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内定ブルーとは?内定者・企業側の対処方法や陥る原因を解説

内定ブルーとは

「内定ブルー」とは、内定者が感じる内定への不安や悩みのことです。

こういった内定ブルーを取り除くため、企業はその原因や対処法を正しく知り、適切な内定者フォローを行う必要があります。

本記事では、内定ブルーの概要や陥る理由、内定者側・企業側ができる対処法などを解説していきます。

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内定ブルーとは?

内定ブルーとは、内定を受諾して入社する企業が確定した学生が、「これでよかったのだろうか」といった不安や悩み、憂うつ感を感じてしまうことです。

結婚前や結婚後に不安や嫌悪感を感じて憂鬱な状態になってしまう「マリッジブルー」になぞらえて内定ブルーと呼ばれています。

どのような人でも内定ブルーになる可能性がある

株式会社ラーニングエージェンシーの「内定者意識調査」によると、入社前の心情として77.2%の内定者が「不安、心配な気持ち」と回答していることがわかっています。

このように、内定ブルーはどのような人でもなる可能性があり、企業側は内定者が内定ブルーに陥らないように、また陥った際に適切に内定フォローをしていくことが求められます。

なぜなら、内定ブルーに陥った内定者が内定を辞退してしまう可能性があるためです。

そうなると当然、企業にとっては必要な人材を失うだけでなく、それまでの採用コストが無駄になってしまうことになります。

(参考:【内定者意識調査】77.2%の内定者が入社に向けて不安を抱えていることが判明丨PR TIMES

企業が内定ブルーに対処しない場合、どうなるのか?

内定ブルーに陥った学生を放っておくと、内定式前後になっていきなり内定辞退をするというパターンに陥りがちです。

内定を承諾してから内定ブルーに陥り、悶々としながら「本当にこの会社でよかったのだろうか」「他にもっと良い選択肢があったのではないか」と悩み、内定辞退につながってしまうのです。

関連記事:新卒採用とは?中途採用との違いやメリット・デメリットを解説

内定ブルーに陥る理由とは

内定者が内定ブルーに陥る理由を見ていきましょう。

考え込む時間ができる

内定ブルーに陥る1つ目の理由は、考え込む時間ができることにあります。

内定を得るまでは就職活動に全力で取り組み、忙しい期間を過ごします。

そのため、ゆっくり自分の将来や「社会人としてどうしていくべきなのか」といったことについて、深く考える余裕は少なくなります。

ところが内定が決まると落ち着ける時間が生まれるため、「本当にこの会社でよかったのだろうか」や「これから自分はどうしていきたいのか」といったことを考えるようになるのです。

また、自身の考えや価値観を深く掘り下げずに内定を承諾してしまい、後から迷いや不安を感じるということもあります。

就職先に満足していない

就職活動は競争でもあるので、誰もが望み通りの会社に入社できるわけではありません。

また、自身の能力や環境の変化によっても、入社できる企業や業界が変わることも珍しくないでしょう。

このような状況下で長く就職活動をしていると、「早く内定を受けて就活を終わらせたい」という気持ちが生じてもおかしくはありません。

そして、完全に納得する前に内定を承諾して就活を終わらせてしまい、妥協したことへの後悔や不安を感じて内定ブルーに陥ってしまうのです。

自分の能力への不安

内定ブルーに陥る3つ目の理由は、自分の能力への不安です。

自分の能力に自信がなく、入社後に社会人として仕事をこなせるのかどうか不安になり、内定ブルーに陥ってしまいます。

それまでただの大学生だった自分が突然社会人として働くことは、環境も責任も大きく変化するため、自分の能力でこの先活躍できる未来が見えず、将来への自信を失ってしまうのです。

関連記事:新入社員のモチベーション低下の理由!8割を襲う「リアリティ・ショック」とその対処方法

内定ブルーに陥った内定者を説得しても意味はないかもしれない

企業側は内定ブルーに陥った内定者に対して、論理的に説得しようとすることがありますが、その場合はかえって逆効果になることがあります。

内定ブルーは論理的なものではなく不安や悩みといった感情的なものです。

したがって、論理的に対処しても内定者が納得することはありません。

むしろ必死に説得しようとすると、内定者は「こんなに全力で説得するなんて、どこか怪しいな」と引かれてしまう可能性もあります。

内定者ができる内定ブルーへの対処法とは

ここではまず、内定者ができる内定ブルーへの対処法を見ていきましょう。

先輩社員や同期とコミュニケーションをとる

内定ブルーに対する1つ目の対処法は、先輩社員や同期とコミュニケーションをとることです。

自分が抱えている不安や悩みは多くの場合、同期となる内定者も抱えているためお互いに話すことで「自分だけではない」ということがわかり、不安感が低減します。

また、すでに働いている先輩社員も入社前は同じような心境にあったと考えられるため、効果的なアドバイスなどが期待できるでしょう。

人事に直接聞いてみる

内定ブルーの原因の1つに、「本当にこの企業でいいのか」という不安があります。

この場合、内定先の人事に福利厚生や待遇、その他不明点などがあれば直接聞いてみることが効果的です。

内定者が入社予定の企業について詳しく聞くことは当然の権利であり、企業側もこれから入社する人が不安や不満を残しているのは不本意でしょう。

内定前は聞きにくかったことでも、入社を前にした段階でなら聞きやすいのではないでしょうか。

関連記事:新卒社員を戦力に変えるマネジメントの肝

まとめ:内定ブルーに対処するための内定者フォローの方法

内定ブルーを避けるためには、会社の組織運営、組織体制について明確にしておく必要があります。

例えば、人事評価制度です。

人事評価制度が、全力で仕事に取り組む、業務効率化を進めるなどの定性的な目標の場合、今後上司になる人にうまく気に入られなければ、などと内定者ブルーになってしまう恐れがあります。

しかし、定量的な目標であればいかがでしょうか?

人間関係を気にする必要がなくなります。誰からでもわかる定量的な人事評価は、厳しく見えるかもしれませんが平等なのです。

こうした人事評価を構築するためにはどうすればいいのでしょうか?

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