます。

カレンダーはなるべく見やすくする努力が重要です。

納期までの期間を逆算できるようなデザインが理想でしょう。

我々も「人生というプロジェクト」のプロジェクトマネージャーであり、そのタイムスケジュールを確認するためにカレンダーを使います。

それと大きく変わるような点はなく、とにかく「プロジェクトの進行」がわかりやすく記載されているかどうかが重要です。

ガントチャート

ガントチャートという耳慣れないワードですが、要するにプロジェクトの進捗状況を見やすくした表のことです。

例えばエクセルなどで、縦軸に作業(仕様、システム設計、デザイン、フロントエンド開発、バックエンド開発、サーバ構築、テスト)、横軸に日付をとります。

そして「それぞれのタスクにどれくらいの時間をかけたか」ということを、そのガントチャートに記載していき、進捗管理画面を「見える化」します。

ガントチャートの魅力は何と言っても作業ごとに進捗を管理できることです。

作業別に担当者や開始日、終了日などを入力することもできます。

これはITだけでなく、さまざまな業種のプロジェクト管理にも用いられている手法です。

WBS

WBS(Work Breakdown Structure)は作業分解構成図のことで、プロジェクトにおける作業を洗い出すのに便利な手法です。

例えばサンドイッチを作るというプロジェクトを想定してみましょう。

サンドイッチを作るという最終目的を達成するために、「材料を準備する」「食材の下ごしらえをする」「調理をする」という作業が必要になってきます。

また「材料を準備する」というタスクも、「材料を購入する」「家のものを使用する」というタスクに分けることができます。

さらには「材料を購入する」というタスクも、「どのような材料を購入するのか」という多数のタスクに分解できます。

このように、最終目的に必要なタスクを無数に分解していくことによって、プロジェクトにおける作業を洗い出せるのがWBSです。

PERT図

次はPERT図という手法です。

PERTは(Program Evaluation and Review Technique)の頭文字を取ったもので、プロジェクトの工程にかかる日数を「見える化」したものになります。

矢印を使うため、アローダイアグラムと呼ばれる場合もあります。

PERT図の優れたところは、フローがわかりやすくなるため、各タスクの相互関係や問題点などを明確化できる点です。

プロジェクト全体を俯瞰しつつ、各工程の流れの図を見ることができるので、覚えておいて損はないでしょう。

特別な技能も必要なく、プロジェクトの工程をPERT図の基本形に落とし込むだけなので、手軽に運用できる手法でもあります。

マインドマップ

次に紹介するのが、イギリスの教育コンサルタントであるトニー・ブザンが提唱する「マインドマップ」です。

マインドマップという言葉自体はよく聞くという方も多いのではないでしょうか。

ITに限らずさまざまな業種で人気のプロジェクトマネジメントツールです。

マインドマップは頭の中の思考を連想的に展開していくものです。

「分析」の色合いが強く、プロジェクトを細分化することができるため、課題を洗い出す時などに有用です。

タイムライン

タイムラインはプロジェクトタイムラインとも呼ばれ、線に沿ってタスクを時間通りに表示していくものです。

日本史や世界史の教科書などで、「一本の矢印が時間の流れを表し、その線上に色々な出来事が書いてある」というものに見覚えがあるでしょう。

これがまさにタイムラインの分かりやすい例です。時間の経過とともにタスクを管理するのに優れた手法と言えます。

進捗管理

次は「進捗管理」についてです。「進捗管理」では作業ごとの進行状況がわかり、メンバーの業績も視覚化することができます。

タスクの進行状況と責任の所在の明確化に重きを置いており、それぞれの作業の進行状況をパーセンテージで表すため、目標までの距離が分かりやすいのが特徴です。。

CCPM

CCPMは(Critical Chain Project Management)の略で、予算やスケジュールを抑えつつ、バッファを設けておくという手法になります。

バッファとは、もともとコンピュータ用語で、データを一時的に保存しておく場所という意味です。

CCPMにおけるバッファとは、プロジェクト・バッファという「ポケット(余裕のある場所)」を指します。

人間はどうしても楽をしてしまう生き物で、余裕のある時間を与えられると、どうしても作業の効率が悪くなってしまいます。

そこでCCPMという手法では、「予算」「所要時間」などを切り詰めておき、その切り詰めた分を「バッファ」として貯蔵しておきます。

もしもオーバーしてしまいそうなタスクが生じた場合は、貯めておいたバッファを使って乗り切ります。

これにより、結果的に当初の予定通りにプロジェクトを完遂することができるのです。

実務としては、まず「ぎりぎりの計画」と「通常の計画」を両方考えます。

そして両者の時間の差分を「バッファ」として一時保存しておき、「ぎりぎりの計画」の方を進めていくという流れです。

先ほど説明したWBSを使って、個々のタスクを洗い出しておくと、計画を立てるのにとても便利です。

PPM

PPMは(Project Portfolio Management)の略です。

ポートフォリオは「書類の紙ばさみ」が元々の意味ですが、「金融資産の一覧表」という意味で使われたり、「クリエイターの作品集」を表現する言葉として使われたりと、一種の多義語となっています。

ポートフォリオ・マネジメントとは、複数の金融商品を想定し、「リスクをなるべく回避しつつ」「収益性のある」ものに投資をしていこうという考え方です。

これをプロジェクトマネジメントに応用したのがPPMで、要するに会社内の複数のプロジェクトを総括的に管理し、効率的な運用を目指すという手法になります。

今までは一つのプロジェクトのマネジメントについて解説してきましたが、PPMは「全社レベル」で「複数のプロジェクト」を監視・分析する手法です。

そのため今までの手法や、後述のP2Mとは少し勝手が違ってきます。

歴史的には1990年後半にアメリカでツールが誕生し、2000年代に日本にも浸透していきました。

PPMツールには「プロジェクト一覧」「プロジェクト集計」「プロジェクト分析」「プロジェクトナレッジ管理」「プロジェクト要員負荷」「プロジェクト標準化」など、複数のプロジェクトを集約して管理するための機能が備わっています。

P2M

P2Mは(Project &Program Management)の略で、プロジェクトマネジメントとプログラムマネジメントを組み合わせたシステムです。

プログラムマネジメントとは、複数のプロジェクトを管理する手法のことを言い、日本発祥の手法になります。

今まで説明してきたようにPMBOKは一つのプロジェクトを管理するものなので、一つのプロジェクトマネジメントについてお話ししてきましたが、先述のPPMとP2Mは複数のプロジェクトをマネジメントするものです。

ではPPMとP2Mはどこが違うのでしょうか。

複数のプロジェクトマネジメントという点では同じですが、PPMが全社的にプロジェクトを管理していくのに対して、P2Mはあくまでも「関連するプロジェクト」を束ねていくものになります。

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プロジェクトマネジメントに関する資格

プロジェクトマネジメントに関する自己啓発や知識・経験を有している証明として、プロジェクトマネジメント資格の受講を検討することも有効です。

ここでは、プロジェクトマネジメントに関する資格を2つ紹介します。

プロジェクトマネージャ試験(PM)

プロジェクトマネジメントに関する資格のひとつに、プロジェクトマネージャー試験(PM)があります。

こちらの試験は年1回、独立行政法人情報処理推進機構によって行われる筆記試験です。

多肢選択や記述、論述があり、組織の戦略およびシステム全般、プロジェクトを取り巻く環境の変化、チームの成長促進などの知識や実践能力が問われます。

PMP®(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)試験

PMP®とは、アメリカのプロジェクトマネジメント協会(PMI)が行っている、プロジェクトマネジメントに関する国際資格です。

受験者のプロジェクトマネジメントにおける知識や経験の確認を目的に行われています。

こちらは法的な資格や免許ではなく、専門知識を有していることを説明するためにPMI本部が行う資格認定です。

あらゆる業界において、プロジェクトマネジメントの評価基準として採用されています。

まとめ

企業・組織がプロジェクトのゴールに到達するには、目標の明確化やスケジュール管理など、適切なプロジェクトマネジメントが必要です。

プロジェクトマネジメントは責任が重大なうえ、求められるスキルが多いためストレスやプレッシャーを感じてしまうかもしれません。

今回紹介したプロセスやマネジメントの手法を参考に、質を担保して生産性を上げ、企業の成長を加速させましょう。

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参照
日本プロジェクトマネジメント協会「P2Mとは何か」
https://www.pmaj.or.jp/p2m/002_01.html
SI Object Browser「【第5章】PPM的な発想を理解しておこう:PPM とは」
https://products.sint.co.jp/obpm/blog/serial-umeda05
SI Object Browser「【第6章】大型プロジェクトにはCCPMを取り入れよう:CCPM とは」
https://products.sint.co.jp/obpm/blog/serial-umeda06

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