新型コロナウィルスの影響でリモートワークがかなり増えましたが、まだ慣れないという方もいるかもしれません。
リモートワークで成果を出すためには、どのような仕事のやり方をすればよいのでしょうか。
今回は、「リモートワークで成果を出すために必要な能力は?」というアンケート調査を行いました。アンケート結果をふまえて、成果を出すことができる仕事のやり方について解説するとともに、リモートワークで意識したいデキる人のコミュニケーション法についてもご紹介していきます。
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リモートワークで成果を出すために必要な能力は?
今回は、リモートワークの経験がある方100人に対し、「リモートワークで成果を出すために必要な能力といえば?」というアンケート調査を行いました。すると、実に69パーセントもの人が「自己管理能力」と回答し、堂々1位にランクインしています。
自宅だと、業務時間と休憩時間の区別がつきにくくなるというのが一番の理由です。上司や周りの目がない分、サボろうと思えばいくらでもサボれてしまいます。そのため、メリハリをつけてしっかり自己管理をすることが大切だと感じている人が多いのです。
次にランクインしたのは、18パーセントの人が回答した「コミュニケーション能力」です。なぜなら、リモートワークでは、メールやチャット、電話での会話、画面を通してのテレビ会議がほとんどなので、直接会って話すときとは違い、微妙なニュアンスなどが伝わらないからです。
そのため、コミュニケーション能力が必要だと感じている人が多いということがわかります。
他に、少数派の回答として「自己完結力」という回答が7パーセントで「説明力」「質問力」がそれぞれ3パーセントという結果になりました。
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リモートワークでも成果を出すには、どのようなやり方で仕事をこなせばよいのでしょうか。まず、リモートワークの最大のマイナスポイントは、仕事相手の様子がまったくわからないことです。
上司から仕事の指示を受けるにあたっても、普段なら周りの雰囲気や様子で察しがつくこともたくさんあるのですが、リモートワークだとそれがわかりません。
そのため、仕事の目的は何なのか、どのような完成系を思い描いているのか、いつまでに仕上げなくてはいけないのか、初めに上司と認識を揃えておくことが大切になってきます。
そして、いったんざっくりとした枠組みが出来上がった段階で、指示された仕事のイメージと合っているかどうか、再度上司と共有してすり合わせをしておくと安心です。
また、メールやチャットでスムーズに業務のやり取りをできるかどうかも重要になってきます。メールやチャットでもスムーズにやり取りをするコツは、まず結論を先に伝えることです。
報告なのか、相談なのか、承認が必要なのか、相手が読んだ後にどんなアクションをすればよいのかが、最初にわかるようにしておくとスムーズにやり取りできるでしょう。
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アンケート結果でも、18パーセントの人が「コミュニケーション能力」と回答しているように、リモートワークでは上手にコミュニケーションが取れるかどうかで、仕事の効率がずいぶん違ってきます。
顔が見えない相手とのコミュニケーションは、想像以上に難しいものです。そもそも、メールやチャットの場合は相手が読んでくれていないと何も伝わらず、コミュニケーション自体が始まりませんよね
そのため、リモートワークでは早い返信で相手から信頼を得ることがスムーズに業務を行うコツです。
例えば「承知しました。内容を確認し、明日改めてご連絡いたします。」といった短いメッセージでよいので、まずは相手に対してすぐに返信をすることです。
ボールがこちら側にあり、いつどんなアクションをする予定なのかを伝えておくと、相手は安心します。
もし確認に1週間かかるのであれば、相手はそれも早く知っておきたいし、状況に応じて対応の仕方も変わってくるはずです。
リモートワークでは、伝わりにくいことが多く、わからないことで不安にもなりやすいので、お互い仕事がやりやすくなるよう、わかりやすく丁寧なコミュニケーションを意識することをおすすめします。
まとめ:リモートワークで成果を出すには環境も大切
今回は「リモートワークで成果を出すために必要な能力は?」というアンケート調査を行い、その結果をふまえ、リモートワークでも成果を出すことができる仕事のやり方についてご紹介しました。
リモートワークで成果を出すために必要な能力として、最も回答の多かった「自己管理能力」は、自宅で仕事をするための環境によっても左右されます。
仕事をするためのデスク周りには、毎日仕事で使うものだけをスッキリと置き、必要な書類などはデスクの近くに収納しておきましょう。プライベートのものと仕事用のものは分けて収納するのが基本です。
自宅に、仕事がはかどる空間を作り出すことで、リモートワークもずっと取り組みやすくなるでしょう。
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