「フラット型組織」から「ピラミッド型組織」への成長|UUUM(ウーム)株式会社 代表取締役 鎌田 和樹 氏

投稿日:2021/06/19

概要

動画共有サイト「YouTube」上に動画を投稿するクリエイター、通称「YouTuber(ユーチューバー)」向けの業界初マネジメントプロダクションとして2013年6月に設立。多くの人気YouTuberが所属し、動画の総アクセス数10億回以上、チャンネル登録者数計400万人以上という支持を集めているHIKAKIN氏が最高顧問を務めていることでも知られる企業がUUUM(ウーム)株式会社だ。
飛ぶ鳥を落とす勢いの同社を束ねる代表取締役の鎌田和樹氏は、識学の要素をいかに組織づくりに取り入れているのだろうか。詳しく話を伺った。

規模の拡大で組織づくりが必要に

識学を受け始めた頃の貴社のご状況についてお聞かせください。

 当社は2013年6月に設立した新しい会社で、2014年の期初までは5名のメンバーで事業を運営していました。しかし、売上拡大に比例して新しいメンバーの数が増え、約1年で50名の組織に。「社長自らプレイヤーとして現場に出て行き、メンバーと一緒に頑張る」というベンチャー企業の出発点を通過し、フラット型組織からピラミッド型組織を作っていかなければならない規模へと成長しました。

 これからさらに事業を拡大していくという状況の中で、私が力を入れて取り組んでいこうと考えたのは、今後のマネジメントの在り方や人事制度などの仕組みづくり。ちょうどその時期に、識学の存在を知りました。実は、自分でお金を払ってコンサルティングやコーチングといった類のものを受けたのは、人生の中で今回が初めてです。どちらかというと、なんで人にお金を払って何かを教わらなければならないんだ、と思ってしまうタイプで。

 でも、試しに一回目のトレーニングを受けてみると、組織マネジメントにおける日頃の思考や行動を識学という「理論」に基づいて細かく分析され、伝えてもらえることに対して「なるほど」と思える部分が多かったため、継続して受けてみることにしました。

明確な評価基準の基盤ができた

役員の皆様も識学を学んだことで、組織にどのような変化や影響がありましたか?

すべてがぴったり同じというまでではないにせよ、マネジメント層とのコミュニケーションにおいては識学という共通言語に基づいた考え方ができるようになりましたね。特に、「評価」に対する考え方に関しては、共通の認識が浸透しています。例えば、営業社員は自分を評価するのはお金を払ってくれる「クライアント」だと勘違いしがちですが、実際にその人の評価をするのは「上司」。

 評価される人に何を望まれているのかを理解した上で行動しなければ、いくら頑張っても報われない。マネジメントする側は、部下に対して評価者は誰で、何を求められていて、どんな結果を出せば評価が得られるのかをちゃんと伝えているのか、部下はそれを認識しているのかを管理しなければならない。……といったごくごく当たり前のことなのですが、現実の業務の中では入り混じってしまうんですよね。

 人事制度や評価の仕組みが出来上がってからそういった認識のズレが生じないように、識学を軸に事前に頭の中を整理することができたように思います。結果、不明確な評価というのがより生まれにくくなりましたし、結果を出した人は明確な評価を受け、次のステップに進みたいと思えるような根本的な考え方のひとつにはなっているのではないかと思います。

問題を抱えている会社ではなく、成長企業にこそ識学を勧めたい

識学を受けた感想についてお聞かせください。

現状、組織を動かしている中で大きな事故を起こしていないということが、実は識学を受けたことで感じた成果かもしれません。事故を起こす手前なのか、それすらも可能性の段階で、識学の理論に基づいた意志決定をすることで方向性を間違わなくなっていると思います。直近の売上が伸びたというよりも、リスクを未然に防いだという思いの方が強いですね。これから起こり得るであろう課題も自然と課題ではなくなってきていると感じています。

最後に、どんな企業が識学を受けると更なるパフォーマンス向上が期待できるか、考えをお聞かせください。

 一般的なコーチングやコンサルティングは、「こんな問題を抱えていた会社の経営がこんな風に改善されました」といったことを謳い文句にしているものが多いですよね。しかし、識学を受けた経営者の多くは、「会社が問題を抱えているから何とかしたい」ではなく、「今から何かを作っていきたいから、その上で起こりうるリスク・課題を事前につぶしたい」という想いで導入を決めていると思います。

当社の場合、組織の仕組みや制度をこれから新たに作るという過程で識学に出会い、これから会社が拡大していってもブレることのない強固な基盤を作る上での理論を取り入れることができたのは、とても幸運だったと思います。当社と同様の規模で、管理職もある程度生まれて、これから組織づくりを視野に入れている会社が識学を学ぶと、最も効果が出るのではないかと思います。

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