テーマ:組織変革
理論(コンセプト)名称:組織変革のビジョン
提唱者:金井寿宏 神戸大学大学院経営学研究科教授
時期:2004年
理論の紹介:
組織変革のビジョンとは、神戸大学大学院経営学研究科の金井寿宏教授が、著書「組織変革のビジョン」の中で提唱した考え方である。
金井寿宏教授は、著書の中で、組織改革には「組織のなかにおける大半の個人の発想や行動パターンが変わることが必要だ」と述べている。また金井寿宏教授は、組織改革が始まるきっかけには危機感が大事だが、危機感だけでは心理的エネルギーがネガティブになってしまうため、組織改革を実現するにはポジティブな心理的エネルギーが必要であることに留意した。ポジティブな心理的エネルギーを発生させるためには、ビジョンを大事にする必要がある。
組織変革のビジョンは、あるべき姿がビジュアルとして具体的に描かれ、あるべき姿への道筋がシナリオやストーリー、変革のステップや道標として組織内で語られ、最初の第1歩がこれからすすむべき足取りの展望として描かれている必要がある。そして、組織の中で十分にコミュニケーションがとられることで、ビジョンは有効に機能する。
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関連外部記事リンク:
組織変革のビジョン(金井寿宏 著)
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神戸大学大学院MBAプログラム(専門職大学院過程)
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