テーマ:組織マネジメント
理論(コンセプト)名称:人を動かす
提唱者:デール・カーネギー 作家
時期:1936年に原書「How to Win Friends and Influence People」刊行
理論の紹介:
話術やヒューマン・リレーションズ分野で評価が確立されている、人間関係の新分野を開拓したデール・カーネギーが提唱する理論。成人教育・人間関係研究と社員教育の指導現場から生み出され実験した結果をもとに作られている。
本理論は、盗人にも五分の理を認めるとして「批判も非難もしない・苦情もいわない」そして、重要感を持たせることで、「率直かつ、誠実な評価を与える」さらには、人の立場に身を置くことから、「強い欲求を起こさせる」というリーダーシップに関する原則として、「人を動かすための三原則」を挙げている。
他にも人に好かれる六原則・人を説得する十二原則、人を変える九原則と、人間関係を円滑にするために人との接し方の原則を提示。
経済的成功は少しの専門的知識と「考えを表現するための能力、リーダーシップを発揮するための必要な能力、人々の熱意を引き出すための能力」で構成されていると主張。自分が他者に重要視され、高く評価されていると感じるにはどのようにすべきかなど、相手のやる気を引き出し、人を動かすリーダーシップの方法を述べている。
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関連書籍リンク:
人を動かす 文庫版(デール・カーネギー著)
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=799
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関連外部記事リンク:
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https://cybozushiki.cybozu.co.jp/?p=12986