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「あなた自身の価値」を決めるのは誰か?

日々の仕事の中で「毎日遅くまで残業して、自分なりに全力を尽くしているのに、なぜか正当に評価されない」 「モチベーションが上がらないから、今は成果が出なくても仕方がない」といったモヤモヤや葛藤を抱えていませんか。

本記事では、識学が定義する「ヒト認識」という概念を軸に、ビジネスパーソンが本当に追求すべき「他者評価」の本質を解説します。

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コミュニティを磨く「ヒト認識」の真意

識学におけるヒト認識とは、「人はその人が所属するコミュニティを重ね合わせて認識している」ということを指します。そのため、ビジネスパーソンとしての市場価値や社会的信用は、個人の主観的な能力や自己主張だけで決まるものではありません。なぜなら周囲は常に、その人が「どのような組織に属し、そこでどのような成果を残したか」という、所属する組織の看板も含めて評価しているからです。
そのため、所属する組織が市場で負け続けていれば、その個人の価値も高く評価されづらくなります。逆に、所属する組織が市場で勝ち続けていれば、それだけで市場から高く評価されやすくなります。

したがって、個人主義的なスタンドプレーに走るのではなく、組織全体の業績やブランドという「看板」を磨くことこそが、自身の価値を高める最も確実な道であるといえるのです。

自らの社会的価値を高める「姿勢のルール」の遵守

個人の社会的価値、あるいは組織の社会的価値を高めるという目的を達成するためには、所属するコミュニティの看板を磨き続けるという行動が不可欠です。この行動を日々の具体的な行動に落とし込み、他者からの正しい評価を獲得するために欠かせないのが、組織内における自らの「位置(ポスト)」の正確な認識と、「姿勢のルール」の遵守です。
組織の看板を磨くという行動を徹底しようとしても、社員がそれぞれの持ち場で「自分のやりたいようにやる」状態では、組織の規律は崩れ、看板を磨くことにつながりません。そのため組織においては、まず明確な「姿勢のルール」を徹底する必要があります。識学における「姿勢のルール」とは、挨拶をする、期限を守る、組織の規律に従うといった、誰もが100%達成できる約束事のことです。

姿勢のルールにおいて重要なのは、上司と部下の間で認識のズレが一切生まれない「完全結果」の状態で提示され、それを守ることです。「完全結果」とは、期限と状態を含んだ客観的な事実を指します。
• 不適切なルールの認識
「なるべく早く書類を出してほしい」
⇒ これでは部下が「自分なりに早く出した」と言い訳をする余地が生まれ、認識がズレる可能性があります。
• 完全結果によるルールの認識
「金曜日の17時までに、指定のフォルダに書類を格納してください」
⇒ 部下が自らの「位置」を正しく認識し、「期限と状態」をクリアすることだけに集中できるようになります。

「正当に評価される人」になるための3つの鉄則

他者評価の本質を理解し、組織の中で正しく自分の価値を高めていくために、私たちが勘違いしてはならない注意点があります。日々の仕事の中で、以下の罠に陥っていないかセルフチェックしてみましょう。


① 「自分の位置」を正しく認識する

「自分の意見がもっと通るべきだ」「上司の決定に納得いかないから動かない」というのは、組織における自分の「位置」を錯覚している状態です。重要なことは、自身の位置における役割を正しく認識して、その位置で求められている成果を達成するための具体的な行動に集中することです。
なお、組織や自身の役割において改善が必要な事象に気づいた場合、その事実を直属の上司やしかるべき窓口に報告することは、位置に応じた正当な行動です。

② 「自分ルール」を優先にしない

「自分は売上を上げているから、少しくらい遅刻してもいいだろう」といった例外を求めることは、組織の看板を磨くことにつながりません。どんなに高い成果を出していても、基本的な規律(姿勢のルール)を守れなければ、周囲から高い評価を得ることは難しくなります。


③ 「プロセス」という言い訳を捨てる

結果が出なかった際、「夜遅くまで頑張っていたから」「プロセスは良かったから」と、自分の頑張りを評価してほしいと思うかもしれません。しかし、それはあくまで「自己評価」であり、上司が下す「他者評価」とは異なります。プロセスを言い訳にしてしまうと、「結果が出なくても、頑張っている姿勢を見せればいい」という自己満足に陥り、組織の看板を磨くという本来の目的から遠ざかってしまいます。評価はあくまで「他者(上司)が決める結果」で決まるという現実を受け入れる必要があります。

本記事のまとめ

識学における「ヒト認識」とは、「人はその人が所属するコミュニティを重ね合わせて認識している」ということを指します。そのため、組織の中で評価され、自身の価値(=看板)を高めていくためには、日々の仕事において以下の3つのポイントを徹底する必要があります。

• 自身の「位置」を正しく認識し、求められる成果に集中する
• 組織の基本的な規律(姿勢のルール)を遵守する
• 他者評価である「結果」を受け入れる

「自分の価値を決めるのは、自分ではなく他者(周囲・市場)である」と認識し、自身の位置における役割、ルールの遵守、そして「成果を出すこと」に集中すると割り切るからこそ、個人としての市場価値が高まり、組織の成長スピードも劇的に加速するのです。

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