社員の机の上が雑然としていたり、平気で提出期限を破ったり…致命的なミスは発生していないものの、管理職として自分のチームあるいは組織が、なんとなく緩いという不安感を感じることはありませんか?
今回のマンガの主人公、矢柴社長もその一人。部下のだらしない姿を発見するたび、その都度注意したり、熱心にフォローすることで改善を目指します。その結果、部下たちのモチベーションも上がり、社内の雰囲気が良くなるも、数週間後には元通りになり、途方に暮れてしまいます。
マネジメントに詳しくない方に多いのが、成果が出ない時、モチベーションを原因としてしまうことです。たしかに、社員のモチベーションが上がれば、一時的に成果が出ることもあるでしょう。しかし、ドーピングのような手法で上がったモチベーションは下がるもの。
組織運営は持久戦ですから、仕組みで改善していく必要があります。今回は、組織を引き締めるルールの作り方と設定方法を解説。ぜひ、日々の業務にお役立てください。