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「ヒトモノカネ」「情報」は経営とマネジメントに必須!組織が成長するために必要なこととは?

「マネジメント」という言葉の意味を辞書的に捉えると「管理」「処理」「経営」となります。しかし、このように辞書的な意味から捉えただけでは、組織運営や改革の実態との乖離を感じる経営者の方も多いのではないでしょうか。

マネジメントとは組織のさまざまな機能や構成要素を統合し、経営上の目標達成に導く手法と言えます。その中では一般的に「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の管理に着目します。マネジメントはこうした要素をうまく切り盛りし、経営戦略の効果を上げて組織の目標(ミッション)を効率よく実現する試みです。

マネジメントの提唱者であり、経営学者のピーター・ドラッカーは「マネジメントとは組織に成果を上げさせるもの」と述べ、マネジメントを担う人をオーケストラの指揮者に例えています。

それぞれの演奏者を統合し、音楽演奏を成功させる作業はマネジメントの好例です。今回は組織におけるマネジメントについて掘り下げて考えてみましょう。

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リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップとマネジメントの違い
組織運営のうえでマネジメントと補完関係をもちながら、異なる役割をもつのがリーダーシップです。リーダーシップとは組織を取り巻く環境に自組織を適応させるため、組織変革を導く羅針盤の役割をします。

IT(情報技術)の進歩は市場のニーズやビジネスの仕組みを急速に変革しています。組織が生き残るためには、市場に合わせてビジネスの仕組みを柔軟に組み替えて付加価値を創出するリーダーシップと、組織の生産性や効率性を重視するマネジメントの両輪が不可欠といえます。

ただしリーダーシップとマネジメントは補完関係にあってもイコールではありません。マネジメントとリーダーシップはともに「組織のビジョン達成に向けた取り組み」という共通の仕事がありますが、ビジョン達成のために用いる具体的な手法が異なると言われています。

経営学者ジョン・コッターはマネジメントとリーダーシップの決定的な違いは「果たすべき目的の相違」としています。リーダーシップは「市場・組織の将来を見据えた判断のもとで戦略策定し、方針を示すこと」であって、マネジメントは「策定した戦略・方針を効率よく正確に推進すること」です。

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マネジメントに必要なこと

マネジメントに必要なこと

マネジメントに必要な要素は「構想」「計画」「運営管理」「完了管理」の四つです。

構想

マネジメントは構想からはじまります。構想は決定した組織戦略・方針を効率的・効果的に、そして正確に遂行することといえます。この段階ではプロジェクト実施の価値や、そのプロジェクトが組織戦略達成の最適な策といえるか、をまず検証します。

計画

次は計画です。計画はプロジェクトの実現に向けて「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の経営資源の全体的な設計図を描く作業です。構想したプロジェクトが決定したら、プロジェクトの実施計画を綿密にプランニングします。構想を具体的に「みえる」形にまで煮詰めていきます。

運営管理

運営管理は計画の進捗状況を把握する作業です。計画が決まると経営資源が実際に動きはじめます。チームを統率して計画を実行し、問題が発生すれば解決しながらプロジェクトを前進させます。定期的な中間成果の評価や、必要に応じた修正措置が必要です。

完了管理

最終ステップの完了管理はプロジェクトの総括です。実施したプロジェクトの効果や成果を検証します。どの程度の組織戦略・方針の達成ができたのかを評価・分析し、把握します。完了管理は実施したプロジェクトを組織のノウハウとして蓄積するためにも欠かせないステップです。

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まとめ 組織の成長のために「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」がマネジメントには大切!

まとめ 組織の成長のために

市場の不確実性・複雑性が高まるビジネスのなかで、業績を上げ続けるためには組織の力を最大限に引き出して、組織の機動的な動きに昇華させる術が不可欠です。この責務を果たせるかどうかはマネジメント層、あるいはリーダーのパフォーマンスにかかっています。

マネジメントで扱う「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の経営資源のなかで、とりわけ注目すべきは「ヒト」です。キャッシュフローを生む力が特に強いのが「ヒト」だからです。企業の「企」は「人が止まる」と書きます。企業にとって貴重な資産はヒトなのです。

特に成長ステージにある組織においては、従業員のスキルのレベル、マインドの方向性は多様化します。こうした中で、シンプルなルールを設定し周知させずに、個々の従業員の要望や、それぞれが自身の中で設定しているルールに合わせたマネジメントを行ってしまう場合も少なくありません。

こうした組織では従業員同士のルールのすり合わせ、答え合わせに割かれる労力が増していくでしょう。自由な発想を促進するために従業員個々のルールを尊重したはずが、逆にスピードを落としてしまうことになりかねないのです。

組織を束ねるマネジメントとして、ぜひ従業員同士のルールの認識がぶれないような組織運営を心がけたいところです。

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