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マネジメント識学導入事例 2026.06.19

【導入企業インタビュー(WLNB)】現場ルールを統一させ、判断がブレない組織体制へ

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【導入企業インタビュー(WLNB)】現場ルールを統一させ、判断がブレない組織体制へ

プロフィール

庄司 健太 様

高砂食品株式会社

生産部

製麺会社である高砂食品で、生産部長兼工場長として現場スタッフを統括。常温で100日間保存できる麺を商品化し、全国に広めるため試行錯誤を重ねてきた。成果を上げるために組織の判断基準と報告ルートを明確化し、ルールを徹底。感情に左右されない体制を築くことで現場の自律性と生産性を高めている。

工場の生産性と商品の品質を高める責任者

ーまずは、現在お勤めの会社や庄司様ご自身の役割を教えてください。

高砂食品は青森県にある明治40年創業の製麺会社です。うどんやそば、ラーメンなどの商品を全国各地に販売しています。私は入社15年目になるのですが、現在は生産部長兼工場長として、工場全体の運営を任されています。なかでも生産性の向上と、自社商品の品質面で最終責任を持ち、約50〜60名のスタッフを統括する立場です。

ー事業や商品の強みを教えてください。

通常の生麺・ゆで麺は冷蔵で30日ほどが賞味期限ですが、自社の商品は常温で100日持ちます。ほとんどの企業が保存性の高い「冷凍麺」や「インスタント麺」を主力商品として扱っているので、大きな差別化になっています。実は、この麺は私が工場長になってから、部下と何度も試作を重ねて開発をしたもので、すごく愛着があるんです。

商品を広めることは、自分の夢を追いかけること

ー庄司様にとって仕事とは、生活を充実させるものか自己実現の場かどちらですか。

どちらかといえば自己実現の場ですね。生産部長兼工場長という裁量があるポジションを任せてもらったことをきっかけに、これまで以上に自社の商品を本気で全国に広めたいと思うようになりました。もっと知名度のある会社に成長させたい。そのために成果を出すことが、純粋に楽しいんです。ただ、仕事一辺倒ではなく、家族との時間も同じくらい大切にしたいと思っています。

ーご家族を持たれる前は、自己実現の場であるという意識が100%だったのでしょうか。

そういうわけでもありません。家庭を持つ以前は、趣味を充実させるために仕事に熱中していました。当時はクラブやフェスで流れるようなダンスミュージックに没頭していて、作曲や配信をしていたんです。夜通し作業することも多くて、そのまま翌日仕事に行ったりもしていましたね(笑)。だからといって仕事を適当にやっていたわけではありません。同期には負けたくない、早く役職につきたいという気持ちもあって、負けず嫌いな性格が仕事のモチベーションになっていました。

現場の基準を統一し、判断スピードを加速させる

ー仕事をする上でどんなことを意識されていますか。

まず成果を出すために意識したのは、組織の基準を揃えることです。以前はどこか曖昧で、人によって判断にバラつきが生じていました。そこで、目標に対していつまでにやるのか、どうなったら完了できたと言えるのかを具体的に伝えるようにしました。また、誰に対して報告・相談するべきかを明確にし、直属の上司を飛び越えないよう体制を強化。感情や雰囲気ではなく、ルールを軸に判断する習慣を現場に浸透させることを意識してきました。

ーそれによって、どんな成果を残せたのでしょうか。

現場の判断が揃い、無駄な確認や手戻りが大きく減りました。報告・相談のルートが明確になったことで情報共有のスピードと正確性が上がり、現場が自律的に動けるようになったんです。生産性を維持したまま、メーカーとしては珍しい完全土日休みを実現できました。

成果が生活を満たし、休日が仕事への活力を生む

ー庄司様にとって仕事と生活はどんな関係性がありますか。

仕事と生活は、切り離せるものではなくて、完全に連動しているものだと思っています。若い頃は「仕事のストレスを趣味で発散する」という感覚もありましたが、今は少し違うんです。仕事で成果を出せると経済的にも精神的にも満たされて、それがそのまま生活の充実につながっています。それだけでなく、土日に休めるようになって家族と過ごす時間も増え、そこでリフレッシュできるからこそ、また仕事に前向きに取り組めているなと感じます。

仕事をやり切ったら、自給自足にチャレンジしたい

ー仕事面での今後のビジョンを教えてください。

3〜5年の中期的な目標は、売上を約4割ほど伸ばしていくことです。そのためにも、東京や南東北など東日本エリアでの知名度をもっと上げていきたいですね。さらに、キャッシュフローがいい状態を維持して、老朽化している工場の建て替えができたらなと思っています。商品自体は、海外展開も視野に入れていています。輸出や現地の流通を考慮して、賞味期限を100日から180日、できれば360日まで伸ばせる技術開発にも挑戦していきたいです。

ー庄司様の人生のビジョンを教えてください。

子どもの成長をきちんと見守れる人生であることですね。今3歳なので、なるべく一緒に過ごす時間を大事にしたいと思っています。将来は両親のような歳の重ね方ができたらいいなと思い描いています。実家の父と母は定年後に趣味として農作業を始めました。働いている時も楽しそうでしたが、今もすごく幸せそうに暮らしているんです。私も、仕事を思う存分やり切って、定年後は早寝早起きをして自給自足に近い生活ができたらいいなと考えています。

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