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マネジメント識学導入事例 2026.06.19

【導入企業インタビュー(WLNB)】数字と役割で成果を再現する。組織を変えた会議改革

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【導入企業インタビュー(WLNB)】数字と役割で成果を再現する。組織を変えた会議改革

プロフィール

柴崎 昌太 様

医療法人社団 恒潤会

経営本部 統括

首都圏で皮膚科診療所を展開する医療法人社団 恒潤会。柴崎昌太さんは経営本部統括として、複数院の運営と組織づくりを担っている。医師・看護師・受付など様々な立場のスタッフの意思統一をはかるために奮闘。仕事への向き合い方や成果を生み出すための考え方、そしてこれからの医療の在り方について話を伺った。

複数院を横断し、経営と現場を支える

ー 現在のお立場と、組織全体の中で担っている役割について教えてください。

首都圏で皮膚科診療所を展開する医療法人社団 恒潤会で、経営本部の統括を務めています。現在は4つの診療所を運営し、4月には新拠点がオープン。経営数値の管理、各院の品質・コンプライアンス・業務習熟度の統一に加え、保険診療と美容医療の両面で「地域に合ったサービス設計」を行うことが、私の主な役割です。

ー統括本部として、特に大切にしていることは何でしょうか。

意識しているのは、「チームと個人が前向きに目標へ向かえる状態をつくる」ということです。そのために、自分が関わることで組織のパフォーマンスが最大化されるかどうかを常に基準にしています。週に数回、各院を回り、スタッフと対話しながら、数字だけでは見えない課題を拾い上げる。一方で、ルールや役割を明確にして各院のばらつきをなくし、患者さんに提供するサービスの質を揃えていく。これが仕事の中心になっています。

役割が明確になることで、迷いがなくなる

ー「仕事」とは、どのような存在ですか。

私にとって仕事は、自己実現の場そのものです。自分の存在が誰かの行動や結果に影響を与え、組織がより良く動いていく。そのプロセスに関わることが、いちばんのやりがいです。医療機関は、医師・看護師・受付など職種も守備範囲も異なり、共通目標の一致が難しい職場です。だからこそ、ルールや判断基準を整え、迷いなく患者さんの安心・満足につながる選択ができる状態をつくる。その積み重ねが、自分にとっての「自己実現」だと感じています。

ー仕事とプライベートの関係は、どのように捉えていますか。

自己実現の主戦場は仕事ですが、その充実は家庭にも直結していると感じています。家庭は、自分にとって安らぎと落ち着きの場です。ただ、求められる役割を理解し、お互いをどう支え合うかを考える点では、仕事と共通しています。仕事の中で、役割やルールを言語化していく経験が増えるほど、家庭内でも「自分が果たすべき役割」がクリアになり、安心感の土台が整っていく。仕事での取り組みが、結果的にプライベートの満足度にもつながっている実感がありますね。

ルールを定めることで、成果に再現性を

ー「成果」の捉え方や、成果の出し方に対する意識は、識学と出会ってどのように変化しましたか。

以前から、成果とは「再現性を伴う結果」であるべきだと考えていました。ただ当時は、個々の努力や経験に頼る部分が大きく、同じ成果を続けて出すことが難しかったのも事実です。識学と伴走する中で、成果を数字やルールで捉え直し、「誰がやっても同じように再現できる状態」をつくることの重要性を強く認識しました。役割や会議体の目的を明確にし、前提条件を揃えることで、プロセスが可視化される。結果として、コミュニケーションロスが減り、一人ひとりが業務に集中できる環境に近づいてきたと感じています。

ー特に変化を実感した、具体的なエピソードがあれば教えてください。

大きかったのが、会議体の再設計です。以前はアジェンダを決めても、議論が脱線しやすく、「あの事情もある」「この要因もある」と他責的な話で時間が過ぎてしまうことが少なくありませんでした。そこで、会議の目的と役割、報告資料のフォーマットをつくり、「この場で何を決めるのか」「誰がどこまで責任を持つのか」をルールとして定義し直しました。その結果、感情論や個別事案が飛び交う場面が減り、患者さんの満足度向上や数字改善に直結する議論に集中できるようになりました。

余白の時間が次の挑戦につながる

ー識学が提唱する「WORK LIFE NEW BALANCE」の考え方について、どのように感じていますか。

自分の価値観と非常に近いものがあります。仕事が整い、役割やルールが明確になっているほど、生活の満足度も高まる。医療機関は、価値観も役割定義も多様な人が集まる場だからこそ、「何を成果とするか」「自分はどこまで責任を持つか」を揃えることが重要です。仕事の基盤が安定すると、気持ちの余白が生まれます。その余白が、次の成長への挑戦や、プライベートの充実につながっていくと感じています。

ー成果にフォーカスして働くようになってから、私生活はどのように豊かになりましたか。

以前は、うまくいかない出来事を自分の中に抱え込み、マイナスの感情をそのままプライベートに持ち込んでしまうこともありました。今は、役割の定義と仕組み化が進んだことで、「人に任せること」への不安が薄れ、心に余白が生まれています。その余白を、ヘルスケアの情報収集や勉強、人とのつながりづくりにあてることで、仕事にも還元できるようになりました。仕事そのものが半分は趣味のような感覚になり、土日も「仕事で消耗したから休む」のではなく、「次に活かすために力を蓄える時間」になっています。

地域医療のこれからをつくっていく

ー今後3〜5年ほどの中期的なビジョンを教えてください。

直近では、5院目の立ち上げを見据えながら、「拡大してもパフォーマンスを落とさない仕組みづくり」をさらに進めていきたいと考えています。これまで整えてきた会議体や役割の定義を土台に、管理者教育やスタッフ評価の仕組みを強化し、学習と成長が循環する組織にしていくことが目標です。働く側の満足度と、患者さんの体験価値を同時に高めていけるよう、再現性のあるオペレーションと人材育成の両輪を回していきたいと思っています。

ー10年先、あるいは個人としての長期的なビジョンについてもお聞かせください。

10年というスパンで見ると、高齢化が進む地域医療の中で、「診療所がどのような役割を果たすべきか」を再設計していきたいと考えています。対面診療だけにとらわれず、多様な価値観や働き方にフィットする医療のかたちを模索していきたいです。その中で個人としては、特定の肩書きにこだわるのではなく、自分自身も学び続けながら、組織や周囲に良い影響を与え続ける存在でありたいです。

医療法人社団恒潤会 HP:https://m-kosugihifuka.com/access/

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