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Off-JTを徹底解説!必要とされる理由・メリット・デメリットを紹介

off-jtとは

企業における人材育成には、実にさまざまな方法があります。

そのなかでも、現代社会で必要不可欠となっている人材育成が「Off-JT」です。

本記事では、人事担当者や人材育成する必要のある管理職の方に、Off-JTについて徹底解説していきます。

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Off-JTとは?

Off-JTは「Off the Job Training」の略称で、現場から離れた場所で実施される研修のことを指します。

新入社員向けのビジネスマナー研修や、資格取得のためのセミナーはOff-JTに該当するでしょう。

Off-JTは一度に多くの従業員を対象に研修を実施できるため、従業員数の多い大企業で実施されることが多い傾向にあります。

関連記事:OFF-JTとは?OJTとの違いやメリット・デメリット、失敗の原因、成功のポイントを解説

ちなみにOJTとは?

Off-JTと同様に、人材教育の場で用いられることが多いのが「OJT」です。

OJTは「On The Job Training」の略称で、現場で仕事を進めながら育成していく研修のことを指します。

例えば営業職のOJTでは、新入社員が先輩の営業についていきます。

そしてその場で先輩の営業プロセスを観察していくことで、新入社員が育成されていくのです。

Off-JTは現場から離れた場所で実施される研修なので、OJTとは真逆の研修と言っても過言ではないでしょう。

関連記事:OJTの導入方法とは?工程やポイント、注意点、適さない業務を解説

Off-JTの種類

Off-JTには、以下の3つの種類があります。

  • 集合型研修
  • eラーニング
  • ハンズオン

それぞれ詳しく解説していきます。

種類①:集合型研修

集合型研修は、特定の場所に集まって研修を実施する方式です。

会場で実施されるセミナーは、集合型研修だと言えるでしょう。

集合型研修の特徴としては、参加者同士で交流関係を持ちやすい点が挙げられます。

特に新卒社員の場合、初めての社会人ということで、大きな不安を抱えているはずです。

そのなかで、集合型研修であれば、同じ立場にいる同僚と関係を持つことができるので、精神的な安心に繋がるでしょう。

集合型研修は、Off-JTの中で最も一般的な手法です。

種類②:eラーニング

eラーニングは、オンライン上で実施される研修・授業のことを指します。

ZOOMなどで開催されるオンライン授業やWeb式の問題集は、eラーニングに該当するでしょう。

集合型研修のように、eラーニングは一度に多くの新入社員に対して研修を実施できます。

さらにPCやスマートフォンで受講可能にすれば、在宅環境下での実施も可能なため、リモートワーク環境下でも実施しやすい研修です。

ただし、実際に顔を合わせるわけではないため、双方向的な研修を実施しづらい点がデメリットです。

種類③:ハンズオン

ハンズオンは、実際に自分自身で手を動かしながら進める研修のことを指します。

プログラミング教室や動画編集セミナーなどは、ハンズオンに該当するでしょう。

集合型研修やeラーニングは、基本的には授業を聞いて問題を解くだけの座学的な研修です。

一方のハンズオンは、実際に手を動かすので、技術習得に向いている研修となっています。

そのため、エンジニアなどの技術職に向いている研修だと言えるでしょう。

Off-JTが必要とされる理由3選

Off-JTが現代社会で必要とされる理由は以下の3つです。

  • 少子高齢化で人材が不足しているから
  • リモートワークが普及しているから
  • OJTだけでは厳しいから

それぞれ解説していきます。

理由①:少子高齢化で人材が不足しているから

現在、日本社会は少子高齢化に直面しており、労働人口減少の一途を辿っています。

特に2025年からは、これまでの日本を支えてきた団塊の世代が一気に定年退職を迎える時期になるため、人材不足がより顕著になることが予測されているのです。

そのため、大量に人材を雇用するのではなく、人材育成を充実させることで人材の質を上げていく取り組みが求められています。

そのなかでOff-JTは、非常に重要な役割を担うことになりそうです。

なぜなら、OJTでは人材教育のために人的資源が必要ですが、Off-JTは一度に多くの従業員に研修を行えるため、比較的、人的資源を必要としません。

人材不足の現代で人材育成を充実させるために、Off-JTが必要不可欠なのです。

理由②:リモートワークが普及しているから

新型コロナウイルスの登場以降、働き方が大きく変わり、リモートワークが当たり前の働き方になりました。

そのため、同じ場所で実際に顔を合わせながら人材育成することが難しくなっています。

そこでOff-JTの出番です。Off-JTであるeラーニングであれば、場所に縛られることなく、人材育成を実施できます。

実際、営業職でない限り、業務の大半はPC作業か会議です。

PC作業も会議も、どちらもリモートワークで代替できます。

Off-JTは、現代のリモートワーク全盛の時代に適応した研修だと言えるでしょう。

理由③:OJTだけでは厳しいから

先ほど紹介した「人材不足」の問題もあり、現在は人材育成の充実度を高めていくことが企業に求められています。

従来の人材育成では、現場で経験を積みながら実務的なスキルを身につけていくOJTが主流でした。

しかしその場合、新入社員を適切に育成できる従業員が必要であるため、人材育成がどうしても属人化してしまいます。

OJTだけだと、多様な人材育成プランを構築できないのです。

そこでOff-JTの出番です。Off-JTはプログラム内容が決められているため、担当者によって人材育成のばらつきが生まれることもほとんどありません。

それに加えて、Off-JTには画一的な研修を実施しやすいという特徴があります。

OJTだけでなく、Off-JTも併用していくのが現代社会の人材育成の基本です。

関連記事:新人営業を即戦力にする育成方法7選|スキルやモチベーションを向上させるコツとは?

Off-JTのメリット3選

Off-JTのメリットは以下の3つです。

  • 新人教育を均一化できる
  • 現場の負担を軽減できる
  • 体系的な知識を習得しやすい

それぞれ解説していきます。

メリット①:新人教育を均一化できる

Off-JTは、一度に大量の社員に対して画一的な研修を実施できるため、新人教育を均一化させることができます。

従来のOJTでは、担当者によってどうしても研修内容にバラつきが生じていました。

しかしOff-JTは1人の担当者(または講師)によって実施されるため、バラつきが生じることがないのです。

ビジネスマナーや社会人基礎力など、全従業員が必要とするスキル・知識の研修で、Off-JTは有効です。

メリット②:現場の負担を軽減できる

Off-JTは、現場から離れた場所で実施されるため、現場業務の負担を軽減させることができます。

これがOJTになると、担当者が現場での業務をこなしながら新人を教育する必要があるため、どうしても負担が重くなってしまうのです。

人材育成はもちろん重要な要素ですが、現場での業務進行も、企業活動で最も重要な要素の一つです。

現場での負担が重くなりそうな場合は、Off-JTを上手に活用するのがいいでしょう。

関連記事:人材育成におけるマネジメントとは?【成功のためのポイントも解説】

メリット③:体系的な知識を習得しやすい

Off-JTは、体系的な知識を習得しやすい傾向があります。

普段の現場での業務の場合、目の前にあるタスクを消化していくことが最優先事項になるため、インプットの機会がほとんどありません。

しかしOff-JTは、普段だと後回しになりがちなインプットの機会をたっぷりと提供できるため、体系的な知識を習得しやすい環境にあるのです。

体系的な知識を習得することは「なぜこの業務が必要なのか」といったように、普段の仕事に対する深い理解に繋がります。

結果的に現場での業務遂行能力も向上するのです。

Off-JTのデメリット3選

Off-JTのデメリットは以下の3つです。

  • 実務的なスキルを習得しづらい
  • コストが発生する
  • 参加者のモチベーションに左右される

それぞれ解説していきます。

デメリット①:実務的なスキルを習得しづらい

Off-JTは現場から離れて実施される研修であるため、現場での実務的なスキルを習得しづらい現状があります。

具体例としては飲食店のキッチンスタッフが挙げられるでしょう。

どんなに座学で調理マニュアルを読み込んだところで、実際に調理できるのかと言われれば間違いなく「NO」です。

実際に手を動かして調理することで、実務的な調理スキルが身についていきます。

このように、Off-JTは体系的な知識の習得には強いものの、やはりアウトプットする力は、現場での業務をこなすことでしか向上しません。

Off-JTとOJTを組み合わせながら人材育成を進めた方がいいでしょう。

デメリット②:コストが発生する

Off-JTを実際に実施しようと思うと、それなりのコストが発生します。

例えばオフィスでは収容しきれない規模の集合型研修を実施する場合、新たに設備をレンタルするコストが発生します。

会場コストが発生しないeラーニングでも、電子端末のレンタルやインターネット環境の提供でコストが発生することもあるでしょう。

それに研修そのものを外注している場合や、講師を招いて行う場合でもコストが発生します。

このように多くの場合、Off-JTを実施しようと思うとコストが発生します。

Off-JTを計画する場合は、あらかじめ予算を決めておくのがいいでしょう。

デメリット③:参加者のモチベーションに左右される

Off-JTはほとんどが座学形式であるため、参加者のモチベーションによって質が変動します。

特に一方的な授業は注意が必要です。

「ただ聞いているだけ」の授業では、無駄な時間になってしまう可能性があります。

参加者のモチベーションを上げるためにも、アクティブラーニングなどの双方向的な授業形式を採用するのがおすすめです。

また、親睦会を開催して、同僚間の関係を作らせるように仕向けるのもいいでしょう。

Off-JTを効率よく活用する方法3選

Off-JTを効率よく活用する方法は以下の3つです。

  • eラーニングを使いこなす
  • OJTと組み合わせる
  • SDに繋がるようなOff-JTを心がける

それぞれ詳しく解説していきます。

方法①:eラーニングを使いこなす

Off-JTを効率よく活用するためには、eラーニングを使いこなす必要があります。

例えば撮影済みの動画を通して行うなど、研修プログラムによっては場所だけでなく時間を問わない形でのOff-JTが可能です。

そのため、近年注目されているフレックスタイム制にも適合性が高いと言えます。

また、eラーニングは人的資源が発生することがほとんどありません。

Off-JTの中でも、特に人材不足に悩んでいる企業でも導入しやすいものと言えるでしょう。

方法②:OJTと組み合わせる

Off-JTだけでは実務的なスキルを習得するのが難しいため、必ずOJTと組み合わせましょう。

  • Off-JTで学んだことをOJTで使えるようにする。
  • OJTで見つけた課題をOff-JTで解消していく。

このようなサイクルを回せるようになるのが理想です。

そのためにも、Off-JTの担当者と現場社員の連携が求められます。

場合によっては、人材育成全体を統括する担当者が、俯瞰的にマネジメントする必要があるでしょう。

方法③:自己啓発に繋がるようなOff-JTを心がける

ただ一方的な研修を実施するのではなく、自己啓発に繋がるような研修を実施できるとベストです。

人材育成の理想型は、やはり従業員自らが自律的に成長していくことです。

「Off-JT→自己啓発」の動線を設計してあげると、従業員の成長意欲も向上していくでしょう。

具体例としては、学習スペースの提供、資格取得のサポート、英会話教室の費用補助などが挙げられます。

従業員の主体性を尊重するOff-JTを実施できるようにするのが理想です。

まとめ

それでは本記事をまとめていきます。

  • Off-JTは「Off The Job Training」の略で、現場から離れた場所で実施される研修のことを指す
  • Off-JTは一度に多くの社員を育成できる
  • Off-JTは現場での実務的なスキルが身につきづらいので、OJTとの併用が必要

Off-JTは、人材不足に陥っている現代社会で必要不可欠な研修形式です。

特にeラーニングは、リモートワーク全盛の時代である今、寄り注目が集まっています。

もちろん従来型のOJTも、良質な人材育成に必要不可欠な研修形式です。

Off-JTとOJTを組み合わせることを意識して、研修プログラムを構築してみてはいかがでしょうか。

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