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配置転換とは?効果的な方法や注意点、違法になるケースを解説

配置転換とは

ビジネスにおいての「配置転換」とは、同じ企業内で業務や職種、勤務地などを変えることを指しています。

配置転換の内容によっては従業員の意欲や生産性に大きく影響するため、効果的に行うことが重要です。

また、実施の際に注意しなければ違法となる部分もあるため、法律について適切に把握しておかなければなりません

そこで、本記事では配置転換について、

  • 概要や目的、手順
  • メリット・デメリット
  • 効果的な方法
  • 注意点や違法となる例

などを解説していきます。

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配置転換とは

ビジネスにおける配置転換とは、同一企業内で職務や勤務場所などを長期間変えることを指し、略して「配転」と呼ばれることもあります。

企業は従業員に対して「配転命令権」を持っています。

この権利を行使する条件は、「就業規則などに配置転換について記載されており、周知されていること」です。

したがって、この条件を満たしていない場合、職権濫用として無効となるケースがあるため注意しましょう。

関連記事:「適材適所」の正しい考え方とは?組織に合わせて人材を配置し育成すること

配置転換と似ている概念・専門用語

ここでは、配置転換と混同されがちな概念との違いを解説していきます。

出向

出向とは、子会社やグループ会社などの関連企業に異動することです。

一般的に「在籍出向」を指しており、従業員と企業が雇用契約を維持したまま、関連会社に勤務します。

転籍

転籍とは、企業と労働者の労働契約関係を終了させて、出向先の企業で新しく雇用契約を締結することです。

人事異動

人事異動とは、企業の命令によって従業員の配置や地位、勤務条件を変えることを指しています。

したがって、「配置転換」を含め「出向」や「在籍」、「昇進」「降格」など、人事に関する変更はほとんど人事異動です。

配置転換の目的とは

労働政策研究・研修機構の調査によると、従業員1,000人以上の企業では半分以上が定期的な配置転換を行っています。

そして、配置転換を行う目的として挙げられているのは下記のようなものでした。

  • 従業員の処遇・適材適所:70.1%
  • 移動による組織の活性化:62.5%
  • 事後湯活動の変化への対応:56.0%
  • 従業員の人材育成:54.7%

(参考:第3章 配置転換・出向・転籍について丨労働政策研究・研修機構

適材適所の実現

配置転換において最も重要な目的は、適材適所を実現することです。

従業員は一人ひとり得意・不得意があり資質や能力が異なります。

したがって、個々人に最適な業務を与え、最適な部署で働いてもらうことで、企業はそれまでよりも高い生産性やパフォーマンスを実現できるでしょう。

関連記事:適材適所とは?ビジネスで重要な理由や実現する方法を解説

組織の活性化を促す

ずっと変化のない環境にいる従業員は、代わり映えしない仕事に対してうんざりし、退屈や倦怠感を覚えてマンネリ化してしまいます。

その結果、組織の労働生産性は低下してしまうでしょう。

このような状態に陥らないためにも、配置転換によって従業員に新たな環境と人間関係を用意し、心機一転して働いてもらうことで組織を活性化するのです。

事業活動の変化に対応する

3つ目の目的は、事業活動の変化に対応することです。

現代はビジネス環境の変化が激しく、継続的に事業活動を行っていくためには環境の変化に対応していかなければなりません。

そこで、環境に適した戦略を実現するために、配置転換によって最適な人材を各部署から集めることで、最適な事業活動を行うという狙いがあります。

配置転換の流れとは

ここでは、配置転換の一般的な流れを見ていきましょう。

1.内示を行う

配置転換が決定したら、正式な通達の前にまず対象者にのみ通知します。

具体的には、他の従業員に聞かれることがない会議室で直接伝えることや、メールで知らせることが一般的です。

関連記事:人事異動における内示とは?ありがちなトラブルやその対策、注意点などを解説

2.配置転換の辞令を出す

辞令とは、配置転換に関して正式に情報を公開することです。

企業には配転命令権があるので、対象者の同意がない場合でも辞令を交付することはできます。

一般的には異動日よりも余裕を持って公表されますが、事情によって異動日当日に公表するケースもあります。

しかし、対象者だけではなく関係者にも影響が出る可能性があるので、準備期間を設けるためにも公表日は慎重に検討する必要があるでしょう。

3.配置転換の実施

辞令を出したら、実際に配置転換を行います。

配置転換の対象となった従業員のなかには、新たな環境や人間関係に慣れずに心身に不調をきたすケースも少なくありません。

したがって、企業は配置転換を行った従業員に対して、その後も支援する姿勢が求められます。

配置転換のメリット・デメリットとは

ここでは、配置転換におけるメリット・デメリットを見ていきましょう。

配置転換のメリット

配置転換には下記のようなメリットが挙げられます。

クリエイティブの発揮

新たな環境や人間関係によって、従業員がこれまでにない新たな発想やアイデアを創出する可能性があります。

意欲の向上

安定した人間関係を脱し、新たな環境に身をおくことで従業員の意欲を引き出すことができます。

配置転換のデメリット

一方で、配置転換には下記のようなデメリットがあります。

従業員の負担が増える

配置転換に伴って勤務地が変わる場合、引っ越さなければならないケースがあります。

新たな環境でスタートしてから慣れるまでは従業員にとっては大きな負担となるでしょう。

専門性を磨くことができない

配置転換の時期によっては、専門的な知識を身に着けたりスキルを磨いたりする前に異動になるケースがあります。

この場合、専門性を磨くことができなくなるため、注意が必要です。

まとめ:効果的な配置転換をするために

配置転換は、時に絶大な効果を生む可能性があります。

今まで成果を発揮できていなかった社員が、配置転換を機に水を得た魚のように成長するということも十分あり得ます。

しかしその一方、営業部門から管理部門への配置換えなどが発生した際に注意しなければならないのが人事評価制度です。

営業から管理部門に代わると、結果主義であった人事評価が変化する可能性があります。

今まで結果で評価されていたのに、違った定性的な評価軸で評価されてしまうと、社員が困惑しかねません。

定量的な評価制度が自社でできていないとお考えの際は、以下の資料を参考にしてみてください。

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