【マンガでわかる】「リーダーの仮面」「数値化の鬼」を生み出した識学理論によるコンサルティングとは?

会社選びで失敗しないために 正しい判断軸を持とう

会社選びは人生の選択そのものです。誰であれ、入社する会社を間違えたくはないですよね。本記事では、会社選びで失敗しないために正しい判断軸について解説します。

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ルールはあるか


就業規則はもちろんのこと、各種規定や細かな規則まで、入社を検討している会社にこれらのルールが存在しているか必ず確認しましょう。

「弊社は、ルールがなく、自由で、皆様の個性を存分に発揮してもらえる環境となっています」

面接官の方がこのような発言をしたのであれば、要注意です。その会社には思わぬ落とし穴が隠れているからです。

ルールという言葉に「厳しそう」とか「縛られるのではないか」といったイメージをお持ちの方は、上記のような話を聞くと、「この会社は自分の力を最大限発揮できる環境だ」と思うでしょう。しかし、考えてみてください。交差点に信号がなかったら何が起こるでしょうか。ごみの分別の仕方が決まっていない地区に住んでいたらどうなるでしょうか。

必ず誰かが犠牲になります。そして、それはあなたかもしれません。ルールがないとはそういうことです。

一方、ルールがある会社では、決まったルールを守ればよいだけですから、いちいち人の顔色を伺ったり声の大きい人に従ったりしなくて済み、余計なストレスを感じなくなるでしょう。就業規則ほか、挨拶や整理整頓、時間に対する考え方など、ルールがある会社とない会社では、社員の仕事に対する集中力に違いが生じますし、ストレスの多寡も変わってきます。

ルールの有無は、その会社が仕事に集中できる環境かどうかを測る物差しです。ぜひチェックしてみてください。

教育体制が仕組化されているか


過去に同業種で働いていて転職を考える人もいれば、全く違った業界に飛び込もうとして転職を考える人もいるはずです。いずれにせよ、教育体制がどうなっているか不安な方は少なくないでしょう。この点は面接時に尋ねておきたいところです。

教育体制が仕組化されていない会社では、仕事を早く覚えられるかどうかは教わる先輩の力量次第です。その先輩の指導が分かりにくかったり、先輩が冷たい人だったりしたら最悪ですよね。

これに対して、教育体制が仕組化されている会社は、入社後の成長戦略が描かれていて何度も修正を繰り返してきている可能性が高いです。「安心して身を置ける」と考えてよいでしょう。

また、その後の上司のマネジメントもポイントです。成長管理を仕組化できている会社なのかどうか。ここも確かめておきましょう。営業であれば、数字管理されるイメージは持てるかもしれませんが、マーケティングや事務のような仕事においても会議が定例でなされているのか。組織全体として仕組化されているのかどうか。確認するとよいでしょう。

ここで教育体制が仕組化されているかどうかチェックしたいときに有効的な面談時の質問を紹介します。
「入社後、まず私は、何をしたら〇をもらえるでしょうか?」
「入社して一人前になるためには、どのぐらいの期間がかかるのでしょうか?」
この質問に明確に答えられる会社は、最低限、教育体制は整っていると判断できるでしょう。
逆に答えられない会社は、少し注意が必要です。
入社初日からその日のゴールが明確であり、1週間、1ヶ月、3ヶ月のゴールが設定されているかどうか。
また、そのゴールに到達するために学ぶ機会はあるのか?何を提供してくれるのか?ルールや権限を確認することもお勧めです。

明確な評価基準の有無


入社を検討している会社には明確な評価基準はありますか。何を求められているのか。そして、何を評価されるのか。それを理解した上で仕事に取り組むことが望ましいです。

なぜ評価制度がある会社が良いのかといえば、組織の向かうべき方向性を明確に社員に打ち出しているので、社員が集中できるからです。自分が何を求められ、どうすれば会社や上司に評価されるのか分からないと、余計な労力を必要とします。上司の顔色を伺ったり、部下から人気を得なければならかったり、業務に関係のないところに気を遣う羽目になって、本来のパフォーマンスを発揮することが難しくなるかもしれません。

また、評価制度が明確でない環境では、自分の将来のイメージを持ちにくくなります。生涯年収はどの程度になり、毎回確実に評価されれば3年目の給与はいくらになるのかなど。評価制度がはっきりしているほど自分の目標がきちっと定まり、業務に集中できます。

例えば下記のように、評価制度はあるものの、その基準が曖昧な会社は注意が必要です。

  • 責任感を持って仕事をしている
  • 業務遂行能力がある
  • 主体性がある

これらは、自分と評価者との間に認識のずれが生じてしまいやすいのです。自分では「責任感を持って仕事をしている」と思っても、評価する側からは「そう見えない」という事態が起きてしまうわけです。これでは、どうすれば成長できるのかが判然としません。無駄な努力をし続ける恐れもあります。

評価制度が明確であればこんな目に遭うことはないわけです。面接の際はぜひ評価制度の有無とそれが明確なものであるか、担当者に聞いてみるとよいでしょう。

イベントや福利厚生が充実している会社は危険⁉


面接当日、応接室や会議室に通された際、壁に社内イベントの写真やパネルがたくさん貼られていたとします。これを見たら、「イベントごとが多く、社員同士の仲も良いのだろう」とか、「福利厚生が充実していて、社員のことを考えてくれている会社なのではないか」と感じるかもしれません。面接官から、「社長と飲む機会も多く、何でも意見を言える環境です」とまで聞けば、わくわくする気持ちも理解できます。しかし、ここにも罠が潜んでいます。

私は、決してイベントが多いことや福利厚生が充実していることが悪いと伝えたいわけでないのです。社員からすると楽しみが増え、会社を選ぶ理由の一つになるかもしれません。

ただ、本来大切なことは、その会社で成長できるか、稼ぐ力や生きていく力を身に付けられるかどうかであり、イベントや福利厚生の充実さは補足であるはずです。それなのに、これらを大々的に打ち出している会社は、言い換えればイベントや福利厚生でしか社員を引き付ける魅力がないのかもしれません。

どんなにイベントが多く、福利厚生が充実していたとしても、成長できない環境であれば、去っていく人も多いことでしょう。もしかしたら、写真に写っている人はほとんど辞めてしまっているかもしれません。

成長できる環境に身を置こう


私自身、数多くの企業のマネジメント改善に携わってきたことから、よく、どのような会社に転職すべきか相談を受けます。一言で表すならば、ずばり、成長できる環境です。

成長できる環境とは、これまでにお伝えした条件をすべてそろえた会社です。ルールと明確な評価基準があり、教育体制が仕組化され、イベントや福利厚生の充実さが目立ち過ぎていない会社ですね。

自分が成長できていると実感し、かつ組織も成長していたら、誰が簡単に辞めようと思うでしょうか。きっと、従業員たちは皆さらなる高みに向け、精進し続けるはずです。

本記事が少しでも皆さんの役に立つことを願っています。

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