目次
プロフィール
加藤正一 様
株式会社アースネット
取締役 施工部部長
創業期から代表と共に現場を支えてきた株式会社アースネット取締役・施工部部長。識学の導入をきっかけに、「個人の能力」ではなく「組織で勝つ」体制へと方針を転換。部下育成と任せる仕組みづくりにより現場の安定と家庭の時間を実現し、受けた恩を次世代へ返すべく、続く会社づくりに挑み続けている。
創業期から支える施工責任者
ーまずは、現在のお役職と会社について教えてください。
株式会社アースネットで取締役を務めている加藤と申します。前身は「鳩山石材」で、現在は墓石工事を中心に、建設工事全般を手がけています。あわせて、樹木葬・葬儀・終活を「TOWANI(トワニ)」として展開し、供養に関わる分野でも広く活動しています。私は入社17年目。個人事業だった頃から、代表・専務と共に汗を流してきました。現在は部をまとめる立場ではありますが、机上の管理だけでなく、自らも現場に出るプレイングマネージャーとして、仲間と同じ目線で取り組んでいます。
ー現在のお仕事で、特に責任の大きい部分はどこですか?
会社から期待されているのはマネジメントですが、現場の比重も高いです。お墓を建てる、あるいは解体する。その一つひとつがご家族の大切な節目だからこそ、スケジュールや安全管理、仕上がりの品質まで気を抜くことができません。マネジメント面で言うと、現在は直下に1名、その配下に2名の計3名体制を束ねています。「次の現場を任せられる人を育てること」も、今の私にとって大きな責任のひとつです。

最優先は家族の何気ない日常を守ること
ー加藤様にとって仕事とは、どんな位置づけですか?
私にとって仕事は、プライベートを守るためのものです。大きな夢を追うというより、まずは安定をつくること。家族が安心して暮らせる、子どもが学びたいことに挑戦できる。それが私自身の充実につながるんです。生きていると、お金との縁は切れません。だからこそ、仕事を安定させ収入の土台をしっかり整えることを何より優先しています。
ー家族を何より優先される背景には、どんな想いがあるのでしょうか。
息子は小学6年生、娘は小学4年生。子どもが成人するまで、当たり前の学びや家族の旅行・何気ない休日の時間を安心して過ごさせたい。特別な夢というより、妻や子どもたちがやりたいことを諦めずに済む環境を整えておきたいんです。今は大きく困ることなく暮らせているので、ずっと夢をみているような気持ちです。
「現場を回す」のではなく「現場を育てる」
ー識学を知ってから、「成果」の捉え方はどう変わりましたか?
導入前は、「今日の現場を終わらせる」「1日1件をやり切る」ことが成果だと考えていました。識学を取り入れてからは役割やルールが明確になり、部長としての成果が「現場を回すこと」だけではないと気づきました。部下を成長させ、チームとして前に進める状態をつくることも自分の成果だと理解できたんです。個人で走ることから、組織で勝つことへ。成果の捉え方が大きく変わりました。
ー識学で特に学びになった点はなんですか?
一番の学びは、「不足の認識」と「完全結果」です。足りないものを曖昧にせず、どう補うかを行動に落とし期限まで含めて伝える。以前は自分の伝え方が曖昧なまま、できなかった部下に感情的に注意してしまい、離職が続いた時期もありました。今は、部下が自分の理解不足にすら気づいていないこともあると捉え、どこでつまづいているのかを細かく確認しながら伝えるようにしています。迷いを生まない伝え方が、結果的に人を育てると実感しています。
任せる仕組みをきっかけに、働き方と家庭にも変化が
ー仕事と私生活は、どんな関係だと感じますか?
仕事とプライベートは、切り離せるものではないと感じています。仕事が順調でトラブルなく現場が進んでいると、それだけで心が落ち着きますし、家の空気も自然と穏やかになります。逆に仕事が不安定だと、どうしても気持ちが揺れてしまう。過去には仕事で厳しい局面も乗り越えてきたので逆境への免疫はあるものの、それでもやはり安定を土台にしたいという気持ちは変わりません。
ー識学導入で、働き方や家庭への影響はありましたか?
一番大きいのは、「任せる」ことができるようになったことです。以前は自分で抱え込むことも多く、残業や遅い帰宅が続いていました。今は仕事を細分化し、役割を明確にして部下と一緒に仕事を進められるようになり、休日もしっかり取れるようになりました。家にいられる日が増えたことで家族と過ごす時間が増え、子どもが「遊びに行ってくる」と言ったときに、きちんと顔を見て「行ってらっしゃい」と言える。その何気ない積み重ねが、心の余裕につながっています。

代表が安心して引退できる会社にしたい
ー3〜5年の中期目標は何ですか?
自分を除いた2班体制の施工部隊をつくり、現場を任せられるリーダー層を増やすことが目標です。現在は大型墓石や樹木葬など大きな工事は外注に頼る部分もありますが、将来的には自社で一貫して請け負える状態にしたい。2月からは外国人実習生2名が加わるため、建立・基礎・解体の3項目で安全基準を満たす社内テストを進めています。あわせて、自身も1級施工管理技士の資格取得を目指し、組織としての信頼性を高めていきたいです。
ー長期的には、どんな未来を描いていますか?
現代表が安心して引退できる組織をつくり、2代目・3代目へと事業をつないでいきたい。代表の代で終わらせるのは、あまりにももったいないと思っています。個人的な目標としては、自分の家族だけでなく、社員とその家族・取引先・お客様まで、関わるすべての人が安定して働き、暮らせる状態をつくりたい。そして、お世話になった代表・専務には、いつか船旅を楽しむような穏やかな時間を過ごしてほしい。受けた恩は、何倍にもして返していくつもりです。

記事を読んで、もっと識学を知る。
あなたの組織課題に、識学がどう応えるのか。次の一歩を選んでください。
5,000社以上の導入実績/60分・完全無料のマネジメント相談を受付中
-1000x750.jpg)



