識学の『無料セミナ―情報』はこちらから

BLEACH「浦原喜助」から学ぶ準備の大切さとは?ビジネスにも活かせる重要な考え方

BLEACH浦原喜助から学ぶ準備の大切さ

2016年の連載終了から7年経ったタイミングで、最終章「千年血戦編」のアニメが開始され注目を集めた大人気漫画「BLEACH」。

数多くの名言を残したことでも知られている同作品から今回紹介するのは、「浦原喜助」というキャラクターです。

浦原喜助とは何者か、どういったポリシーを持ったキャラクターなのか。

今回は、浦原喜助が戦いにおいて重視している「準備」の視点から、ビジネスに活かせる知識をあわせて学んでいきましょう。

ビジネス書としては異例の30万部突破!
書籍『リーダーの仮面』の図説資料
をプレゼント!
リーダーの仮面図解

株式会社識学 代表取締役社長 安藤広大の執筆した書籍「リーダーの仮面」は、結果の出せるリーダーになるために必要なテクニックをまとめたリーダーシップ本の決定版!

優れたマネージャーに、才能・人間力・経歴は一切必要ありません!

誰でも実践できるマネジメントの原理原則PDF17ページにググっと凝縮!

ぜひ、DL頂き、皆さまの日々のマネジメントに生かしてください!

BLEACHの「浦原喜助」とは何者?

BLEACHの浦原喜助とは、主人公である黒崎一護を陰から支える科学者です。

飄々とした雰囲気の中に時折見せるミステリアスな部分が魅力で、同作品の中でも特にファンの多いキャラクターとして知られています。

浦原喜助は、黒崎一護とは別の信念をもって活動する死神の集団「護廷十三隊」で十二番隊隊長を務めていました。

また、作中における重要な機関である「技術開発局」を立ち上げた第一人者でもあります。

数々の戦いが描かれたBLEACHにおいて、浦原喜助により窮地を脱することも多くありました。

ただし、科学者ゆえの探究心から、周囲を顧みない危険な研究を行うこともしばしば。

悪役ではないものの、単純な正義のキャラクターではない。

そんな独特の立ち位置が、浦原喜助が人気を集める理由なのかもしれません。

浦原喜助が行ってきた数々の「準備」

BLEACHの作中において浦原喜助は、数々の準備を施し、ストーリー展開に大きく関わってきました。

例えば、戦闘中に使用できる身代わりを用意し、実戦で試すことで「使い勝手が難しいから投入はできない」と判断していました。

身代わりの用意により戦闘中の安全性を確保しつつ、今後の実践投入も視野に入れている行動です。

浦原喜助本人でも勝てないと判断した強敵に対し「万が一力が弱まったら」と想定した封印の術を組み込んだこともあります。

結果、第三者との戦いによって力が弱まり、敵を封印することに成功しました。

また、敵陣営による味方戦力の強奪を防止するため、敵側が懸念しているであろう事象を分析し、防止策に取り入れたこともありました。

浦原喜助が行った準備は成功につながっているものもあれば、実践を通して今後の使用を見送る結果になったものまでさまざまです。

ここで紹介している準備が、作中最終章で語られる浦原喜助なりの「準備の大切さ」にもつながっています。

浦原喜助が語る準備の大切さ

数々の準備を行ってきた浦原喜助は、最終章「千年血戦編」にてそのポリシーをはじめて口にします。

最終章で浦原喜助は、敵組織の筆頭メンバーと戦い窮地に陥りました。

しかし、戦闘開始前に「万が一のため」と行った小さな準備がきっかけで、戦いに勝利し、命拾いすることになります。

万が一のことを予測して準備を行ってきた浦原喜助に対し「なぜそんな小さなものを準備したのか」と問いかけます。

敵の問いかけに対し浦原喜助は「戦いですよ。負けたら死ぬんス。死なないために死ぬほど準備することなんてみんなやっていることでしょう。」と当然のように言い返しました。

この「当たり前」といえるほどの徹底ぶりを目の当たりにした敵は浦原喜助の恐ろしさを痛感し、戦いが終了します。

同じ戦いの中で、浦原喜助はこのようなことも語っていました。

千の備えで一使えれば上等。可能性のあるものは全て残らず備えておく。それがアタシのやり方です。」

この考え方は、ビジネスにおける成功にもつながるのではないでしょうか。

想定外の事象も想定しつつ、成功確率を向上させるために備える姿勢は重要です。

科学者としてのポリシーを「徹底した準備」に見出す浦原喜助の考え方は、ビジネスにおける準備の大切さにもつながっています。

ビジネスにおける準備の大切さとは

浦原喜助が行ってきたような徹底した準備は、ビジネスにおける成功の確率を高めるうえで重要な考えです。

ここでは、浦原喜助から学んだ準備の大切さを参考に、ビジネスにおける準備の重要性を紐解きます。

準備を怠ることによる懸念や準備のコツ、準備がうまくいかない理由を解説しているので、自身のビジネスや働き方に置き換えつつ、参考にしてみてはいかがでしょうか。

準備を怠ることによるビジネスでの懸念

準備を怠ると、予想していなかったことの発生につながります。

  • 思った以上に時間がかかった
  • 用意していたものだけでは足りなかった
  • 当日になって必要なものが増えてしまった

これらは、事前の準備不足が原因で起こることの例です。

準備を徹底していれば防げることではあるため、さまざまなトラブルを想定し、準備を徹底しておくことを推奨します。

十分に準備ができていないと心の余裕がなくなり、ビジネスにおける目的を見失うことにもなります。

準備不足だと「考える」ことが難しくなるため、ただ目の前の作業をこなすだけになってしまうでしょう。

本来では不要な作業をしたり、作業の進め方自体を誤ってしまう懸念もあり、結果として効率が悪くなってしまいます。

このことから、やはり準備は徹底すべきといえるでしょう。

ビジネスにおける準備のコツ

ビジネスでの準備は、想像力を働かせて「準備不足による事象」を事前に予想し、実際にその事象が発生しないよう進めることが大切です。

準備不足による懸念で紹介した「予想していなかったことの発生」を想定し、どのようにすれば発生を防げるか逆算して考えましょう。

また、当日の流れを復習する意味で、ロールプレイングを行う方法もおすすめです。

  • 機器が思うように接続できない
  • プレゼン資料が見えにくい
  • 音声が流れない

上記のような、当日の発生を防止したい事象は、事前にロールプレイングを行うことで回避できます。

ロールプレイングを行いながら当日の流れを改めて確認し、再度必要な準備を洗い出すこともあわせて実施しておきましょう。

準備がうまくいかない理由を把握することも大切

「準備したつもりが成果につながらなかった」場合は、準備ができたつもりになっている可能性があります。

自分の中で完璧だと思えていても、当日に失敗することもあるでしょう。

  • 時間がなかった
  • 初めてのことだった
  • スキル不足だった

なぜ成果が出なかったのかを考えた時、上記のような理由が思い付くのなら、それは言い訳にほかなりません。

準備が足りていなかったといえます。

言い訳が出ないよう、完璧な準備ができたと自信を持てる状態にすることで、準備も含めたビジネスの成功につながるでしょう。

ビジネスにおける準備が重要視される営業

徹底した事前準備により窮地を脱した浦原喜助。

彼が重要視する準備の大切さが活きるビジネスシーンのひとつに「営業」が挙げられます。

顧客ニーズや顧客からの質問など、さまざまな要素を分析・把握したうえで準備を徹底することで、営業の成功率がより向上します。

ここでは、浦原喜助が語る準備の大切さを、営業における準備に置き換え、営業前に実施しておくべき主な準備を紹介します。

  • 訪問先企業・商談相手の調査
  • 商談先ニーズの把握
  • ヒアリング・提案内容の設定
  • 商談のゴールを設定
  • アポイントの確認

営業部署をまとめる役割を担う方や、現場で営業を続けている方もぜひ参考にしてください。

関連記事:営業戦略の立て方を8つの手順で分かりやすく解説! おすすめのフレームワークも紹介

訪問先企業・商談相手の調査

訪問先企業の情報を、以下の視点から調査します。

  • 企業名
  • 設立年月日
  • 従業員数
  • 住所
  • 企業理念・ミッション・ビジョン
  • 事業内容

何をメインに行う企業なのかを把握しないと、的外れな商談を進めることにつながりかねません。

また企業情報とあわせて、商談相手の役職や経歴などを調べておくことで、顧客との信頼関係を構築しやすくなるでしょう。

商談先ニーズの把握

企業や商談相手を調査するうえで得た情報から、どのようなニーズのある企業なのか予測しましょう。

売上・利益の増加を目的としているのか、コスト削減や人手不足に課題があるのか、ニーズによって最適な提案は異なります。

商談先ニーズを把握しつつ、こちらの提案によってどう改善できるのか考えることが大切です。

ヒアリング・提案内容の設定

商談先のニーズが把握できたら、実際にヒアリングする内容を設定します。

ヒアリングにおいては、商談先の要望やニーズ、予算や決裁フローなど、成約を想定した内容を事前に準備しておきましょう。

また、ヒアリング内容に応じた提案内容を事前に準備することも大切です。

ヒアリングで聞き出せる内容を想定し、提案パターンをいくつか準備しておくことで、商談先のニーズに沿った適切な提案が可能になります。

商談のゴールを設定

商談当日のゴールをどうすべきか、事前に設定しておくことも大切です。

  • 自社サービスについてまずは理解してもらう
  • 商談先の課題やニーズを聞き出す
  • 提案内容を承諾してもらう
  • 成約における「障害」を排除する
  • 決裁につながる情報を聞き出す

上記は、営業における「ゴール」になりうるものの例です。

すべてを一度に実施するのではなく、段階を踏んで複数回の営業で行うものと認識して準備を進めましょう。

もちろん、営業当日の流れがスムーズで、初日で成約まで進む可能性もあります。

「成約まで進むと思っていなかった」と準備を怠ったことでチャンスを逃してしまうことのないよう、可能性がわずかでもあることに関しては準備を進めておきましょう。

アポイントの確認

商談における準備を徹底できても、アポイントが取れていなければすべてが無駄になります。

前日までに商談先へ確認をとり、アポイントが取れているか明確にしておきましょう。

アポイントの確認は、電話で実施するのが確実です。

もし電話がつながらない場合は、商談日時や内容などを徹底してまとめ、メールで送りましょう。

まとめ

今回は、BLEACHの登場人物である浦原喜助から、準備を徹底することの大切さを学びました。

浦原喜助が行う戦いにおける徹底した準備は、ビジネスにおける成功にもつながる考え方といえるでしょう。

準備を怠るだけで、成功するはずだったビジネスが失敗する可能性もあります。

浦原喜助がポリシーとする「徹底した準備」を自身のビジネスにおける矜持にすることで、思わぬ失敗を防げるのはもちろん、予想以上の成果につながることもあるでしょう。

書籍『数値化の鬼』の要約解説図をプレゼント!
書籍『数値化の鬼』図解要約資料

株式会社識学 代表取締役社長 安藤広大の執筆した書籍『数値化の鬼』が、なんと発売後 約1か月で12万部を突破しました!

この感謝を皆様にも還元すべく、株式会社識学では、『数値化の鬼』の図解解説資料を作成いたしました!

一度書籍をお読みになった方も、まだお手元にない方もどなたでも満足いただける完成度となっています!

眺めるもヨシ、印刷して目の付くところに飾るもヨシ、使い方は自由自在!

是非、こちらからDLしてくださいね!

関連コラム