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【キングダム】文武両道の天才・蒙恬の活躍に学ぶマネジメントのいろは

キングダム蒙恬

『週間ヤングジャンプ』で連載されている漫画『キングダム』。

主人公・信のライバルとして登場し、共に春秋戦国時代を生き抜く将軍・蒙恬(もうてん)の魅力に惹かれている方も多いでしょう。

文武に秀でルックスもよく、それでいて戦いの中でも活躍を見せる蒙恬には、男女問わず人気が集まっています。

本記事では、蒙恬の活躍シーンや名言をマネジメントの観点から分析し、組織運営に必要なスキルについて解説します。

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漫画「キングダム」の蒙恬(もうてん)とはどんなキャラクター?|声優/身長/所属など

所属
地位 将軍
武器
身長 170cm程度
副官 陸仙・胡漸・愛閃
CV(アニメ版) 野島 裕史

「楽華隊」を率いる特殊三百人将として登場した蒙恬は、主人公・信と同年代のライバルとして長く活躍を続けています。

剣の実力もさることながら、秦国の軍事責任者である昌平君をも「才能の底が見えない」と言わしめた知将でもあり、その軍略力によった活躍で、度々読者を興奮させています。

それでいて、ときには冗談を言って場を賑やかすなど、親しみやすい一面も垣間見える、非常に魅力的な将軍です。

剛柔併せ持つ蒙恬の姿に、属している組織の長の姿を重ね、蒙恬が自分の上に立っていてくれたら――そう思ったビジネスパーソンも少なくはないでしょう。

関連記事:キングダム昌平君に学ぶ組織成長のマネジメント

【補足】実写版映画に蒙恬は登場する?キャストは誰?

キングダムは2019年に実写映画化され、第二弾は2022年に公開されたばかりと、漫画やアニメだけではない人気を誇っています。

「イケメン」として描かれ、主人公の良きライバルとして活躍する蒙恬の登場を心待ちにしているファンも多いそうです。

映画の第二弾は5巻~7巻程の内容であり、蒙恬の初登場は17巻のため、いまだ登場には至っていません。

映画の続編が作られるとしても、蒙恬の登場はしばらく先になりそうですが、既にSNS上ではキャスト予想がされていることからも、蒙恬の人気が覗えます。

参考:映画「キングダム」は原作のどこまで?キャストや主題歌、配信について解説|ABEMA TIMES

蒙恬の家族構成|祖父・蒙驁(もうごう)/父・蒙武(もうぶ)/弟・蒙毅(もうき)

正に「文武両道」という言葉がぴったりな蒙恬ですが、そのルーツは家族構成にもあると言えます。

祖父に秦国の大将軍である蒙驁(もうごう)、父親に六大将軍の蒙武(もうぶ)を持ち、幼いころから武を叩きこまれたという生い立ちを持ちます。

また、弟の蒙毅(もうき)は、蒙恬と同じ軍師養成学校を卒業しており、軍才にも秀でていることから、軍略の才も兄弟揃って親譲りなのかもしれません。

万里の長城を作った?史実における蒙恬

残念ながら、作中で見られる「主人公の同年代で良きライバル」である点は作品における脚色ですが、大まかには史実通りの人物です。

なお「楽華隊」も史実には登場せず、信の「飛信隊」や王賁の「玉鳳隊」と同じく、漫画のオリジナル要素です。

しかし歴史上では、万里の長城の建設に大きく寄与する、筆の改良を進めるなど、後世にも大きな影響を与えています。

参考:正倉院宝物特別調査 筆調査報告

参考:『史記 蒙恬列伝 第二十八』の現代語訳

キングダムにおける蒙恬の役割

作中における蒙恬は、主人公・信が「天下の大将軍」を目指す道すがら、同年代であり同じ志を持つライバルとして描かれています。

信にとっては良きライバルでありながら、頼れる同僚でもあり、互いの功によって互いが活躍し、昇格していくストーリーに興奮を覚える読者も多いでしょう。

現代社会においては、実力があり同じ位置にいる同僚というのは目に付くものですが、視点を変えれば「それぞれの分野で活躍することで会社全体を成長させ、お互いに昇進していける」関係でもあります。

蒙恬は信にとって、正に「切磋琢磨」し合う良きパートナーとして描かれています。

関連記事:【キングダム】飛信隊長・信将軍から学ぶ「頼られるリーダー論」

蒙恬の活躍から紐解く、マネージャーに必要なスキルとは

隊長として楽華隊をまとめ、現在は将軍にまで上り詰めた蒙恬。

蒙恬が現在の地位を得たのは、武力や軍略力だけではなく、現代社会でも通用するマネジメントスキルを遺憾なく発揮していたからでしょう。

蒙恬の活躍シーンに絡め、彼のマネジメントスキルについて紐解きます。

対立するメンバーを時に諫め、時に奮わせるコミュニケーション能力

蒙恬には、同世代かつ同じタイミングで昇格していく信・王賁という仲間がいます。

信と王賁は顔を合わせるたびに憎まれ口を叩き合う犬猿の仲ですが、蒙恬はここに割って入り、場をいなす役割を買うことが多いのです。

一方、山陽大攻略戦では、強敵「輪虎」を討つために「俺たちにしかできないことがある」と2人を奮い立たせ、見事に難所を切り抜けます。

能力はあっても相性が良くない部下に頭を悩ませた経験は、本記事の読者であれば一度や二度あるのではないでしょうか。

「相性の悪い2人」とまとめてしまうのではなく、個々に対する理解を深め、2人を同じベクトルへ向かわせるためには、人を束ねる上で欠かせないコミュニケーション能力が重要です。

コミュニケーションを考える上では「DiSC理論」に基づき、部下のタイプを把握するとよいでしょう。

DiSC理論においては

  • D(Dominance)|主導型
  • i(influence)|感化型
  • S(Steadiness)|安定型
  • C(Conscientiousness)|慎重型

という4タイプに分類し、適切な接し方を導き出します。

信、王賁は共にDタイプ(協調することは優先度が低くく、主導権を握りたがる)だと考えられるため、蒙恬が間を取り持つことで和を保ち、また「自分(達)が主となって動くんだ」という声掛けによってまとまったことが分かるかと思います。

参考:DiSC理論とは?分析方法とタイプ別の適切な褒め方・叱り方|三菱電機ITソリューションズ

状況を見極め的確に対処する洞察力

蒙恬の軍略力は、その洞察力に裏付けられたものです。

函谷関の戦いでは、長距離から攻撃を仕掛け、味方を射殺した中華十弓の1人「博麗」の存在にいち早く気付き、乱戦の中迅速な判断力を持ってこれを制します。

マネジメントにおいて洞察力は、主に周囲の異変に気付くこと、そして本質を見抜くために重要な能力です。

例えば、部下の成績が前月に比べて悪いとき、原因をいち早く察することができれば、相談に乗るなどして解消できる問題も多いでしょう。

また、業績が悪化したなどの場面において、ただ目の前の売上を追うのではなく、根本的な解決を図る方が合理的と言えます。

このように「洞察力」はビジネスシーンにおいても非常に重要です。

これを鍛える方法は「日頃から『なぜ?』という疑問を持ち続ける」ことでしょう。

なぜ?を繰り返し考えることで、出来事に対する表面的な思考ではなく、本質的な部分まで辿り着く思考力が身に付き、そこに至るまでの速度も上がります。

洞察力=本質を見抜く力を鍛えることにより、日々状況が変化するビジネスの場においても、常に正しい判断を下せるようになるのです。

成果のために、時に泥を被る覚悟

蒙恬は、先述の輪虎討伐において、最も過酷な「正面から敵とぶつかり戦力を削る」役を買って出ます。

普段は飄々とした態度が目立つ蒙恬ですが、この際は「今日はひどい“死闘”になるぞ」と覚悟を決めています。

信や王賁ほど熱い思いを持って戦に臨んでいないと自覚する蒙恬だからこそ、華々しい役は2人に譲ったのだと考えられます。

その結果、やはり蒙恬率いる楽華隊はかなりの被害を被るのですが、そのおかげもあり輪虎を退けることに成功します。

このように、全体を冷静に見渡し判断したうえで、自らがあえて泥を被り、他の者に成功を掴ませることが全体の勝利になる場面は、ビジネスでも存在します。

具体的には、部下が対応に失敗したクライアントに自分が対応する、などでしょうか。

失敗を本人に取り返させることも重要ですが、状況によっては上長たる自分が出向いて頭を下げることで、自体を沈静化できる場合もあるでしょう。

状況を適切に見極め、ある種「損切り」とも言える判断を下す覚悟を持つことも、部下を持つマネージャーには必要だと言えます。

蒙恬の名言に学ぶ、組織運営において必要な決断力

組織の舵を取るマネージャーには、決断を強いられる場面が度々訪れます。

蒙恬の持つマネジメントスキルは前項で紹介しましたが、それら全てにおいて共通する要素があります。

それは、「持つスキルをどのタイミングでどう使うか」を判断する決断力あってこその能力である、ということです。

以下、蒙恬の名言とシーンから、様々な形の「決断力」と、その決断力を活かす組織作りについて解説します。

この隊の長所は、気高く冷静な戦い方と、血みどろの泥臭い戦い方 両方ができることだ。そして今日は後者だ

「決断力」とは、時に「何を失うかを決める力」でもあると言い換えられます。

蒙恬は、隊に大きな犠牲が出ると理解していながら、勝利のために必要不可欠な「血みどろの泥臭い戦い」を選んだのです。

そして、隊長である蒙恬が選択するということは、部下である隊員達に犠牲を強いることになりますが、隊員は蒙恬の選択ならばとこれを受け入れます。

ビジネスにおいても、会社の戦略をひとつに決めることはそれ以外の可能性を排除することになります。

リーダー自身の決断力を高めることはもちろん、従う部下の育成と信頼関係構築をもって土壌を整えることで、高いパフォーマンスを発揮する組織となるのです。

俺はお前と違って、祖父や父の威光を利用することに何ら抵抗ないからね

秦国が攻め落とした敵地で、秦の千人将が人々を蹂躙しているのを見かけた信。

その傍若無人さに見かねて切りかかります。

同士討ちは打ち首になってもおかしくない程の重罪ですが、蒙恬は祖父であり大将軍である蒙驁(もうごう)や、父・蒙武に根回しを行い、信を一夜投獄の罰で済ませました。

この記事を読んでいる方の中には、身内から引き継いだ会社で長を務めている方もいるのではないでしょうか。

そしてこのシーンを、対外的な部下の失敗を先代の口利きで収めた、と考えてみてください。非常にハイリスクな手段でしょう。

リスクを取るか否かを判断する軸となるのは、リスクに見合ったリターンを得られるか、すなわち「損得勘定」を適切に行えるか、です。

このとき蒙恬は、自分が受けるかもしれない周囲からの悪意や親族への貸しより、信の命を優先したのです。

一挙手一投足が会社の業績を左右する長だからこそ、この「損得勘定」を瞬時に行い、判断する決断力を、日頃から鍛えておくべきだということが分かります。

躊躇も失敗も許されない。これからが本陣の本当の戦いだ

朱海平原の戦いにて、敵の奇襲を受け、将を失った麻鉱軍。

そんな状況でも、蒙恬は巧みな戦術と言葉を扱い、麻鉱軍の士気を取り戻させます。

左右に分かれた軍の両陣営を活かし攻めに転じるかと思いきや、蒙恬が取った戦略は「右半分を囮とし、左半分の軍だけを生き返らせ、翌日に戦える戦力を残しておく」という選択でした。

これは単に、全体の復活は無理だから片方を犠牲にしてでも……という話ではなく、敵の戦略を見抜いた上で封じる為の策だったのです。

正しい決断をするためには、まずより多くの情報が必要です。

そして、得た情報を整理し、決断のために必要な問題を特定した上で、選択肢に優先順位を付け、最も重要なものがなにか判断する。

そうすることで、ようやく決断が下せるのです。

決断力、と聞くと「スピーディーな意思決定をする能力」だと端的に表される場合も多いですが、決断の前段階である情報収集を日々行うことで、的確な決断ができるということを覚えておきましょう。

まとめ|蒙恬の確かな実力は、様々なマネジメントスキルに裏付けられたものだった

屈強で大柄な将軍が多く登場する中で、蒙恬はかなり華奢であり、作中でも敵兵から「小娘」とすら揶揄されるほどです。

主人公級の活躍を見せる蒙恬がこのように描かれているのは、古い時代をテーマとした作品の中にあって、あえて「現代風」なリーダーを描きたいという考えがあったのかもしれません。

大声を張り上げ、圧倒的な実力で部下を従えるリーダーが悪いとは言いません。

ただ、蒙恬のように幅広いマネジメントスキルを持ち、部下との信頼関係を築きながらチームを作っていく姿は、現代の組織作りにおいて参考になる点が多いことをご理解いただければ幸いです。

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