【マンガでわかる】「リーダーの仮面」「数値化の鬼」を生み出した識学理論によるコンサルティングとは?

名著『失敗の本質』から学ぶ、日本社会の成長を阻害しているものとは?

大東亜戦争における日本軍の敗北理由を分析した『失敗の本質』は、1984年に初版が発行されてから現在まで売れ続けている名著です。本書を読むと、当時の日本軍の失敗について学びが深まるだけではなく、かつて世界を席巻した日本製品や日本企業がなぜ現在では他国の後塵を拝するのか、その答えを見出すことができます。

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日本人の戦略性


本書を読み解く際のポイントをいくつかご紹介します。

まずは「戦略性」です。本書は、当時の日本軍の戦略と米軍の戦略には大きな違いがあったと指摘します。米軍は勝利という最終目的を達成するために一つひとつの作戦を積み上げていきましたが、日本軍は目の前の戦闘に終始していました。

大東亜戦争中に日本軍が抑えた拠点と米軍が攻略した拠点数には大きな乖離があります。日本軍が、戦略的に価値のない多くの拠点を命がけで奪取していったのに対し、米軍はいくつかの拠点を攻略しただけで日本本土攻撃へと駒を進めています。

米軍は、最終ゴールを明確に設定した上でゴールに至る結果を重ねていきました。日本軍は目の前の結果にこだわっていれば、その結果としてより大きな目的に到達できると考えたのです。どちらが正しいか、言うまでもないでしょう。

翻って現代社会を見ても、戦中の日本軍のような失敗をしている企業が多いのではないでしょうか。目標もなくただ目の前の仕事をこなすだけであるため、皆が一生懸命努力して勝ち取った結果が会社の望む結果になっていなかったり、逆に会社として本当に出して欲しい結果が現場に伝わっていなかったりすることはないでしょうか。

伝統に縛られる日本人


本書が取り上げるのは、日本人特有の思考法です。それは、練磨と改善には強いものの、大きな変化や革新が苦手で柔軟な対応ができないために、ある一定時期に有効であった方法論をとことんまで突き詰めてしまうという考え方です。

これも、現代で通じる話です。例えば、日本独自の進化を遂げた「ガラケー」がその代表でしょう。ガラケーとは、「ガラパゴス携帯」の略で、独自の進化を遂げるも世界の標準から外れてしまったために優位性を保てなくなったフィーチャーフォンのことです。優れた工業製品ではありましたが、iPhoneの出現というイノベーションに敗北することになりました。問題は、有効性を失ってもなお練磨し続けているということです。

既存のルールの習熟を好む気質の日本人は、大きなイノベーションが苦手だと言われています。何事も過去の延長線上のものでやりたがる性質ということです。すでに有効性を失ったやり方や非効率な伝統に縛られ、イノベーションの芽を摘んでしまっている人や企業は少なくないでしょう。

上意下達でやりたがる日本人


次は組織運営上の問題点です。戦時中の日本軍は、徹底的に現場活用ができていないという欠点があったと本書は述べています。戦略・作戦・意思決定は戦場から遠く離れた本部が行い、硬直的な意思決定を繰り返した結果、敗北しました。

上層部が頭の中で立てた作戦は前線ではことごとく失敗しました。戦地では戦況を冷静に見ていた優秀な軍人もいたのですが、その能力が活用されることはなかったといいます。

日本軍は上位下達の意思決定にこだわりましたが、米軍は定期的に本部と現場の配属をローテーションし、現場の情報を本部にフィードバックさせました。この点も、米軍が勝利を収めた大きな要因です。

これを現代の組織に当てはめて考えてみると、環境変化を乗り越えて実績を残すリーダーは、新しく有効な戦略を見つけることに長けています。反対に、結果を残せないリーダーは有効性を失った戦略に固執し、周囲の意見に耳を傾けることができずに敗北していくのです。

あなたの会社のリーダーは、勝つための戦略を柔軟に考え、そのために現場情報を活用した意思決定ができる人物でしょうか。

空気を読む日本人


最後のポイントは、「空気」です。

皆が現実から目を背ける危険な考え方になってしまうことが日本軍の敗因の一つです。リスクを隠し、過小評価することで被害を増大させてしまったと本書は説きます。

一方の米軍は、リスクを積極的に探りだして周知徹底することで対策を講じました。それによって、戦果に大きな差が出たのです。

空気を読むことが現代の日本人の特徴であることは言うまでもないでしょう。それが組織にとって良い影響をもたらすことがあるのは否定しませんが、しかし、多くの場合、読む必要のない空気を読み、そのために失敗を引き起こしたり停滞に陥ってしまったりするものです。

日本的マネジメントの亡霊


戦時中の日本人の思考と現代の停滞する組織の共通点が多々あることはお分かりいただけたと思います。

「社長がその場しのぎの戦略しか立てない」
「いつまでこんな営業スタイルを続けるのか」
「他社はもっと良いサービスを開発している」
「もっと現場の話を聞いて欲しい」

こんな声を仕事柄よく耳にします。しかし、これは日本人特有の思考の癖だからと諦めてしまってよいのでしょうか。

いえ、会社を成長させていくためにはそんなことがあってはなりません。それこそ戦時中の日本軍と同じように敗北を重ねることになってしまいます。そうならないためにも、日本軍の失敗を反面教師として捉える必要があるのです。

「失敗の本質」を知って成功へとつなげよう


日本軍の失敗から、組織が成功のために必要なものは何かを考えると、以下のようになります。

  • 組織としての目的が明確であり、目的を追い続けるための具体的な目標がある
  • 目標に至るまでに積み重ねるべき結果が明確になっている
  • 結果設定のために現場で起きている事実情報が収集されている
  • 現場の人員に必要な権限が与えられている
  • リーダーはそれを理解したうえでチームの結果を出すことを求められている
  • うまくいかなかった場合は原因を追究し改善の手を打っている
  • うまくいかないかもしれないという空気感に飲まれずどうすればできるかを常に考えている

図らずも戦時中の米軍の考え方と近いものです。

『失敗の本質』を読み、「そうか今社内で起きている様々な問題の原因は日本人の思考の癖か。じゃあ、仕方ないな」で終わるのか、「思考の癖が原因なのか。ではどうすればうまくいくのか」と自分の思考を変化させられるか。

この選択がまさに、日本人の思考の癖から脱却する第一歩です。今の組織運営に課題をもっているリーダーの方は、一度読んでみることをお勧めします。

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