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リーダーシップとメンバーシップの違いとは?メンバーシップを養うメリットや方法を解説

成果を上げる組織やチームに共通する特徴に、高いメンバーシップがあります。メンバーシップとは、一人ひとりのメンバーが自身の役割を理解し、全うすることでチーム全体に貢献する能力で、組織の業績向上を目指す上でも大切な要素です。

本記事では、リーダーシップとメンバーシップの違いは何か、メンバーシップを高めることで期待できる効果と養う方法を紹介します。

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メンバーシップとは?

メンバーシップとは、チームに属するメンバーそれぞれが自身の役割を理解し、行動してチーム全体に貢献すること、またはその能力を指します。なお、リーダーの指示ありきで自身の役割を果たしている状態はメンバーシップとは異なります。

あくまでも、メンバーそれぞれが主体的・積極的に行動し、なおかつチーム全体のために他のメンバーをサポートしている状態です。またメンバーシップの特徴として、年代によって求められる能力が異なる点も挙げられます。

メンバーシップの向上は、チームが自走する、一体感が増す、業務が円滑化する、業績が向上するなどのメリットが生まれる組織作りで大切な要素です。

メンバーシップとリーダーシップ、フォロワーシップの違いは?

メンバーシップと似た言葉に、リーダーシップ、フォロワーシップがあります。この2つはどちらもメンバーシップのなかに含まれる機能の一つで、違いは求められる役割です。

リーダーシップとメンバーシップ、フォロワーシップは、求められる姿勢や役割が異なります。リーダーシップで求められるのは、チームを率いて目的を達成する姿勢です。そしてフォロワーシップでは、リーダーをサポートする力が求められます。一方、メンバーシップに必要なのはチームの一員として自らの役割を果たし、全体に貢献する姿勢です。

リーダーがリーダーシップを発揮するためにはフォロワーが不可欠であり、そのフォロワーに焦点を当てたのがフォロワーシップです。以下では、リーダーシップ、フォロワーシップについて、詳しく解説します。

リーダーシップとは

リーダーシップとは、目標達成に向けてチームをまとめて行動を促す能力や機能のことです。先天的な能力や才能、または地位のようなものではなく、あくまでも仕事であり、チームのメンバーの責任を取ることで最終的に得られる信頼そのものでもあるともされています。

リーダーシップを端的にまとめたものとして、PM理論があります。PM理論では、リーダーに必要な機能(行動)は目標達成機能(P機能)と集団維持機能(M機能)であり、これらによりチームを発展させられるとしています。

目標達成機能とは、「目標達成のために計画を立てる」「メンバーに指示を出す」「生産性を向上させる」「課題を解決する」などの能力のこと。一方、集団維持機能とは、チームメンバーの感情や心情に寄り添う、団結力や士気を高めるなどの調整役に近い能力です。

PM理論のリーダーシップでは、上記双方の能力を兼ね備えたリーダーを理想とし、どの能力を発揮するかにより、4つのタイプ(PM型・Pm型・pM型・pm型)のリーダーに分類しています。

フォロワーシップとは

フォロワーシップとは、リーダーを自律的・主体的に支援する能力のことです。手助けなどを意味する「フォロー」とほぼ同義と捉えて良いでしょう。

フォロワーシップで求められるのは、リーダーの意志決定に対して健全な批判や意見を述べたり、リーダーに代わりチームをサポートすること。どれだけリーダーシップの高いリーダーであっても、自身の業務が忙しければチームの管理に手が回らないこともあります。また、意志決定に誤りがある可能性も否定できません。

そのため、フォロワーがリーダーを主体性を持って補佐し、チームの連帯感を高め、チーム全体が効率的に機能するようフォロワーシップを発揮することが求められます。

以上のように、成果を上げられるチームでは、リーダー・フォロワー・メンバーが揃い、それぞれが役割を主体的に果たしている点が特徴です。

メンバーシップを高めることで期待できる効果

メンバーシップは、チームや組織で働く全ての従業員に必要な能力です。リーダーシップやフォロワーシップは、あくまでもメンバーシップの一部であり、どのような立場のメンバーであっても、根底には「自身の役目を果たし、組織に貢献する」意識が必要です。

ここからは、メンバーシップを高めることで期待できる効果やメリットを紹介します。

当事者意識の芽生え

メンバーシップが形成されておらず、メンバーが自身の役割を認識していなければ、上司からの指示待ちの状態に陥りかねません。

メンバーの当事者意識がないままだと、結果に対する責任感が芽生えず、仕事に対しても「やらされている」と感じやすいです。

またチームで仕事をしている意識も薄いため、他のメンバーへのフォローなども不十分な傾向にあります。

メンバーシップが形成されれば自身の役割を認識し、役割を果たすために何ができるか考える自立性や主体性が育ちます。もちろん個人プレーではなくチームの一員である意識があれば、率先して他のメンバーを手伝うことにもつながるでしょう。

以上のように仕事に対する主体的・積極的な姿勢はモチベーションの向上にもつながります。やる気や活気のあるメンバーの存在は、組織そのものの活性化にもなり、より働きやすい環境の構築にも役立ちます。

チームワークの向上

チームは個人のみでは達成し得ないプロジェクトの実現のために存在します。しかしメンバーシップが低ければ、せっかくチームを形成しても仕事は個人のものとなり、本来の機能を果たしません。

またチームを形成しても、上司から部下に仕事を指示するだけでは本当のチームワークは形成されません。チームとは上司と部下の関係だけでなく、横のつながりがあり相互に助け合う姿勢が不可欠です。

メンバーシップを育めば、メンバーは個人では達成できない仕事を実現するためにチームがあることが理解できます。そうすればチームワークが向上し、シナジー効果の発揮も期待できます。

業績アップ

会社は従業員一人ひとりの働きにより成り立っています。とはいえ、どれだけ優秀な社員が揃っていても、足の引っ張り合いをしていては業績が上がらないどころか、組織が内部から崩壊する可能性も否めません。

メンバーシップを育むことで、仕事は個人ではなくチームで行っていること、チームの中でも自分の役割があることを理解できます。メンバーと協力しながら、自身の能力を発揮するメンバーが増えれば、業績の向上にもつながるでしょう。

さらにメンバー自身で考え仕事をすれば、今までになかった発想を事業に取り込める可能性もあります。第三次産業が主流な現代では、柔軟な発想は企業を発展させる上で特に重要な要素です。

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メンバーシップで養うべき能力

メンバーシップで養うべき能力は、若手か中堅かによっても異なります。具体的には以下のとおりです。

  • 若手社員:積極性・主体性
  • 中堅社員:貢献力・影響力

積極性

積極性とは仕事を自ら進んで行い、意欲的に取り組む姿勢のことを指します。積極性は年齢を問わずに仕事をする上で必要な姿勢のため、若手社員のうちに身に付けたい能力の一つです。

新入社員などチームに所属したばかりであれば、まずは与えられた自身の仕事をきちんとこなすことが、チームへの貢献につながります。ただし若手だからと遠慮しすぎるのではなく、積極的に取り組む姿勢も求められます。

主体性

主体性とは指示に含まれる意図を理解し、業務の意味を考えながら仕事を進める能力です。例えば、若手社員はまず指示通りに仕事ができるよう指導されるケースが多いものの、ゆくゆくは主体的に仕事に取り組む姿勢も求められます。

また主体性とは自らの意志や判断で行動を起こすだけでなく、その結果に責任を負って改善する能力も含まれるため、管理的立場でも必要な能力です。

貢献力

貢献力とはチームや他者の利益に貢献できる能力を意味し、チーム内で自身に与えられた役割を受け入れ、誠実に取り組むことが求められます。

中堅社員ともなれば、自身の仕事で成果を上げることはもちろん、チームの成長をサポートする力が必要です。また貢献力を発揮するシーンでは、チームのために自身への不利益を受け入れなければいけないこともあります。

影響力

影響力とは自身の働きかけにより、他の社員の行動を促したり考え方を変えさせたりする能力のことです。人を動かす力といってもよいでしょう。

中堅社員ともなれば、リーダーシップやフォロワーシップを発揮する機会も多くなります。その際に必要となるのが影響力です。

なお、影響力は「部長」「課長」などの肩書の付与によっても得られるものの、長期的に考えれば周囲から信頼を得ることが求められます。信頼は一朝一夕に築けるものではないため、日頃から仕事の成果や誠実な態度により積み上げる姿勢が大切です。

メンバーシップを向上させる方法

メンバーシップを向上させるには、まずはメンバーシップとは何か、それがなぜ重要かをチームに周知しましょう。次に、メンバーそれぞれの役割を明確にします。なおチームメンバーが親睦を深める機会の提供もメンバーシップの養成には大切な要素です。

メンバーシップについて周知する

メンバーシップという言葉は、看護などの現場で使われることはあるものの、ビジネスの現場では聞きなれない社員が多い可能性があります。

そのためまずはなぜメンバーシップが重要であるか、社員全員、またはチームメンバー全員に周知しましょう。周知方法はメールなどでも問題ありませんが、研修やセミナーを実施するとより分かりやすいです。

メンバーシップとは社員が自身の役割を理解し主体的に業務に取り組みメンバーをサポートすること。それによりモチベーションやチームワークの向上が期待できること。

結果として企業は業績が向上するなど、社員と企業にどのようなメリットがあるかを伝えてください。概念だけでなく、取り組むことによるメリットも伝えれば、行動を促しやすくなります。

メンバーの役割を明確化する

周知が終わったら、それぞれのメンバーの役割を明確にします。役割が曖昧な場合、仕事が一部のメンバーに偏ったり、責任の所在が不明確になったりするため、一度文書などでまとめておくのがおすすめです。

メンバーの役割の明確化により、責任をもって主体的に仕事に取り組む土台ができあがります。

社内イベントを開催する

メンバーシップの向上では、重要性やそれぞれの役割を理解させるなどの事務的な処理だけでなく、メンバー間の相互理解を促す、情緒的な取り組みも必要です。

それぞれのメンバーに対する理解が深まることは信頼関係の構築にもつながるため、できるだけコミュニケーションを活発化する取り組みを導入しましょう。

オンライン〇〇会

テレワークが主体の会社や部門では、「オンライン飲み会」や「オンラインランチミーティング」などにより、チームの親睦を深めましょう。なお参加率が低いときは、飲食代を補助するなどのインセンティブを設けるのがおすすめです。

また家庭の事情などがあり、長時間の集会に参加するのが難しいメンバーが多ければ、毎日短時間のオンライン朝会を設けるなども方法の一つです。

スポーツ大会

対面での参加が可能であれば、スポーツ大会を開催してもよいでしょう。サッカーや野球などは競技自体にチームワークが必要なため、練習も一緒に取り組めばメンバーシップの構築に役立ちます。

なお練習時間が取れなかったり運動が得意でなかったりする社員がいる場合は、チーム対抗の運動会など簡単に一緒に盛り上がれる企画にするのもよいでしょう。

ゲームやワークショップ

お花見や忘年会などは話すメンバーが偏りやすく単調になりがちなため、間にゲームなどを挟むとコミュニケーションの活性化に役立ちます。また楽しむタイプのイベントだけでなく、ワークショップのような体験型勉強会の開催もおすすめです。

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最近よく聞くメンバーシップ型雇用とは?

メンバーシップ型雇用とは、業務内容や勤務地を限定せずに人物を重視して採用し、後に仕事を割り当てる雇用スタイルです。メンバーシップ型雇用では、入社後に部署や勤務地を異動しながらキャリアアップしていくのが特徴です。

ジョブ型雇用との違い

ジョブ型雇用とは、企業が必要に応じて職種や業務内容、勤務地、労働時間などを細かく定めた上で人材採用を行う雇用スタイルです。

メンバーシップ型雇用との違いは、採用の時点で特定の分野に関するスキルや知識を求められる点です。

現在の日本では多くの企業で、メンバーシップ型雇用を採用しており、特に新卒社員の場合はほとんどがメンバーシップ型雇用です。ただし中途採用の場合、ジョブ型雇用を導入している企業も見られます。

メンバーシップ・リーダーシップの向上を目指して取り組もう

メンバーシップとはメンバーそれぞれが自身の役割を理解し取り組み、チーム全体へ貢献する能力や行動を意味します。なおリーダーシップやフォロワーシップはメンバーシップの一部で、それぞれ求められる役割が異なります。

また社員だけでなく、企業にもメリットをもたらすのがメンバーシップです。企業で一丸となってメンバーシップ・リーダーシップの向上を目指しましょう。

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