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未経験者を採用するときの注意点とマネジメント法

人材不足が深刻化するなか、即戦力採用の難易度が高まっています。

それゆえ、未経験者の中途採用や新卒採用を行い、獲得者した社員の早期即戦力化を図ろうとする会社も多いのではないでしょうか。

ただ、そんな会社のリーダーが抱えてしまいがちな悩みがあります。

それは、「未経験だからわかりません。できません」という部下からの言い訳が絶えないこと。

どう対応してよいのか迷い、結果的に戦力化に至らぬまま早期離職する社員が後を絶たず、コストの浪費につながってしまうわけです。

そこで今回は、未経験者を採用するときの注意点と、未経験者を戦力化するためのマネジメント法をお伝えしていきます。

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採用時のチェックポイント

まずは、採用時の注意点から見ていきましょう。

どのような方法で採用することになったとしても、押さえておきたいポイントは、価値観が異なる人材が組織に入ってくるということです。

例えば、会社の勤務着(ユニフォーム)がスーツであれば、先日まで大学生だった新入社員からすればスーツの着方が分からないかもしれませんし、前職はTシャツ短パンでの出勤が認められていた会社に勤務していた人であれば、スーツを持っていないということも想定されます。

その他、紙でのやり取りが当たり前の会社に勤務していた人が、社内チャットツールの使用が当たり前のベンチャー企業に転職してきたとき、メンションというワードすら分からないかもしれません。

そのため、採用前に会社のルールを明確に設定できているかどうかは重要なポイントです。

出退勤時の挨拶のルール。提出期限のルール。環境整備のルール。服装のルール。ほかにも組織には明文化されていないだけでたくさんの当たり前があるかもしれません。

「出勤したら所定の場所に立って奥の席にいる人にまで聞こえるようにあいさつをする」

「期限までに上司に報告する」

「入力したものは、ダブルチェックを済ませてから上司に提出する」

まずは、こうした当たり前を明文化し、守ることができるかを面接時に尋ねてください。

当たり前に誰でもできるルールを守れないような人材であれば、未経験者を戦力化していくことは相当な労力を要することでしょう。

 明確な目標設定をする

次のポイントは、入社後の明確な目標(ゴール)設定になります。

いつまでに何ができるようになっていたら一人前と定義するのか。いつまでにどういう状態になっていたら戦力として予算数字に組み込んでいくのか。

これらを判断する基準を定め、示すことがポイントです。

未経験で入社した人材の5年後のゴール像。4年後、3年後、2年後、1年後、半年後、3ヶ月後、1ヶ月後。どうなっているべきなのかを目標として設定し、認識させること。

これをイメージさせなければ、戦力化のスピードは大幅にダウンしてしまいます。

絶対にやってはいけないことが、未経験者に対して、「先輩の仕事を見て徐々に覚え、慣れてくれればよい」などの曖昧な指示です。

目的地が示されぬまま、とりあえず歩き始めてと言われているのと変わりません。

入社したその日から、何をすべきか、どういったルールのもとで動くのか、この1週間での目標は何かが明確になっている会社の方が、未経験者は圧倒的に成長し、戦力化していく速度がアップしていきます。

部下にやらせてみる

未経験の社員に成長イメージが持てるような目標を定めた後は、手取足取り教えていく指導法もあるかもしれませんが、より早く即戦力化を目指すのであれば、口出しせずにやらせてみるというのがここでのポイントになります。

自身で考えさせ、トライ&エラーを繰り返し実行させる。上司は、目標地点でできたかできていないかを評価する。

できたのであれば、そのまま次の目標に向かわせ、できていないのであれば、何が不足していて、どうすれば改善できるのかを考えさせ、確認し、次の目標を明確に設定し直し目標に向かわせる。

これを繰り返すことで、より早く成長する環境を構築していきます。

ここでの注意点は、何も教えない、放任主義であるということではありません。

設定している目標に対して、実行することに迷いが発生しないようルールを整備することは重要ですし、業務フローやマニュアルを準備しておくことも忘れないでください。

また、不明点があるときには、すぐに上司に確認することをよしとしていること、週に〇時間上司に質問の時間をセットしてもよいことを伝えておきましょう。

ほかには、学びのための教材費、セミナー参加、〇〇の受講は月々〇万円までは使用可などの権限を与えていることも示しておくとよいです。

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